2025年6月12日 更新!
溶剤系塗料とは?種類・性質・用途をわかりやすく解説します!
塗装のプロフェッショナルとして、日々さまざまな塗料と向き合っている方。 最適な塗料選びに迷う瞬間もあるのではないでしょうか。 特に溶剤系塗料は、その特性から使いこなすには高度な知識が求められます。 そこでこの記事では、溶剤系塗料の基礎知識を網羅的に解説します。 水性塗料や自然塗料との比較を通して、それぞれの特性を理解し、現場での適切な塗料選択に役立ててください。 溶剤系塗料とは何か 溶剤の定義と種類 溶剤系塗料は、有機溶剤を主成分とし、樹脂や添加剤を溶解させた塗料です。 油性塗料と呼ばれることもあります。 有機溶剤とは、揮発性の高い有機化合物のことで、塗料の乾燥過程において重要な役割を果たします。 代表的な有機溶剤には、トルエン、キシレン、酢酸エチルなどがあります。 これらの溶剤の種類や配合比率によって、塗料の性質が大きく変化します。 塗料の乾燥方法は、溶剤の揮発によるものと、空気中の酸素との化学反応によるものの2種類があります。 溶剤系塗料の性質 溶剤系塗料は、有機溶剤の揮発性を利用して乾燥するため、乾燥時間が比較的短く、作業効率が高いです。 また、金属やプラスチックなど、さまざまな素材への塗装に適しています。 湿度や気温の影響を受けにくいのも大きなメリットです。 一方で、引火性が高いこと、VOC(揮発性有機化合物)を含んでいること、独特の臭いがあることなどがデメリットとして挙げられます。 VOCは人体や環境に悪影響を与える可能性があり、取り扱いには注意が必要です。 溶剤系塗料の用途 溶剤系塗料は、その優れた密着性と耐久性から、自動車や機械などの工業製品、建物の外壁など、幅広い用途で使用されています。 特に、金属への塗装に強い力を発揮します。 また、耐水性や耐候性に優れた塗料も多く、屋外での使用にも適しています。 しかし、VOC規制の影響を受けやすいという点も考慮する必要があります。 溶剤系塗料のメリットデメリット 溶剤系塗料の長所 ・乾燥時間が短い ・さまざまな素材への塗装が可能 ・湿度や気温の影響を受けにくい ・高い耐久性と密着性 溶剤系塗料の短所 ・引火性が高い ・VOCを含むため、人体や環境への影響が懸念される ・独特の臭いがある ・シンナーなどを使用するため、後処理の手間がかかる 水性塗料・自然塗料との比較 溶剤系塗料、水性塗料、自然塗料は、それぞれ溶剤の種類や原料が異なります。 水性塗料は水性溶剤を使用し、環境に優しく臭いも少ないのが特徴です。 しかし、乾燥時間が長く、金属への塗装には不向きな場合があります。 自然塗料は天然素材を使用しており、人体や環境への影響が少ない反面、耐久性が低い傾向があります。 用途や環境、求める性能などを考慮して、最適な塗料を選択することが重要です。 まとめ この記事では、溶剤系塗料の定義、性質、用途、そして水性塗料や自然塗料との比較について解説しました。 溶剤系塗料は乾燥が早く、さまざまな素材に適用できる一方、引火性やVOCへの配慮が必要な塗料です。 その特性を理解し、他の塗料との比較検討を行うことで、専門技術者としての判断力を高め、より最適な塗料選びが可能になります。 それぞれの塗料のメリット・デメリットを踏まえ、安全かつ効率的な塗装作業を心がけてください。 現場での適切な塗料選択が、高品質な仕上がりと作業効率の向上に繋がるでしょう。 当社では、外壁・屋根塗装に加え、雨漏り診断や補修にも専門的に対応しています。 地域の気候に合った塗料選びや施工方法を熟知しており、見えない部分のトラブルにも迅速・丁寧に対応いたします。 外壁・屋根塗装の劣化や塗り替えでお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
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