2025年3月7日 更新!
外壁・屋根塗装で失敗しないための費用と流れ
戸建て住宅の外壁や屋根、いつまでも美しく保ちたいものですね。 しかし、年月とともに劣化は避けられず、塗装の必要性を感じている方も多いのではないでしょうか。 外壁と屋根の塗装は、まとめて行うことで費用や手間を削減できるメリットがあります。 今回は、外壁と屋根を同時に塗装する場合の費用、メリット・デメリット、工事の流れ、業者選びについて解説します。 外壁屋根塗装の費用相場と見積もりのポイント 坪数別の費用相場 外壁と屋根の塗装費用は、家の大きさ(坪数)によって大きく変動します。 一般的に、20坪で60~90万円、30坪で80~140万円、40坪で100~160万円、50坪で120~180万円、60坪で140~200万円といった費用相場が想定されます。 これはあくまで目安であり、使用する塗料の種類や劣化状況、工事内容などによって大きく変わることをご承知おきください。 工事内容別の費用内訳 外壁と屋根の塗装費用は、いくつかの工事内容によって構成されています。 主な工事内容とそれぞれの費用内訳は以下の通りです。 ・足場設置費用:足場を組む費用。 外壁と屋根を同時に塗装する場合は、足場設置が1回で済むため、費用を抑えられます。 ・高圧洗浄費用:塗装前の汚れや古い塗膜を除去する費用。 ・下地処理費用:ひび割れ補修やシーリング(コーキング)打ち替えなど、塗装前の下地調整費用。 ・塗装費用:下塗り、中塗り、上塗りといった塗装工程にかかる費用。 使用する塗料の種類によって費用が大きく変動します。 ・その他費用:付帯部(雨どい、軒天など)の塗装費用、廃棄物処理費用など。 これらの費用は、業者によって見積もりの記載方法が異なるため、不明な点は必ず業者に確認するようにしましょう。 見積もりのチェックポイント 見積もりを確認する際には、以下の点をチェックしましょう。 ・工事内容が明確に記載されているか。 ・使用する塗料の種類とメーカーが明記されているか。 ・各工事項目の単価が明確に記載されているか。 ・総額が妥当な範囲内か(相場と比較)。 ・保証内容が明記されているか。 費用を抑えるためのポイント 塗装費用を抑えるためには、以下の点に注意しましょう。 ・業者から見積もりを受け、検討する。 ・自治体の補助金制度を活用する。 ・耐久性が高い塗料を選択することで、長期的なコスト削減につなげる。 ・工事時期を調整することで、費用を抑えられる可能性がある。 外壁 屋根 塗装工事のメリットデメリットと流れ 外壁と屋根を同時に塗装するメリット 外壁と屋根を同時に塗装する最大のメリットは、足場費用を削減できることです。 足場は高額なため、1回分の費用を節約できるのは大きなメリットです。 また、工事期間を短縮できることや、塗料の色を統一してデザイン性を高められるといったメリットもあります。 外壁と屋根を同時に塗装するデメリット デメリットとしては、一度に支払う費用が高額になること、工事期間が長くなる可能性があることが挙げられます。 しかし、トータルコストを考えると、同時に塗装する方が費用を抑えられるケースが多いです。 外壁屋根塗装工事の流れ 外壁と屋根の塗装工事の流れは、概ね以下の通りです。 ・近隣への挨拶 ・足場の設置 ・高圧洗浄 ・下地処理 ・養生 ・塗装(下塗り、中塗り、上塗り) ・完了検査 ・足場の解体 各工程にかかる日数は、家の大きさや天候、劣化状況などによって異なります。 [caption id="attachment_33914" align="alignnone" width="1024"] Digital Camera[/caption] まとめ 外壁と屋根の塗装は、同時に施工することで費用と時間を節約できるメリットがあります。 しかし、費用が高額になることや、工事期間が長くなる可能性もあるため、メリット・デメリットを比較検討することが重要です。 見積もりを受け、工事内容や使用する塗料、保証内容などを確認し、信頼できる業者を選びましょう。 費用を抑えるためには、補助金制度の活用や、耐久性が高い塗料の選択なども有効です。 塗装は家の寿命を左右する重要なメンテナンスです。 この記事を参考に、最適なプランを選び、快適な住まいを長く守りましょう。

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