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2023年8月13日 更新!
火災保険で外壁塗装ができるって本当?使うための条件や注意点を紹介!
火災保険で外壁塗装ができるって本当?使うための条件や注意点を紹介!       火災保険で外壁塗装が行えるという宣伝や営業を受けたことがある方はたくさんいるでしょう。 火災保険を使えれば、数十万円以上の費用が掛かる外壁塗装を安く行えます。 とはいえ、 「本当に火災保険が適用されるの?」 という疑問を抱えている方も多くいるはずです。 そこで今回は、火災保険を使って外壁塗装を行うための条件や注意点について詳しく解説していきます。   火災保険で外壁塗装を行うための条件 結論から言ってしまうと、火災保険で外壁塗装を行うためには、いくつかの条件を満たす必要があります。 無条件で使えるわけではありませんので注意してください。 以下、火災保険で外壁塗装を行うための条件について、詳しく解説していきます。   ・自然災害による破損、汚損であること 外壁の破損原因が災害によるものでなければ、火災保険は使えません。 災害というのは、 ・台風 ・土砂災害 ・豪雪 などを指します。 水害でも対象にはなりますが、水害補償に加入していない場合は対象外となりますので注意が必要です。   ・被災してから3年以内であること 災害によって外壁が破損した場合、火災保険を使って外壁塗装が行えますが、無期限で補償が受けられるわけではありません。 外壁塗装に火災保険を適用するためには、被災から3年以内に申請することが条件となっています。 3年というのは、保険法によって定められている期間ですので、 ・保険会社 ・保険の種類 によって変動することはありません。   ・免責金額を超えていること 火災保険には、免責金額が設けられていることがほとんどです。 免責金額というのは、 「この金額以下の補修は受け付けませんよ」 という規定のことを指します。 一般的に、火災保険の免責金額は20万円ほどで設定されるケースが多く、外壁塗装の見積もりが免責金額以下になった場合、自費での補修となりますので注意してください。   外壁塗装に火災保険が適用されないケース では次に、火災保険が適用されないケースについて詳しく見ていきましょう。   ・床下浸水の場合 先ほど、火災保険の水害補償に加入している場合は、水害による外壁塗装にも火災保険が適用されると解説しました。 ただ、これには1つ条件があります。 それは、床上浸水以上でなければならないということです。 床下浸水により、外壁が汚損あるいは破損してしまった場合は対象外となりますので注意しましょう。   ・老朽や経年劣化による破損 火災保険というのは、その名の通り災害によって受けた被害を補償してくれる保険のことです。 経年劣化や老朽による破損については対象外となります。 後ほど詳しく解説しますが、中には、 「経年劣化や老朽でも火災保険が使えますよ」 という嘘の情報を伝えて契約を取ろうとする悪質な業者もありますので、正しい知識を身につけておかなければなりません。   火災保険申請の流れ では次に、火災保険を申請する際の流れについて詳しく見ていきましょう。   ステップ1:写真を撮影しておく 災害によって外壁が破損もしくは汚損してしまった場合は、ひとまずその箇所の写真を撮りましょう。 写真を撮っていない場合、被害状況の確認や破損、汚損原因の調査が行えず、保険が下りない可能性がありますので注意が必要です。   ステップ2:業者に相談する 火災保険を使って外壁塗装を行う場合は、見積もりが必要となります。 そのため、まずは信頼できる業者を探して、現地調査と見積もりを依頼しましょう。 この時に、 「火災保険の利用を検討している」 と伝えておくことによって、業者ともスムーズに話を進められるようになります。   ステップ3:必要書類を用意する 見積もりを取ったら、保険会社に申請を行います。 申請方法については、加入している火災保険のパンフレットや保険会社HPに記載されていますので、事前にチェックしておきましょう。 申請後は、書類を提出する必要があります。 どのような書類が必要かわからない場合は、申請と同時に保険会社に確認しておくことをおすすめします。   ステップ4:鑑定を受ける 書類を不備なく提出し、申請が受理された場合、後日鑑定人による調査が行われます。 調査内容は、主に下記の通りです。 ・損害は自然災害によるものか ・見積もりの金額は妥当か 調査が終了したら、その結果をもとに保険会社が審査を行い、申請が認められれば保険金が支払われます。   火災保険を利用して外壁塗装を行うメリット では次に、火災保険を利用して外壁塗装を行うデメリットについて詳しく見ていきましょう。       自己負担額を最小限に抑えられる 火災保険を活用して外壁塗装を行うことによって、自己負担額を最小限に抑えられます。 冒頭でも解説したように、火災保険には数十万円以上の高額な費用が掛かります。 もちろん、外壁塗装を行うことによって、費用以上のメリットを得られるようになるのですが、金額が金額なだけにどうしても躊躇してしまいますよね。 火災保険を活用することによって、かかった費用の全額あるいは一部を補填してもらえますので、自己負担額を減らして外壁塗装を行えるようになるのです。   火災保険料を無駄にせずに済む 火災保険は、火災が起こった時の補填がメインとなる保険商品です。 自然災害による住宅の部分修理にも活用できるのですが、 ・火災保険=火事が起こった時しか使えない というイメージを持っている方も多く、ほとんどの場合は保険料をただ支払い続けるだけとなります。 自宅が火災に遭う確率は約0.04%と言われていますので、火災が起こった時のためだけに火災保険料を支払い続けるのは割に合いません。 火災保険を使って外壁塗装を行うことによって、保険料の元を取るという言い方はおかしいかもしれませんが、支払っている保険料を無駄にせずに済みます。 繰り返しとなりますが、火災保険は火災だけでなく、災害により生じた様々な損害を補償してくれる保険ですので、積極的に活用しましょう。   火災保険を利用して外壁塗装を行うデメリット では次に、火災保険を利用して外壁塗装を行うデメリットについて詳しく解説していきます。   満額は支給されない場合がある 火災保険は非常に便利な保険であり、条件を満たせば破損や汚損個所を修理するための費用を全額支給してもらえるケースもあります。 ただし、火災保険を利用するためには鑑定を受ける必要があり、結果によっては満額支給にはならない可能性がありますので注意が必要です。   すぐに支給されるわけではない 先ほども解説したように、火災保険を使用する際は、様々な手続きを行う必要があります。 この手続きにはある程度の時間がかかりますので、すぐに保険金を支給してもらうというのはかなり難しいです。 緊急を要する補修の場合、保険金の支給を待たずに工事を行うケースもありますが、その場合は一時的に費用を立て替える形となります。   火災保険を使って外壁塗装を行う時の注意点 火災保険を使って外壁塗装を行う際は、いくつかの注意点を頭に入れておく必要があります。 以下、具体的な注意点について詳しく見ていきましょう。   ・詐欺業者に注意する 火災保険を使って外壁塗装を行う際は、ひとまず適用条件を満たしているかどうかを確認することが大切です。 ただ、それ以上に重要なのが「信頼できる業者に依頼する」ということです。 外壁塗装業者の中には、契約欲しさに火災保険を巧みに利用するところもあります。 よくあるのが、 「経年劣化や老朽でも火災保険が使えますよ」 「火災保険を使えば実質無料で外壁塗装が行えますよ」 というような嘘をついて契約を結ばせようとするケースです。 悪質業者の口車に乗せられて契約をしてしまうと、 「結局火災保険が適用されず、自費で費用を負担することになった」 「聞いていた内容と違う」 というようなトラブルに発展する可能性が高くなりますので注意しましょう。   ・手数料の有無を確認する 火災保険を利用した外壁塗装を強く進めてくる業者の中には、手数料を要求してくるところもあります。 実際に 「保険金が少なく、工事が難しい場合は〇%の手数料を支払う」 という内容を契約書に盛り込んでいる業者もあるようですので、事前に確認しておかなければなりません。     まとめ   自然災害によって外壁が破損したり、汚損したりした場合、火災保険を使って外壁塗装が行える場合があります。 火災保険を活用すれば、自己負担額を減らせますし、保険料を無駄にせずに済みますので一石二鳥と言えます。 ただし、火災保険は無条件で適用されるわけではなく、いくつかの条件を満たす必要がありますので注意が必要です。 業者の中には、嘘の情報を伝えて契約を取ろうとするところもあります。 火災保険に関する嘘のセールストークに引っかかると、トラブルに繋がったり、後悔したりする可能性が高くなりますので、正しい知識を身につけたうえで準備を進めるようにしましょう。

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2023年8月11日 更新!
外壁塗装でよくあるトラブル11選!対処法や回避するためのコツも紹介!
外壁塗装でよくあるトラブル11選!対処法や回避するためのコツも紹介!       「外壁塗装を依頼したいけど、トラブルに巻き込まれないか不安だな・・・」 そう考えている方はたくさんいるでしょう。 外壁塗装には、決して安くない費用がかかります。 せっかく高額な費用を支払って依頼するのですから、最初から最後までスムーズに進めていきたいですよね。 そこでこの記事では、外壁塗装でよくあるトラブル11選とトラブルへの対処法、それからトラブルを回避するためのコツについて詳しく解説していきます。   【業者編】外壁塗装でよくあるトラブルと対処法 まずは、外壁塗装業者との間で起こりやすいトラブルと対処法について見ていきましょう。 ・仕上がりがイメージと違う 業者間トラブルで比較的多いのが、 「仕上がりがイメージと違う・・・」 というものです。 外壁塗装を行う際は、色見本を見たり、カラーシミュレーションをしたりして色を決めるのが一般的です。 ただ、色見本と実際の仕上がりでは見え方が変わってきます。 イメージと違う仕上がりになってしまった場合は、塗り直しを行うしか方法がありません。 ただ、依頼主都合での塗り直しにかかる費用は、基本的に全額自己負担となりますので注意が必要です。 イメージとの相違をなくすためにも、できる限り大きな見本を、太陽光に当てて確認したり、実際の施工例を見たりして慎重に検討していきましょう。   ・色むらや剥がれがある 塗装が完了した後に、色むらや剥がれが見つかるケースもあります。 このような場合は、すぐに指摘して修正を指示してください。 外壁を含む塗装工事では、3回塗りが基本です。 ただ、業者によっては2回塗りしかしていないケースもあり、このような場合は色むらや剥がれが起こりやすくなります。 色むらや剥がれに関するトラブルを防ぐためには、実績豊富かつ信頼できる業者に任せるのが最も効果的な予防策となります。 全国にはたくさんの外壁塗装業者がありますが、安易に業者を選ぶと後悔する可能性が高くなりますので、様々な要素を加味しながら慎重に探していきましょう。   ・業者と連絡が取れない 全国にはたくさんの外壁塗装業者がありますが、そのほとんどは顧客思いの優良業者です。 そのため、受注した仕事については最後まで責任を持って行ってくれます。 ただ、一部の悪徳業者の中には、工事を後回しにしたり、いつまで経っても連絡を返さなかったりするところもあるのです。 このような場合は、ただ業者からの連絡を待つのではなく、自ら業者に電話を入れたり、事務所に出向いたりして確認をする必要があります。 契約書を交わしてしまっていた場合でも、8日以内であればクーリングオフが行えますので、できるだけ早めに対処しましょう。 連絡が取れない、レスポンスが遅い業者はお世辞にも優良業者とは言えません。 上記のようなトラブルを防ぐためにも、時間をかけて依頼する業者を探していきましょう。   ・依頼していない部分に塗料がついた 外壁塗装を行う際は、事前に塗装を行う部分と行わない部分について打ち合わせを行います。 この打ち合わせを疎かにしてしまうと、 「依頼していない部分にまで塗装されてしまった」 というトラブルが起こりやすくなりますので注意が必要です。 依頼していない部分に塗料が付いた場合や、業者の勘違いで塗装されてしまっていた場合、これは施工不備となりますので、しっかりと現状復旧を行ってもらいましょう。 このトラブルを防ぐためには、打ち合わせをとにかく丁寧に行うことが大切です。 業者と認識の相違があると、思わぬトラブルに発展しやすくなりますので注意してください。   ・見積もり額を大幅に上回る費用を請求された 外壁塗装をはじめとする様々な工事でよくあるのが、 「見積もり額を大幅に上回る費用を請求された」 というトラブルです。 場合によっては、やむを得ない事情で追加工事が必要になるケースもありますが、しっかりと打ち合わせを行い、業者が現地調査を徹底的に行っているのであれば、追加工事が発生する可能性はかなり低くなります。 追加工事及び追加費用請求の話が出た場合は、契約書をしっかりと確認しましょう。 あらかじめ契約に明記されていなかった費用については、支払いを拒否できます。 また、契約を結ぶ前に追加費用の有無を確認しておくだけでも、このようなトラブルを未然に防げるようになりますので、打ち合わせや確認作業を疎かにせず、とにかく丁寧に進めていくようにしましょう。   ・見積もりに記載されている作業を飛ばされた 外壁塗装の見積もりでは、金額だけでなく、どのような作業をどのような順番で進めていくのかを記載するのが一般的です。 ただ、いざ工事が始まってみると、見積もり内容と違った工事が行われるケースもあります。 工事が始まり、 「記載されている作業を行っていないのでは?」 と感じた場合は、すぐに業者に確認を取り、やり直しを依頼しましょう。 工事終了後でも、外壁塗装業者には瑕疵担保責任がありますので、欠陥や手抜き工事があった場合はやり直しを要求できます。 このようなトラブルを防ぐためには、見積もりに記載されている工程ごとに報告してもらうのがおすすめです。 そうすることによって、必要な工程が抜け落ちるというトラブルを回避しやすくなります。   ・工期が大幅に長引いている 外壁塗装は、天候に左右される工事です。 雨が降っている場合や、気温や湿度が適していない場合、作業自体が行えなくなってしまいます。 そのため、冬や梅雨などに依頼した場合、天候が原因となり作業が長引いてしまう可能性があります。 このような場合、業者側に損害賠償を請求することは基本的にできません。 ただ、正当な理由なく工期が遅れているのは間違いなく業者の責任ですので、すぐに連絡を入れて工事の催促をしてください。 工期の遅延は、天候が安定している時期に依頼することによって防ぎやすくなりますので、依頼時期についても再度検討してみましょう。   ・業者が倒産した 確率としてはかなり低いトラブルですが、業者が倒産してしまって工事が進まないというトラブルが起こってしまうケースもあります。 料金を支払っていない場合や、工事が始まっていない場合であればまだ何とかできますが、既に前金を支払っている場合や、工事が始まっている場合は早急に対処しなければなりません。 とはいえ、既に業者が倒産している場合や、夜逃げしてしまっている場合などは、トラブルの解決までにかなりの時間がかかります。 このようなリスクを回避するためにも、依頼する業者はとにかく慎重に選び、工事費用の全額前払いは行わないようにしましょう。   【近隣編】外壁塗装でよくあるトラブルと対処法 では次に、近隣住民との間でよくあるトラブルと対処法について詳しく解説していきます。         工事の音がうるさいとクレームが入った 外壁塗装工事では、足場の組み立てや解体など、音のなる作業を行う必要があります。 また、複数人の職人が声を掛け合いながら、連携をとって作業を進めていきますので、通常よりは騒がしくなってしまうことが想像されます。 場合によっては、近隣住民から「うるさい」とクレームが入ってしまうこともあるでしょう。 そのような場合は、業者と一緒に謝罪をして、工事期間や時間などを丁寧に説明して理解してもらうことが大切です。 また、工事が始まる際は業者が近隣住民に営業もかねて挨拶回りをするのが一般的です。 ただ、挨拶を業者に丸投げするのではなく、自ら直接出向くことによって、トラブルを回避できる可能性が高くなります。   隣家に塗料が飛んでしまった 外壁塗装では、隣家に塗料が飛び散らないよう、最善の注意を払って作業を進めます。 ただ、何らかの理由で隣家に塗料が飛んでしまうケースもあり、これが原因でトラブルに発展することもあります。 このような場合、外壁塗装業者が加入している損害保険でカバーができますので、依頼者が費用を負担する必要はありません。 ただし、質の低い業者の中には損害保険に加入していないところもありますので注意が必要です。   ニオイがひどいとクレームが入った 外壁塗装では、水性塗料もしくは油性塗料を使用します。 油性塗料は、水性塗料に比べるとニオイがきついため、クレームに繋がってしまうこともあります。 これについてはある程度仕方がないことですので、近隣の方に謝罪と説明をして理解してもらうしかありません。 ニオイをできるだけ防ぎたいという場合、水性塗料を選ぶのがおすすめです。 ただ、油性塗料と水性塗料では特徴が異なりますので、事前にそれぞれの特徴を理解した上で慎重に検討していきましょう。   外壁塗装のトラブルを回避するためのコツは? 外壁塗装のトラブルを回避する最も簡単な方法は、優良業者を選ぶことです。 顧客思いの優良業者を選ぶことによって、理想や希望も反映しやすくなりますし、疑問点や不安点を解消したうえで工事を進められるようにもなります。 実績や対応の質などを確認せず、安易に依頼する業者を選んでしまうと後悔する可能性が高くなりますので注意しましょう。     まとめ   外壁塗装におけるトラブルを回避するためには、よくあるトラブル事例と対処法、それからトラブルの回避策について事前に知識をつけておくことが大切です。 今回紹介したトラブルは、全国で比較的頻繁に起こっているトラブルと言えますので、工事を依頼する前にしっかりと確認しておいてください。 トラブルを避け、安心して外壁塗装を依頼するためには、信頼できる優良業者を見つけることが大切です。 後悔しないためにも、時間をかけてじっくりと信頼できる業者を探していきましょう。

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2023年8月9日 更新!
【プロが解説!】外壁塗装における値引き交渉のコツ3選!
【プロが解説!】外壁塗装における値引き交渉のコツ3選!     外壁塗装には数十万円以上の費用が掛かります。 作業内容や塗装範囲によっては、費用が100万円を超えることも珍しくありません。 もちろん、かけた費用以上のメリットがあることは間違いないのですが、数十万円を超える費用をポンっと支払うのはなかなか難しいですよね。 そこで重要になってくるのが、値引き交渉です。 とはいえ、 「どうやって値引き交渉をすればいいの?」 「値引き交渉のコツは?」 など、様々な疑問が浮かんでくるでしょう。 そこでこの記事では、外壁塗装における値引き交渉のコツについて詳しく解説していきます。     外壁塗装で値引き交渉はできるの? 外壁塗装を検討している方のほとんどが、 「そもそも値引き交渉ってできるの?」 という疑問をお持ちでしょう。 結論から言ってしまうと、値引き交渉が行えるケースもあります。 上手に交渉を行い、多少なりとも値引きをしてもらえれば、トータル費用を抑えられますので、お得に外壁塗装を行えるようになります。     外壁塗装における値引き交渉のコツ3選 では次に、外壁塗装における値引き交渉のコツについて詳しく解説していきます。   ・工事のスケジュールを業者に任せる 外壁塗装の値引き交渉をするときは、工事のスケジュールを業者に任せることが大切です。 春など、外壁塗装に適している時期は業者が繁忙期に入りますので、工事の日程を指定したり、できるだけ早く開始してもらえるようにお願いしたりすると、値引き交渉が成功しにくくなります。 スケジュールを業者に任せることによって、業者の都合に合わせて工事が行えるようになりますので、多少なりとも値引きに応じてもらえる可能性が高くなるのです。 値引き交渉においては、お互いに譲歩することが重要になってきます。 「工事の日程は合わせるから、その分少し値段を調整してほしい」 こう伝えるだけでも、値引き交渉の成功率がぐっと高まります。 ・相見積もりであることを伝える 外壁塗装を行う際は、複数の業者から見積もりを取ることが大切です。 複数の業者の見積もりを比較して、依頼する業者を選定することを「相見積もり」と呼びます。 相見積もりを取っていると事前に伝えることによって、業者間で価格競争してもらえるようになりますので、できるだけ安く依頼できる可能性が高くなります。 また、相見積もりをとることによって、外壁塗装の相場観や各業者の独自サービスなども確認できますので一石二鳥です。 ただし、後ほど詳しく解説しますが、他社の見積もりを見せながら交渉をするのはマナー違反となりますので注意しましょう。       ・端数の切り捨て交渉をしてみる   優良な外壁塗装業者は、相場や経費、利益などを計算し、適切な金額を算出しています。 そのため、大幅な値引きは基本的に不可能です。 優良業者になればなるほど最初からぎりぎりの値段を提示してきますので、過度な値引き交渉は避けるのが無難です。 とはいえ、多少であれば値引きしてもらえる可能性があります。 特に、端数分を値引くというのは基本的にどこの業者でも行っていることですので、大幅な値引きが難しいことは理解していると伝えたうえで、 「端数だけでも切り捨ててもらえませんか?」 と交渉してみましょう。   外壁塗装の値引き交渉で注意すべきこと では次に、外壁塗装の値引き交渉で注意すべきことについて詳しく解説していきます。 ・無理な交渉はトラブルの元 先ほども解説したように、優良業者はぎりぎりの値段で見積もりを出してきますので、大幅な値引きは難しいです。 依頼者側からすると、 「できるだけ安くお願いしたい」 と考えるのは普通ですが、あまりにもしつこく交渉したり、無理な要求をしたりすると、業者との関係が悪くなってしまうこともあります。 場合によっては、業者側から依頼を断られてしまうケースもありますので、無理のない範囲で交渉するようにしましょう。 ただし、 「交渉したら嫌がられるかな?」 と後ろめたい気持ちを持つ必要はありません。 無理な交渉、過度な交渉をしない限り、業者も誠心誠意対応してくれるはずですので、勇気を出して相談してみてください。 ・大幅値引きをしてくる業者には注意 外壁塗装業者の中には、当初提示した見積もり金額から大幅に値引きをしてくるところもあります。 依頼者側からすると、 「そんなに値引きをしてくれるならお願いしようかな」 と考える方もいると思いますが、この考え方は危険です。 なぜなら、大幅値引きができるということは、それだけ上乗せして見積もりを出していたということになるからです。 繰り返しになりますが、優良業者は最初からぎりぎりの値段を提示していますので、大幅な値引きはできません。 一方、質の低い業者や最初から値引き交渉前提で進めている業者は、相場より高い金額を提示しているケースが多いです。 この場合、依頼者側から交渉をしないと、相場より高い費用で引き受けられてしまう可能性が高くなりますので注意しましょう。 ・相場を理解したうえで相談する 外壁塗装に限った話ではありませんが、値引き交渉をする際は相場を事前にリサーチしておくことが大切です。 相場を理解していれば、 「もう少し値引きしてもらえそうだな」 「これ以上は難しいかな」 というように判断ができます。 ただ、相場を理解していない場合、どこまで駆け引きができるかがわからなくなりますし、仮に値引きをしてもらったとしても、その金額が妥当なのかどうか判断できなくなります。 こうなれば、値引き交渉をする意味がなくなってしまいますので、相場観を掴んだうえで交渉するようにしましょう。 ・他者の見積書を見せるのはNG 値引き交渉を成功させるためには、相見積もりを取ることが大切です。 ただ、見積書を他社に公開して、 「これより安くなりませんか?」 というやり方は避けるべきと言えます。 というのも、外壁塗装を行っている業者同士は、言ってしまえばライバルです。 見積もりには、 ・使用する塗料 ・施工単価 など、業者独自のノウハウやサービスが記載されていますので、基本的にはどの業者も見せたくないと考えています。 他社に見積書を見せてしまうと、 「うちの見積書も他社に見せられるかもしれない」 と思われてしまい、業者との信頼関係が築けなくなりますので注意しましょう。     値引き交渉以外で外壁塗装を安くするコツ 安く外壁塗装を行うためには、値引き交渉を行うことが大切です。 ただ、値引き交渉以外でも外壁塗装にかかる費用を安くできます。 以下、具体的な方法を3つ紹介していきます。 塗料のグレードを下げる 外壁塗装の費用を値引き交渉せずに安くするためには、塗料のグレードを下げるのがおすすめです。 塗料には様々な種類があり、それぞれで特徴や価格が異なります。 グレードの高い塗料は、それだけ機能面や耐久面で優れていますが、それに比例して価格も高くなっていきます。 できるだけ安く外壁塗装を行いたい、予算に合った塗料を選びたいという方は、今気になっている塗料より少しだけグレードを下げてみるのがおすすめです。 そうすることによって、トータル費用をぐっと落とせる可能性が高くなります。 ただし、費用面ばかりに気を取られ、安さだけで塗料を選ぶと後悔する可能性が高くなりますので、様々な要素を総合的に判断しながら選ぶようにしましょう。 閑散期に依頼する 外壁塗装は、天候に左右される工事です。 気候が比較的安定している春や秋は、外壁塗装業者の繁忙期となります。 このタイミングで依頼した場合、通常よりも価格が高くなってしまうことがあります。 逆に、梅雨や冬などは外壁塗装業者の閑散期となりますので、このタイミングで依頼することによって値引き交渉をせずとも安く依頼できる可能性が高くなるのです。 優良業者に依頼する 外壁塗装を安く行うためには、優良業者に依頼することが大切です。 先ほども解説したように、優良業者はそもそもぎりぎりの価格を提示してくることが多いため、値引き交渉をしなくても相場よりも安い金額で依頼できる可能性が高くなります。 また、理想や希望を踏まえたうえで費用を抑える方法をアドバイスしてくれますので、安心して依頼できます。 優良業者は、費用面だけでなく、 ・ヒアリング ・提案 ・アフターサポート なども充実していますので、実績や対応の質などを総合的に判断しながら、依頼者に寄り添ってくれる優良業者を探していきましょう。     まとめ   外壁塗装においては、値引き交渉が行える可能性が高いです。 上手に値引き交渉を行うことによって、予算内で満足のいく仕上がりを目指せる可能性が高くなります。 ただし、値引き交渉にはいくつかのコツや注意点があり、今回紹介したことを意識しないと値引き交渉に失敗するどころか、業者との信頼関係が崩れてしまいますので注意しましょう。 また、値引き交渉以外でも外壁塗装の費用を安くすることができますので、これから外壁塗装を行う方はぜひ参考にしてみてください。

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2023年7月24日 更新!
外壁塗装に欠かせないシーリング工事とは?重要性や施工方法を紹介!
外壁塗装に欠かせないシーリング工事とは?重要性や施工方法を紹介!     外壁塗装を検討している方の中には、 「シーリング工事って一体何?」 という疑問を抱えている方もいるでしょう。 もしかしたら、 「シーリング工事はしなくても良いのでは?」 と感じている方がいるかもしれません。 そこでこの記事では、外壁塗装に欠かせないシーリング工事の重要性と、代表的な施工方法について詳しく解説していきます。     そもそもシーリングって何? シーリングというのは、外壁や建物全体の防水性や気密性を維持するために使用する、ペースト状の材料です。 シーリングと似た言葉に「コーキング」というのがあります。 中には、両者を別物と考えてしまっている方もいると思いますが、外壁塗装においては、シーリングとコーキングはほとんど同じ意味を持ちます。   シーリング材の役割 冒頭でも解説したように、中にはシーリング工事は必要ないと考えてしまっている方もいます。 ただ、シーリング工事は外壁塗装における非常に重要な作業なのです。 以下、シーリング材の主な役割について詳しく解説していきます。 ・伸縮の緩衝 外壁材として人気を集めている「窯業系サイディング」は、水分を吸収するという特徴を持っています。 水分を吸収することで膨張し、乾燥することで収縮しますので、どうしてもひび割れが起こりやすくなります。 シーリング材を外壁材の間に充填しておくことによって、クッション代わりになってくれますので、外壁材のひび割れを防ぎやすくなるのです。 ・揺れの吸収 シーリング材は、揺れを吸収する役割も担っています。 地震大国と言われている日本は、いつどこで地震が起こってもおかしくありません。 仮に地震が起こった場合、シーリング材が入っていないもしくは劣化している状態だと外壁材同士が衝突し、ひび割れや劣化を早めてしまいます。 シーリング材を充填することによって、揺れを吸収してくれるようになりますので、地震による外壁材や建物への被害を最小限に抑えやすくなるのです。 ・防水 シーリング材は、ボードやパネルの隙間を埋めるための材料です。 隙間を埋めておかないと、隙間から雨水などが侵入し、雨漏りなどの原因になります。 また、内部が腐食してしまい、建物が劣化してしまう可能性も高くなるのです。 シーリング工事を行うことによって、雨漏りや内部の腐食などを防げるようになりますので、住宅の安全性や快適性を維持しやすくなります。   シーリング材の劣化サインとは? シーリング材は、外壁および住宅に欠かせない材料ですが、どうなったら劣化しているのか一目では判断できませんよね。 そこで、ここからはシーリング材の代表的な劣化サインについて詳しく解説していきます。 これから紹介する劣化サインに1つでも当てはまった場合は、シーリングのメンテナンスを早急に行いましょう。 ・肉痩せ シーリング工事を行った後は、シーリング材が厚みを帯びている状態になっています。 ただ、シーリング材が劣化していくと、徐々に厚みがなくなり、表面から見た時に隙間ができた状態になってしまうこともあります。 このような現象のことを「肉痩せ」と呼ぶのですが、肉痩せが起こっていると、シーリング材が持つ役割を最大限発揮できなくなりますので、早急にメンテナンスを行いましょう。 ・ひび割れ シーリング材の劣化サインとして最もわかりやすいのが、ひび割れです。 肉痩せや硬化を放置していると、シーリング材に亀裂やひびが入ってしまうのですが、この状態を放置していると、隙間から雨水などが侵入し、雨漏りや腐食に繋がります。 ひび割れの原因は、時間の経過による劣化であることがほとんどですが、 ・自動車の走行による揺れ
・大きな地震 などが原因になることもあります。 ・剥離 シーリング材の劣化が進むと、ひび割れや亀裂だけでなく、剥離を引き起こしてしまいます。 剥離とは、ボードやパネルからシーリングが剥がれてしまい、隙間ができる状態のことです。 この状態になると、先ほど紹介した雨漏りや腐食の原因にもなりますし、外壁材の割れや反りなどにも繋がりますので注意しましょう。   主なシーリング材とそれぞれの特徴 外壁や住宅の安全性や強度維持に欠かせないシーリング材には、いくつかの種類があります。 以下、代表的なシーリング材の特徴や耐久年数について詳しく見ていきましょう。 ・シリコン シリコン系シーリング材は、非常に高い撥水性を持ち、耐久年数も7年から10年と比較的長いです。 ただ、外壁をはじめとする「塗装」との相性がかなり悪いため、外壁塗装に使われることはほとんどありません。 基本的には、 ・キッチン ・お風呂 など、水で濡れてしまうような箇所に使われます。 ・ウレタン ウレタン系シーリング材は、密着性が高く、尚且つ柔らかいシーリング材です。 単体だと耐久性はそこまで高くないのですが、塗装を行うことによってウレタンの耐久性の弱さをカバーできるため、外壁塗装との相性も抜群です。 外壁同士がぶつかることによる衝撃を吸収してくれる効果もありますので、外壁や建物の耐久性を維持したいと考えている方にもおすすめできます。 耐久年数も5年から8年程となっていますので、全体的にバランスの取れたシーリング材と言えるでしょう。 ・変成シリコン 先ほど紹介した「シリコン系」のシーリング材は、塗装との相性が悪いため、外壁塗装には使われません。 ただ、変成シリコンは塗装できるタイプのシーリング材となっていますので、外壁に使われることも多々あります。 耐久年数も10年前後とかなり長いため、丈夫なシーリング材を探している方にぴったりです。   シーリング工事は2種類に分けられる? 外壁塗装では、事前にシーリング工事を行うことが多いです。 シーリング工事には、 ・増し打ち工法 ・打ち替え工法 大きく分けると上記2つの種類があります。 以下、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。 増し打ち工法 増し打ち工法というのは、今ある古いコーキングを継ぎ目に残した状態で、上からシーリング材を重ね打ちする工法のことです。 古いシーリングを撤去せずに工事を進めますので、費用も抑えやすいです。 ただし、その分耐用年数が短くなるため、定期的なメンテナンスが必要になってきます。 また、どのような場合でも増し打ちができるわけではなく、既存のシーリング材が極端に劣化している場合、増し打ちをしても意味が全くありませんので打ち替え工法が採用されます。 打ち替え工法 打ち替え工法は、既存のシーリング材を全て撤去し、新たにコーキングを打つ工法のことを指します。 今紹介した増し打ち工法とは違い、撤去や掃除などに工数がかかりますので、費用も比較的高額になります。 ただし、耐久年数が7年から10年、長い場合だと12年から15年程となり、尚且つ防水性の向上にも繋げられますので、トータルで見るとお得になると言えるでしょう。   シーリング工事の流れとは?       外壁塗装とシーリング工事を同時に行う場合の流れは、ざっくり下記の通りです。   点検(シーリング材の状態を目視で確認)1:点検(シーリング材の状態を目視で確認) 養生(サイディングの表面にシーリングが付着しないようにカバーする) シーリング材の撤去 プライマー塗布(サイディングとシーリング材の接着力を高めるための作業) 打ち替え(シーリング材の充填) 養生撤去、完了 (※打ち替え、先打ちの場合) 上記手順を覚えておくだけでも、今何をしているのか、今どの段階なのかを逐一把握できますので、安心して任せられます。   シーリング工事の費用相場 外壁塗装時に行うシーリング工事の費用相場は、 ・打ち替え → 1メートルあたり900円 〜 1,500円前後 ・増し打ち → 1メートルあたり500円 〜 1,000円前後 となります。 費用相場だけを見ると、増し打ちの方がお得ですが、耐久性や防水性を高めるためには打ち替えが必要になりますので、長期視点を持って検討していくことが大切です。 とはいえ、シーリングの状態によっては増し打ちで十分なこともありますので、業者と相談しながら決めていくことをおすすめします。     まとめ   外壁塗装では、シーリング工事が欠かせません。 シーリングとは、ボードやパネルの隙間を埋めるための材料であり、耐久性や防水性に大きく影響してきます。 外壁塗装時に行うシーリング工事には、 ・増し打ち ・打ち替え 上記2つの方法があります。 増し打ちは打ち替えに比べるとコストを抑えやすいですが、その分耐久性が短くなり、防水性も低下しやすくなりますので、メンテナンスの頻度を減らしたい方や、耐久性や防水性にこだわりたい方は打ち替えを選択することをおすすめします。

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2023年7月19日 更新!
断熱塗料にはどんな効果があるの?主な特徴と費用相場を徹底解説!
断熱塗料にはどんな効果があるの?主な特徴と費用相場を徹底解説!     断熱塗料は、外部からの熱をシャットアウトし、室内を適切な温度に保てるとして近年注目を集めています。 この記事を見ている方の中にも、 「断熱塗料を使用して外壁塗装を行いたい」 そう考えている方がたくさんいるでしょう。 そこで今回は、断熱塗料の特徴や期待できる効果、費用相場などについて詳しく解説していきます。   断熱塗料とは?   断熱塗料とは、文字通り断熱効果に期待できる塗料のことです。 室外と室内の熱移動を制御する効果がありますので、夏場は涼しく、冬場は暖かいという、快適な環境を構築できます。 断熱塗料と似た特徴を持つ塗料に「遮熱塗料」というのがあります。 ただ、遮熱塗料には遮熱効果はあっても、断熱効果がありません。 このようなことから、断熱塗料は遮熱塗料に比べると若干高価ですが、夏場でも冬場でも効果を発揮してくれますので、トータルで見るとお得と言えるのです。     断熱塗料に期待できる効果とは?     では次に、断熱塗料に期待できる主な効果について詳しく見ていきましょう。 ・遮熱、断熱効果 先ほども解説したように、断熱塗料には、 ・遮熱効果 ・断熱効果 があります。 これにより、日差しによる室内温度の上昇も防げるようになりますし、暖房で暖めた室温を保てるようにもなるのです。 ・節電効果 断熱塗料は、室外と室内の熱移動を制御する効果がありますので、エアコンの使用効率が高くなります。 夏場はエアコンの冷気が外に逃げにくいですし、冬場は暖房で暖めた室温を維持しやすいです。 一般的な塗料に比べるとエアコンの使用頻度を減らせるようになりますし、設定温度を急激に上げたり、下げたりする必要もなくなりますので、節電効果に期待できるのです。 ・防カビ効果 断熱効果や遮熱効果がない塗料を使用した場合、壁面の温度上昇により結露ができやすくなります。 結露を放置すると、カビが発生しやすくなり、衛生面を含む様々な弊害が生まれてしまいますので、定期的にメンテナンスをしなければなりません。 一方、断熱塗料の場合は壁面の温度と室温の差を小さくできますので、結露やカビの防止に繋がります。 ・防音効果 断熱塗料は、複数のセラミックで隙間なく覆われているため、一般的な塗料に比べると表面が厚くなっています。 表面が厚ければ熱いほど周囲の音を反射させられますので、防音効果にも期待できるのです。 道路沿いに住宅がある方や、都心部に住んでいる方の中には、 「外の音がうるさくて眠れない」 「車の走行音や工事の音で赤ちゃんが起きてしまう」 と悩んでいる方もいるでしょう。 断熱塗料を使用することにより、このような悩みやトラブルを解消できる可能性が高くなります。 断熱塗料にもデメリットがある? では次に、断熱塗料のデメリットについて詳しく見ていきましょう。 ・コストがかかる 断熱塗料は、高い機能性を兼ね備えており、尚且つ快適な住環境を構築しやすいということもあり、費用が若干高額です。 冒頭でも解説したように、断熱塗料に似た塗料として「遮熱塗料」というのがありますが、遮熱塗料には遮熱効果はあっても断熱効果はありません。 一方、断熱塗料は断熱効果と遮熱効果両方を兼ね備えていますので、遮熱塗料よりもさらに高額な費用がかかってしまうのです。 とはいえ、断熱塗料の耐久年数は15年から20年前後と比較的長いため、長期的に見ると経済的と言えるかもしれません。 ・コストに見合った効果が出ているのかを確認しにくい 断熱塗料を検討している方の中には、 「高額な費用を出すからには、しっかりと効果を実感したい」 と考えている方も多くいるでしょう。       もちろん、断熱塗料を使用することによって、先ほど紹介したような効果を得られるようになりますが、 「果たしてその効果は断熱塗料によるものなのか?」 という疑問が浮かんでしまうこともあります。 暑さ対策や寒さ対策には様々なものがあり、複数の対策を同時に試していた場合、断熱塗料も含めてどの対策が効果的だったのかを判断しにくくなってしまうこともありますので注意しましょう。     断熱塗料の代表的な種類と費用相場   では次に、断熱塗料の代表的な種類と費用相場について詳しく解説していきます。 ガイナ ガイナは、断熱塗料の中でも特に人気が高く、 ・住宅の外壁 ・工場の外壁 ・屋外プール など、様々な場面で使用されています。 決して安い塗料ではありませんが、 ・ニオイ対策 ・騒音対策 ・結露対策 など、様々な機能を兼ね備えていますので、快適な住環境を構築したいと考えている方にはおすすめです。 キルコート キルコートは、今紹介したガイナに続く機能性塗料して知られており、外壁塗装の現場でも頻繁に使われています。 この塗料最大の特徴は、伸縮性が高いことです。 伸縮性が高い塗料を使用することによって、多少のひび割れが起こっても塗膜が伸びることでひび割れなどを防げますので、できるだけ長持ちさせたいと考えている方にも最適と言えます。 耐久年数も15年前後と言われていますので、長期的なコスパを重視している方は是非検討してみてください。 断熱コートEX 断熱コートEXは、断熱塗料の中でも比較的コスパが良いです。 なぜなら、トップコート仕上げが不要となり、他の断熱塗料を使うよりも工期が短くなるからです。 カラーバリエーションも豊富ですので、自分好みの色を選びたいと考えている方にも最適と言えます。 ただし、断熱コートEXは耐久年数が8年から12年と、他の断熱塗料に比べると若干短くになっていますので、メンテナンス頻度を減らしたい方や、できるだけ長持ちさせたいと考えている方は注意が必要です。 ドリームコート ドリームコートは、結露防止機能や防水機能に強みを持つ断熱塗料です。 また、他社の断熱塗料に比べると軽いため、住宅にかかる負担も軽減できます。 グレー系のカラーを多く揃えていますので、 「落ち着いた雰囲気の外壁にしたい」 そう考えている方におすすめです。 耐久年数は12年から15年と長めで、単価もそこまで高額ではありませんので、トータルで見た時のコスパを重視している方にも最適と言えます。 ロハスコート ロハスコートは、断熱性能はもちろんのこと、 ・反射性能 ・粘着力 を持ち合わせた優秀な断熱塗料です。 塗料の中には、粘着力が低いものもあるのですが、このような塗料を使用した場合、ひび割れが起こる可能性が高くなり、塗り替え時期が早くなってしまいます。 ただ、ロハスコートの場合は非常に粘着力が高く、 ・塗膜の剥がれ ・チョーキング などのリスクを下げられますので、外壁を長持ちさせやすいと言えるのです。 耐久年数も15年以上とかなり長いため、メンテナンスの頻度を減らしたいと考えている方にもおすすめです。     断熱塗料を使って外壁塗装をする際のポイント     では最後に、断熱塗料を使って外壁塗装をする際のポイントについて詳しく見ていきましょう。 ・時間をかけてじっくり検討する 断熱塗料を用いて外壁塗装をする際は、とにかく慎重に検討する必要があります。 なぜなら、断熱塗料にはメリットだけでなく、いくつかのデメリットも存在しているからです。 代表的なデメリットは、費用が高額になるということです。 費用が高額になるということは、その分短期間で多くのお金が出ていくということですので、安易に断熱塗料を選択すると家計を圧迫してしまいます。 もちろん、断熱塗料には機能性が高いことや、耐久年数が比較的長いことなど、コストを上回るメリットがありますが、全体的なバランスを意識しないと施工後に後悔する可能性が高くなりますので注意しましょう。 また、先ほども解説したように、断熱塗料には様々な種類があり、それぞれで特徴や価格帯が大きく異なりますので、各塗料の特徴を把握したうえで、自宅に合った塗料を選んでいくことをおすすめします。 ・優良業者に依頼する 断熱塗料を使用した外壁塗装を成功させるためには、優良業者に依頼することが大切です。 断熱塗料は、特に技術や知識が必要になる塗料であり、職人の腕で仕上がりが大きく変わります。 優良業者には、腕の良い職人が多数在籍していますので、安心して任せられるようになります。     まとめ   断熱塗料は、遮熱機能や断熱機能、防音機能や防カビ機能などを持った、優秀な塗料のことです。 室内の温度を一定に保てるようになりますので、節電効果にも期待できます。 他の塗料に比べると若干高額な費用がかかりますが、機能性や耐久性などを考えるとコスパが良いと言えるでしょう。 ただ、断熱塗料にもいくつかのデメリットがありますし、とにかくたくさんの種類がありますので、情報収集をしながら慎重に検討していくことをおすすめします。 「自分だけでは判断できない・・・」 「専門的なアドバイスが欲しい・・・」 という方は、断熱塗料の施工実績が豊富な優良業者を見つけて相談してみてください。

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2023年7月16日 更新!
屋根塗装のメリットとは?塗料ごとの特徴や長持ちさせるコツも紹介!
屋根塗装のメリットとは?塗料ごとの特徴や長持ちさせるコツも紹介! 快適な住環境を維持するためには、屋根のメンテナンスが欠かせません。 とはいえ、屋根は普段あまり目にする部分ではありませんので、どうしても忘れがちです。 屋根のメンテナンスを疎かにしてしまうと、劣化が進み、葺き替えなどの大規模工事が必要なほどぼろぼろになってしまうこともあります。 このようなトラブルを防ぐためには、定期的に屋根塗装を行って耐久性を維持することが大切です。     そこでこの記事では、屋根塗装のメリットや、塗料ごとの特徴、屋根を長持ちさせるコツについて詳しく解説していきます。   屋根塗装のメリットは?   では早速、屋根塗装のメリットについて詳しく見ていきましょう。 ・防水性能の維持、向上に繋がる 屋根は常に雨風にさらされている部分であり、時間の経過とともにどんどん劣化していきます。 屋根材は消耗品ですので、劣化の進行を完全に食い止めることはできません。 ただ、定期的に屋根塗装を行うことによって、屋根の防水性を維持できるようになりますので、劣化スピードを遅らせられます。 防水性を維持することによって、雨漏りや内部の腐食も防止できますので、快適な住環境を維持しやすくなるのです。 ・遮熱性や断熱性、防錆性の向上にも繋がる 屋根塗装を定期的に行うことによって、 ・遮熱性 ・断熱性 ・防錆性 の向上に繋げられます。 遮熱性や断熱性は快適な生活を維持するために重要ですし、防錆性は屋根の耐久性を維持、向上させるために必要です。 屋根塗装は軽視されることもありますが、住宅の快適性や機能性を維持するうえでかなり重要な工事ですので、定期的に行うことを強くおすすめします。 ・美しい外観を手に入れられる 屋根塗装を行うことによって、美しい外観を手に入れられるようになります。 屋根は普段あまり注目してみることがないと思いますが、家全体の雰囲気やイメージを作り出す重要な部分です。 外壁がどれだけ美しくても、屋根がボロボロだとどうしてもチープな印象になってしまいます。 定期的に屋根塗装を行うことにより、家全体のイメージを向上させやすくなるのです。 ・資産価値の維持に繋がる 定期的に屋根塗装を行うと、資産価値を維持しやすくなります。 見た目が美しいというのももちろん大切ですが、定期的に屋根塗装を行っている住宅と、そうでない住宅では明らかに違いが出てきます。 例えば、屋根塗装を行わなかったことにより、どこかで浸水が始まってしまった場合、 ・カビ ・湿気 ・結露 などにより、住宅全体の劣化が進んでしまい、結果として資産価値の低下に繋がってしまうのです。 屋根塗装には決して安くない費用がかかりますが、住宅の資産価値を維持するという意味ではお得な費用と言えますので、トータルのメリットやデメリットを把握したうえで検討するようにしましょう。   屋根塗装はどのタイミングでするべき?   屋根塗装の目安タイミングは、屋根材や塗料によっても異なりますが、大体10年から15年ほどと言われています。 ただ、これはあくまでも目安であり、何らかの異常が見られる場合はこの限りではありません。 例えば、明らかに雨漏りをしているにもかかわらず、 「まだ10年経っていない」 という理由で屋根塗装を行わないと、内部の腐食がどんどん進み、屋根塗装よりも大規模な工事を行わなければならなくなってしまうこともありますので注意が必要です。   屋根を長持ちさせるにはどうすればいい?   屋根は、人間の身長よりもはるかに高い場所にありますし、はしごなどの設備も整っていないことが多いため、自分で定期的にメンテナンスをするのが難しいです。 そんな屋根をできるだけ長持ちさせるためには、屋根塗装の際に使用する塗料を慎重に選ぶことが大切です。 屋根塗装に使う塗料には様々な種類があり、それぞれで特徴が大きく異なりますので、各塗料のメリットやデメリットを正しく理解したうえで、自宅に合った塗料を選びましょう。   屋根塗装に使われる塗料の特徴と耐久年数   では次に、屋根塗装に使われる塗料の特徴と、それぞれの耐久年数について詳しく解説していきます。       ・アクリル塗料 アクリル塗料は、発色の良さと鮮やかなカラーが特徴的な塗料です。 乾燥時間も他の塗料に比べると短いため、どの季節でも比較的スムーズに工事を進めやすいと言えます。 また、短期間で工事が終了することから、費用を抑えられるというメリットもあります。 ただし、耐久年数が5年〜7年と若干短く、尚且つ紫外線に弱いというデメリットもありますので、近年ではあまり使われなくなっています。 「定期的に屋根の色を変えたい」 「5年前後で塗り替える予定がある」 という方にとってはおすすめの塗料ですが、メンテナンスの頻度を抑えたいと考えている方や、できるだけ長持ちさせたいと考えている方にはあまりおすすめできませんので注意しましょう。   ・ウレタン塗料 ウレタン塗料は、 ・密着性が高く、汚れにくい ・光沢のある仕上がりになる というメリットがあります。 外壁の汚れは意外と目立ちますし、住宅全体のイメージを低下させる原因にもなります。 ウレタン塗料を使うことによって、美しい外観を長期間維持しやすくなりますので、とにかく見た目にこだわっている方におすすめです。 ただ、耐久年数が7年〜10年と、次に紹介するシリコンに比べると耐久性に劣るため、近年ではあまり使われなくなっています。   ・シリコン塗料 シリコン塗料は、 ・機能性 ・耐久性 ・カラーバリエーション などに優れており、非常にコスパが良いため、現在の屋根塗装や外壁塗装の定番塗料となっています。 耐久年数は10年〜13年前後となりますので、メンテナンスの頻度を減らしたいと考えている方におすすめです。 また、自分好みの色を見つけやすいというメリットもありますので、屋根の色にこだわりがある方にもぴったりと言えます。   ・フッ素塗料 フッ素塗料は、耐久年数が15年〜20年とかなり長いです。 一度塗装をすれば、しばらくは屋根塗装を行う必要がありませんので、できるだけ長持ちさせたいと考えている方に最適と言えます。 これまで、フッ素塗料は費用が高いことからビルや商業施設などで使われることが多くなっていたのですが、近年では一般住宅にも使われるようになってきています。   ・ラジカル塗料 ラジカル塗料は、 ・防カビ性 ・防藻性 ・防汚性 に優れた塗料です。 色褪せもしにくい塗料となっていますので、機能性と見た目の両方にこだわりたいと考えている方に最適と言えます。 先ほど解説したように、最近はシリコン塗料が外壁塗装や屋根塗装の定番塗料となっています。 ただ、ラジカル塗料の耐久年数は12年から15年とシリコン塗料よりも耐久性が長いにもかかわらず、費用はシリコン塗料とほとんど変わらないため、近年より一層注目を集めているのです。   ・光触媒塗料 光触媒塗料は、 ・耐久性 ・防汚性 に優れている塗料です。 この塗料には、セルフクリーニング機能があります。 これは、太陽光が当たることで、塗膜の表面についた汚れを分解する機能のことです。 この汚れを雨水などで自動的に落とせるため、いつまでも美しい外観を維持できるようになります。 耐久年数も15年〜20年とかなり長いため、メンテナンス性や見た目、機能性など、全体的に強いこだわりがある方におすすめです。 ただし、高機能である分費用も高く、シリコン塗料の1.5倍ほどの価格になることもありますので、予算と相談しながら決めていかなければなりません。   ・無機系塗料 無機系塗料とは、その名の通り有機物を含まない塗料のことです。 紫外線に物凄く強く、耐久年数も15年〜25年とかなり長いため、メンテナンス性には優れています。 また、無機物には燃えにくい性質がありますので、万が一自宅で火災が起こってしまったとしても、被害を最小限に抑えやすいと言えます。 ただし、無機塗料は一定の厚みで塗装しなければ本来の効果を発揮できず、職人によって仕上がりにばらつきが出ますので、依頼する業者を慎重に選ばなければなりません。 さらに、無機塗料には汚れが付着しにくいという特徴がありますが、これは言い換えれば塗装がしにくいということになります。 場合によっては、再塗装ができず、張り替えやカバー工法などが必要になるケースもありますので注意が必要です。     まとめ   普段あまり注目してみることがない屋根。 そんな屋根は、住宅の機能性や快適性を維持するためには欠かせない部分です。 長期間放置していると、劣化や損傷が進み、葺き替えなどの大規模工事が必要になることもあります。 屋根は消耗品ですので、劣化を完全に食い止めることはできませんが、定期的に屋根塗装を行うことによって、劣化スピードを遅らせられますので、 「しばらく屋根塗装をしていない」 「屋根の状態など考えたこともなかった」 という方は、この機会に屋根塗装を検討してみてください。

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2023年6月29日 更新!
外壁塗装をするなら相見積もりを取るべき?見積書の見方や注意点を紹介!
外壁塗装をするなら相見積もりを取るべき?見積書の見方や注意点を紹介!     外壁塗装は、住宅の快適性を保つためにも、美しい外観を維持するためにも重要です。 とはいえ、外壁塗装には決して安くない費用がかかりますので、躊躇してしまっている方もたくさんいるでしょう。 外壁塗装を少しでも安く行うためには、複数の業者から相見積もりを取ることが大切です。 この記事では、外壁塗装における相見積もりの重要性や見積書の見方、見積もりを取る時の注意点について詳しく解説していきます。   外壁塗装で相見積もりを取るべき理由 では早速、外壁塗装で相見積もりを取るべき理由について詳しく見ていきましょう。   ・業者によって単価が大きく異なるから 外壁塗装の費用は、依頼する業者によって大きく異なります。 相見積もりを取ることによって、それぞれの業者がどのくらいの金額で対応してくれるのかが一目でわかるようになりますので、できるだけ安く作業を行ってくれる優良業者を見つけやすくなるのです。   ・見積もりの出し方で業者の質を判断できるから 多くの方は、見積書を「費用をチェックするための書類」として見ています。 ただ、見積書は費用をチェックするだけでなく、その業者の質を判断するためにも使えるのです。 外壁塗装の見積書には、明確なルールやフォーマットは決められておらず、それぞれの業者が独自の見積書を送ってきます。 ほとんどの業者が丁寧な見積もりを送ってきますが、中にはかなり雑な見積書を送っている所もあるのです。 見積書が雑、あるいは適当な業者は、作業の質や対応の質も悪い傾向にありますので、候補から外すことをおすすめします。 外壁塗装の見積もりをチェックする時のポイント   では次に、外壁塗装の見積もりをチェックする時のポイントについて詳しく見ていきましょう。   ・作業内容が記載されているかどうか 外壁塗装の見積書をチェックする時は、作業内容が記載されているかどうかをチェックしましょう。 細かな作業内容が記載されている場合は、 「どのタイミングでどのような作業を行うのか、その作業の単価はどれくらいなのか」 ということを把握できるため、安心して依頼できます。 外壁塗装では様々な工程が必要になりますので、全ての工程を見積書に記載するとなるとかなりの時間がかかります。 そのため、中には作業内容の記載を省いてしまう所もあるのですが、このような業者に依頼すると終始不安な気持ちを抱えることになってしまいますので注意が必要です。   ・面積や数量が記載されているかどうか 外壁塗装の費用は、塗装面積や数量などによって算出されます。 特に重要なのが、塗装面積です。 面積が少し変わるだけでも費用が大きく上下することになりますので、面積や数量が記載されているかどうかを必ず確認しましょう。   また、中には面積や数量をごまかして見積もりを出してくる業者もありますので、記載された数字が正しいのかどうかも含めてチェックしておくことをおすすめします。   ・工程が記載されているかどうか 一般的な外壁塗装工事は、下記の流れで進んでいきます。 1:着工 2:足場組立 3:養生 4:下地処理 5:下塗り 6:中塗り 7:上塗り 8:養生外し、足場解体 9:清掃 この流れが見積もりに記載されている場合、どのタイミングでどの作業を行うのかを把握できます。 ただ、中には作業工程を省いて見積もりを出してくる業者もありますので注意が必要です。 また、必要な工程が抜け落ちているケース、省かれてしまっているケースもありますので、じっくりと確認しておきましょう。   ・使用する塗料の品名が記載されているかどうか 外壁塗装で使用する塗料には様々な種類がありますが、それぞれで単価や耐久年数、機能性が大きく異なります。 同じ特徴を持つ塗料でも、メーカーが違うだけで数万円以上も単価に違いが出てしまうこともありますので、必ず塗料の品名が記載されているかどうかを確認しておいてください。 中には、 「品名と単価は記載されているが、そもそもその単価が適切なのかわからない」 という方もいるでしょう。 このような場合は、記載されている塗料の品名をインターネットで検索してみることをおすすめします。 そうすることによって、単価相場や特徴などを把握できますので、適切な単価設定なのかどうかを判断しやすくなります。   外壁塗装業者から相見積もりを取る時の注意点 では次に、外壁塗装業者から相見積もりを取る時の注意点について詳しく解説していきます。         ・見積依頼をする業者は2〜3社、多くても4社にする   外壁塗装を行う際は、複数の業者から相見積もりを取ることが大切ですが、見積もり依頼をする業者は少なすぎても、多すぎてもいけません。 業者が少なすぎると料金を含め、様々な要素を比較できなくなりますし、業者が多すぎると比較に時間がかかってしまいます。 効率良く各要素を比較するためには、2社〜3社、多くても4社に見積もり依頼をするのがおすすめです。 そうすることによって、費用や作業内容、アフターフォローの有無など、様々な要素をじっくり比較できますので、自分に合った業者を見つけやすくなります。   ・相見積もりであることを伝える 外壁塗装に限らず、複数の業者から相見積もりを取ることに対して抵抗を感じている方はたくさんいるでしょう。 この記事を見ている方の中にも、 「相見積もりと伝えたら断られるのでは?」 「相見積もりと言ったら嫌な顔をされるのでは?」 という不安を抱えている方が多くいるはずです。   ただ、相見積もりは決して悪いことではありませんので、はっきりと伝えることをおすすめします。 相見積もりであることを伝えれば、業者同士が競い合ってくれますので、安く外壁塗装を行える可能性が高くなります。 中には、相見積もりと伝えた瞬間に嫌な顔をする業者もありますが、そもそもこのような業者は「他社と比較されたくない」ということです。 このような業者に依頼すると、トラブルに巻き込まれたり、法外な費用を請求されたりする可能性が高くなりますので注意しましょう。   ・同じ内容で見積もり依頼をする 相見積もりを取る時は、必ず同じ内容で依頼しましょう。 業者ごとに塗装面積や使用する塗料などを変えてしまうと、見積もりを比較できなくなります。 1部分でも内容を変えると、その時点で相見積もりの意味がなくなりますので、全社同じ内容で見積もり依頼をするようにしましょう。   ・「一式」と記載した見積書を出してきた業者は比較対象から外す 先ほども解説しましたが、業者から送られてくる見積書を見れば、その業者の質を大体把握できます。 優良業者は、かなり細かく、そして丁寧に見積書を作成しますので、外壁塗装を初めて行う方が見ても全体像を理解しやすいです。 ただ、このような細かく、丁寧な見積もりを作るのにはかなりの時間がかかります。 質の低い業者は、手間をできる限り省くために、あえて「一式」という表記にすることがあるのです。 一式というのは「すべてまとめて」というような意味を持ちますが、これだと何にどれくらいの費用がかかっているのかわかりません。 一式と記載した見積もりを送ってきた業者に対して、再度詳細の見積もりを送るよう依頼することもできますが、そもそもこのような業者に依頼しても期待通りの仕上がりにならない可能性が高いため、その時点で依頼を見送ることをおすすめします。   ・希望や要望をできるだけ具体的に伝える 相見積もりを取る時は、 ・予算 ・外壁の色 ・築年数 ・塗装箇所 など、できるだけ具体的な情報を伝えるようにしましょう。   そうすることによって、その希望や理想を反映させた見積もりを出してもらえるようになりますので、正確な費用を把握しやすくなります。   ・足場代が無料になっていないかどうか 外壁塗装を行う際は、足場工事が必須です。 当然、この足場工事にも費用がかかるのですが、中には足場費用を無料に設定しているところもあります。 無料と聞いて、 「それならお願いしようかな」 「タダに越したことはない」 と考える方もいると思いますが、なぜ無料なのかを考えなければなりません。 よくあるのが、足場代を無料に設定して利用者に「安い」という感覚を植え付け、足場費用をその他項目の費用に上乗せするというケースです。 このようなトラップに引っかかると、決して安くないにもかかわらず「安い」と錯覚させられてしまう可能性が高くなりますので注意しましょう。   まとめ 外壁塗装を行う際は、複数の業者から相見積もりを取ることが大切です。 そうすることにより、安く工事を行ってくれる業者を見つけられるとともに、丁寧な対応をしてくれる顧客想いの業者も見つけやすくなります。 ただ、外壁塗装の見積もりには記載項目が多いため、 「どこに注目すればいいの?」 という疑問を抱えてしまっている方もたくさんいると思います。 そのような方は、今回紹介したポイントを意識しながら、時間をかけて各社の見積もりを比較していきましょう。

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2023年6月1日 更新!
外壁塗装中は生活にも影響が出る?快適に生活するためのコツを徹底解説!
外壁塗装中は生活にも影響が出る?快適に生活するためのコツを徹底解説! 外壁塗装中は、住宅の周りに足場が組まれ、日中は常に外で職人が作業をしているという状態になります。     外壁塗装を検討している方の中には、 「生活に影響はないのかな?」 という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。 そこでこの記事では、外壁塗装における生活変化と、快適に生活をするためのコツについて詳しく解説していきます。   外壁塗装における代表的な生活変化 外壁塗装中は、住宅周りの状況や環境が変わるため、生活にも影響が出てしまいます。 特に、 ・ニオイ ・エアコン ・洗濯物 ・騒音 などに関する悩みが増えるケースが多いため、事前に対策方法を考えておかなければなりません。 外壁塗装で起こる生活変化について考えておかないと、日常生活でストレスを感じたり、業者とトラブルに発展したりする可能性が高くなりますので注意しましょう。   外壁塗装中のニオイってどう対策すればいい? ではまず、外壁塗装中のニオイに対する対策方法について詳しく解説していきます。   ・水性塗料を選ぶのも1つの方法 外壁塗装では、シンナーを含む塗料を使用するケースが多いため、どうしてもニオイが気になってしまいます。 「できる限りニオイトラブルを軽減したい」 そう考えている方は、水性塗料を選ぶのがおすすめです。 水性塗料は、油性塗料に比べてシンナー臭が少ないため、快適に生活できる可能性が高くなります。 ただし、水性塗料には、 ・鉄部には塗布できない ・低気温での塗装だと性能を発揮しにくい というデメリットもありますので、業者に相談しながら慎重に検討していきましょう。   ・マスクを着用する 外壁塗装中のニオイ対策で最も簡単なのが、マスクを使用することです。 マスクをすることによって、ニオイを感じにくくなりますので、ストレスなく生活できる可能性が高くなります。 マスクには様々な種類がありますが、活性炭入りのマスクを選ぶのがおすすめです。 ドラッグストアやホームセンター、ネット通販などで購入できますので、ニオイに敏感な方は是非試してみてください。   ・外出の機会を増やす 外壁塗装中は、足場や養生シートなどが設置されますので、窓を開けての換気が難しくなります。 今紹介したように、マスクを使うのもおすすめですが、ニオイを完全に防げるわけではありません。 そのため、ニオイによるストレスを軽減したいという場合は、外出の機会を増やすのがおすすめです。   外壁塗装中はエアコンが使えないの? では次に、外壁塗装中のエアコン使用について詳しく見ていきましょう。 ・養生中、高圧洗浄中は使えない 外壁塗装を検討している方の中には、 「工事中はずっとエアコンが使えないのでは?」 という疑問を抱えている方もいますが、基本的には問題なく使用できます。 ただ、 ・養生中 ・高圧洗浄中 はエアコンが使用できない場合があります。 外壁塗装では、室外機やホースを動かさずに塗装する場合、必ず養生を行います。 養生というのは、塗料がつかないようにするために、マスキングテープやビニールシートで覆う作業のことです。 養生シートがかぶさっている間はエアコンが使えず、むやみに電源を入れると故障の原因になりますので注意しましょう。 また、外壁塗装では塗装作業に入る前に外壁についた汚れを高圧洗浄機で洗い流します。 この間にエアコンを作動させると、室外機からエアコンに水が入ってしまいますので、基本的にはエアコンの使用ができません。   ・エアコンの使用可否を業者に確認しておく 外壁塗装中でも通常通りエアコンを使用したいと考えている方は、事前に業者に相談しておくことが大切です。 中には、 「エアコンを使用することを想定して養生してくれているだろう」 という思い込みでエアコンのスイッチを入れてしまう方もいますが、業者が必ずしもエアコンの使用に配慮してくれているとは限りません。 確認不足、打ち合わせ不足によるエアコン使用のトラブルを防ぐためにも、必ず契約前、あるいは養生や高圧洗浄の前に使用可否を確認しておきましょう。   ・エアコン以外の暑さ対策、寒さ対策を考えておく 工事内容によっては、どうしてもエアコンを使えなくなってしまうケースもあります。 春や秋など、暑すぎず、寒すぎない気温であればエアコンを使わなくても快適に生活ができるかもしれませんが、真夏や真冬は暑さ対策や寒さ対策が必要です。 どうしてもエアコンが使えない時は、エアコンを使用しない暑さ対策や寒さ対策を考えてみましょう。 夏場であれば扇風機を使ったり、冬場であればこたつを使用したりなど、ちょっとした工夫で体感温度を上げたり、下げたりできる可能性が高くなります。   外壁塗装中の洗濯物ってどうすればいい? では次に、外壁塗装中の洗濯物について詳しく見ていきましょう。       ・外壁塗装中は基本的に外には干せない 外壁塗装工事が始まると、基本的に洗濯物は外に干せなくなります。 なぜなら、洗浄水や塗料で汚れたり、ニオイが付いてしまったりする可能性が高くなるからです。 また、洗濯物をベランダに干す場合、職人が配慮しながら作業を進める必要が出てくるため、作業効率が下がってしまうこともあるのです。 このようなことから、外壁塗装中は室内に干したり、乾燥機能を使用したりして洗濯を行う必要があります。   ・休みの日を利用して洗濯をするのがおすすめ 外壁塗装工事は毎日やっているわけではありません。 土日など、業者の定休日は工事もお休みになることが多いです。 そのような日を利用して洗濯をするというのも1つの方法と言えます。 また、 「どうしても今すぐ洗濯をしたい」 という場合は、コインランドリーを使うのもおすすめです。   外壁塗装中の騒音対策はどうすればいい? では次に、外壁塗装中の騒音対策について詳しく見ていきましょう。 ・日中は外出をする 外壁塗装工事では、 ・足場の設置や撤去 ・工事車両の移動 などに伴い、どうしても騒音が発生します。 中には、 「塗装をするだけなら騒音が出ないのでは?」 と考える方もいますが、音を一切出さずに工事をするというのは中々難しいです。 そのため、騒音については完全にシャットアウトする方法を考えるというよりも、騒音から遠ざかる方法を考えるのが得策です。 最もおすすめなのは、外出をするという方法です。 外出をすることによって、工事中の騒音を解消できますし、ニオイや暑さ、寒さに対するストレスもなくなります。   ・度を越えている場合は業者に伝えるべき 今紹介したように、外壁塗装工事中はどうしても騒音が発生してしまいます。 工事に関する騒音であればある程度目を瞑る必要があると言えますが、職人の話し声によるストレスを感じてしまうこともあります。 これについては、工事における仕方がない騒音とは言えませんので、業者に伝えるのがおすすめです。 外壁塗装における生活への影響を最小限にするコツ 外壁塗装中は、足場の設置や高圧洗浄など、様々な作業を行いますので、 ・ニオイ ・エアコン ・洗濯物 ・騒音 などにおける影響を受ける可能性があります。 日常生活における影響を少しでも軽減したいと考えている場合は、業者と事前に打ち合わせを行い、どのような影響があるのかを聞いておくことが大切です。 そうすることによって、工事が始まる前に対策が行えますので、快適に生活できる可能性が高くなります。 また、優良業者に依頼するということもかなり大切です。 というのも、優良業者は工事に伴う依頼主のストレスをできるだけ軽減するべく、様々な配慮を行ってくれます。 例えば、 ・水性塗料の提案 ・特殊な養生シートの使用(養生していてもエアコンが使える) ・エアコン使用に関する声掛け などです。 優良業者に依頼することによって、イメージ通りの仕上がりになるだけでなく、工事中の快適な生活も維持しやすくなるのです。 ※このあたりで会社紹介と誘導を行うと良いかと思います)   まとめ 外壁塗装を検討している方の中には、 ・どのような塗料を使用するか ・どれくらいの費用がかかるのか ということだけに気を取られてしまう方もいるのですが、工事中の生活変化についても考えておかなければなりません。 外壁塗装工事中は住宅の周りに足場が立てられ、職人が常に作業をしているという状態になりますのでどうしても普段通りの生活が難しくなります。 場合によっては、ニオイや洗濯、エアコンの使用に伴うストレスを感じてしまうこともあります。 今回紹介した対策、対処法を頭に入れておくだけでも、工事中のストレスを大幅に軽減しやすくなりますので、外壁塗装を検討している方は是非ご参考にしてください。 また、外壁塗装における生活変化、ストレスを軽減するためには、優良業者に依頼することも重要になってきますので、時間をかけて依頼主の生活に配慮してくれる質の高い業者を探していきましょう。

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2023年5月31日 更新!
外壁塗装業者の正しい選び方は?優良業者、悪質業者の特徴を紹介!
外壁塗装業者の正しい選び方は?優良業者、悪質業者の特徴を紹介!     外壁塗装を行う際は、ひとまず依頼する業者を見つけなければなりません。 ただ、全国にはたくさんの外壁塗装業者がありますので、 「どこに依頼すればいいの?」 という疑問を抱えてしまっている方もたくさんいるでしょう。 そこでこの記事では、外壁塗装業者の正しい選び方や、優良業者、悪質業者の特徴について詳しく解説していきます。 外壁塗装で後悔したくないという方は、是非最後までご覧ください。   外壁塗装業者の選び方が重要な理由は? イメージ通りの外壁に仕上がるためには、業者の選び方が大切になってきます。 なぜなら、依頼する業者によって仕上がりや対応の質、料金が大きく異なるからです。 中には、技術レベルが低かったり、対応が雑だったり、ぼったくりに近い料金を請求してきたりする業者もありますので、時間をかけて慎重に依頼する業者を見つけていかなければなりません。   適当に外壁塗装業者を選ぶとどうなる? では次に、適当に外壁塗装業者を選ぶとどうなるのかということについて、詳しく見ていきましょう。 ・トラブルに巻き込まれる可能性が高くなる 適当に外壁塗装業者を選ぶと、トラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。 よくあるのが、 ・高額請求トラブル ・仕上がりに関するトラブル ・アフターフォローに関するトラブル です。 これらのトラブルに巻き込まれると、不快な思いをすることになりますし、場合によっては相場よりもはるかに高額な費用を支払う羽目になりますので、依頼する業者はとにかく慎重に選ぶようにしましょう。   ・イメージ通りの仕上がりにならない 外壁塗装には、決して安くない費用がかかります。 高額な費用を支払うわけですから、できるだけイメージに近い仕上がりにしたいですよね。 ただ、適当に業者を選んでしまうと、技術レベルの低い業者に当たってしまう可能性が高くなるのです。 そうなれば、当然イメージ通りの仕上がりにならなくなります。   ・終始気分が悪いor不安になる 外壁塗装業者の多くが、顧客を最優先に業務を遂行しています。 ただ、中には顧客に対して雑な対応、横柄な態度を取る業者もあります。 このような業者に依頼してしまうと、終始気分が悪くなるだけでなく、引き渡しまでずっと不安な気持ちで過ごさなければならなくなるのです。 大切な我が家を安心して託すためにも、対応が丁寧な業者を選ぶことを強くおすすめします。   悪質な外壁塗装業者の特徴は?   では次に、悪質な外壁塗装業者の特徴について詳しく見ていきましょう。 これから紹介する項目に当てはまる業者が必ずしも悪質とは限りませんが、悪質である可能性が非常に高いため、慎重に検討していくことをおすすめします。   ・HPがない ネット社会となった現代においては、業種や業界にかかわらず、どの会社もHPを持っています。 HPは名刺代わりとなりますので、会社としては作らない理由がないのです。 それにもかかわらず、中にはHPを作っていない所もあります。 HPを作らない理由は、 ・HPを作るための資金がない ・HPを作れない理由がある 上記どちらかである可能性が高いです。 もちろん、上記以外の理由でHPを作っていない所もありますが、HPがないと事前に情報収集ができませんので、安心して依頼することもできません。 安心して外壁塗装を依頼するためにも、まずは候補としてピックアップした業者のHPを確認するところから始めましょう。   ・対応の質が悪い 悪質業者は、従業員の教育を疎かにしているケースが多いです。 そのため、顧客に対して雑に対応してきたり、横柄な態度を取ってきたりすることもあります。 中には、対応は丁寧でも一切提案がないというケースもあります。 これでは安心して外壁塗装を依頼することはできませんし、長期的なお付き合いも難しいですよね。 電話で問い合わせをした時や、出張見積もりで担当者と会った時に、少しでも対応に違和感を覚えた場合は、別の業者への依頼を検討した方が良いでしょう。   ・見積もりが適当 先ほども解説したように、外壁塗装には決して安くない費用がかかります。 この記事を見ている方の多くが、 「できるだけ安く依頼したい」 そう考えているでしょう。 できるだけ安く外壁塗装を依頼するためには、ひとまず業者から見積もりを取る必要があります。 この時に、悪質な業者は「一式」という単語を用いて、内訳などを一切記入せず、合計金額のみ記載してくるケースがあります。 このような業者に依頼すると、ぼったくりや高額な追加費用請求をされる可能性が高くなりますので注意が必要です。   優良な外壁塗装業者の特徴は? では次に、優良な外壁塗装業者の特徴について詳しく見ていきましょう。     実績が豊富 優良な外壁塗装業者は、多くの顧客から愛されているため、実績がとにかく豊富です。 実績が豊富ということは、ノウハウも蓄積しているということですので、安心して依頼できます。 こう聞いて、 「業者の実績はどこで確認すればいいの?」 という疑問を持つ方もいると思いますが、業者の実績についてはHPに掲載されていることが多いため、事前に確認しておきましょう。   HPが作り込まれている 優良な外壁塗装業者は、自社HPの質がかなり高いです。 見やすいデザインになっていることはもちろん、様々な情報が網羅されているため、 ・所在地 ・許可、認可の有無 ・実績 ・アフターフォローの内容や有無 などを事前に確認できます。 事前に多くの情報を入手できれば、その情報を自分の中で整理したうえで問い合わせができますので、スムーズ且つ安心して準備を進められるようになるのです。   とにかく丁寧に対応してくれる 優良な業者は、とにかく対応が丁寧です。 態度や言葉遣いはもちろんのこと、些細な質問にも丁寧に答えてくれます。 また、より良い仕上がりにするために様々な提案を行ってくれますので、外壁塗装に関する知識が一切ない方でも安心して依頼できるのです。   自分に合った外壁塗装業者を選ぶコツ では次に、自分に合った外壁塗装業者を選ぶコツについて詳しく見ていきましょう。   ・実績を確認する 依頼先候補となる業者が見つかったら、まずは実績を確認しましょう。 先ほども解説したように、どの業者も基本的には自社HPで写真付きの実績を掲載していますので、必ず目を通しておいてください。   ・料金を確認する 外壁塗装には相場が存在していますが、実際の料金は業者によってばらつきがあります。 予算内で外壁塗装を行うためにも、事前に料金を確認しておくことが大切です。 ただ、外壁塗装の料金は塗装面積や使用する塗料など、様々な要素によって変動しますので、HPには記載されていないこともあります。 そのような場合は、希望条件をできるだけ細かく出したうえで見積もり依頼をしてみることをおすすめします。   ・アフターフォローの内容や有無を確認する 安心して外壁塗装を依頼するためには、アフターフォローについても確認しておかなければなりません。 アフターフォローの有無や内容というのは、業者によって大きく異なりますので、できるだけ手厚いフォローを行ってくれる業者を選ぶようにしましょう。 そうすることによって、工事後にトラブルが発生したとしても早急に対応してもらえるようになります。   ・電話や対面での打ち合わせを行う 外壁塗装の依頼先業者をピックアップしたら、まずは電話や対面での打ち合わせを行いましょう。 そうすることによって、 ・対応の質 ・提案の有無 ・担当者との相性 などを確認できます。   ・相見積もりを取る 先ほども解説したように、外壁塗装には決して安くない費用がかかります。 予算内でイメージ通りの仕上がりにするためには、複数の業者から相見積もりを取り、料金を比較することが大切です。 相見積もりを取ることによって、 ・見積もりの丁寧さ ・トータル料金 ・割引や特典の有無 などを同時に確認できますので、自分に合った優良業者を見つけやすくなります。   まとめ 外壁塗装を行う際は、 ・どの塗料を選ぶか ・どの色を選ぶか ということも大切ですが、どの業者に依頼するかということもかなり重要になってきます。 適当に依頼する業者を選んでしまうと、様々なトラブルに巻き込まれたり、イメージとは違う仕上がりになってしまったりする可能性が高くなりますので注意してください。 全国で活動している多くの外壁塗装業者は顧客想いの優良業者ですが、中には悪質な業者もあります。 このような業者を避け、安心して外壁塗装を依頼するためにも、今回紹介したことを参考にしながら、時間をかけて慎重に依頼先を探していきましょう。

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2023年5月30日 更新!
外壁塗装は色選びが重要?後悔しない選び方や人気の色を徹底解説!
外壁塗装は色選びが重要?後悔しない選び方や人気の色を徹底解説!     イメージ通りの外壁に仕上げるためには、色選びを慎重に行う必要があります。 とはいえ、 「どんな色を選べばいいの?」 「どの色が人気なの?」 というような疑問、不安を抱えてしまっている方もたくさんいるでしょう。 そこでこの記事では、外壁塗装における色選びのコツや人気の色について詳しく解説していきます。   【意外とやりがち】外壁塗装の色選びでよくある失敗 外壁塗装の色選びや人気の色を紹介する前に、まずはよくある色選びの失敗事例について詳しく見ていきましょう。 ・景観と合わない 外壁塗装を検討している方の中には、 「自分好みの色にしたい」 「周りと違う色にしたい」 そう考えている方もたくさんいるでしょう。 決して安くない費用を支払うのですから、満足のいく外壁に仕上げたいですよね。 ただ、外壁塗装を行う際は、自分の好みだけでなく、景観との調和についても考えなければなりません。 近隣の雰囲気を一切考えずに色を選んでしまうと、悪目立ちしてしまう可能性が高くなりますので注意しましょう。   ・・イメージと違う 外壁塗装を行う際は、カタログやカラーシミュレーションなどを使って色を考えていくのが一般的です。 ただ、カタログやシミュレーションはイメージを掴むのには最適ですが、必ずしもその通りの色になるとは限りません。 外壁塗装では、広い面積に塗布していきますので、見え方が変わってしまうこともあるのです。 また、太陽光などの当たり方によっても見え方が違ってきますので、慎重に考えていかなければなりません。 安易に色を選んでしまうと、完成後に、 「イメージと違う・・・」 となってしまう可能性が高くなりますので注意しましょう。   ・汚れや色褪せが目立つ 外壁の色を選ぶ時は、好みの色、周囲との調和だけでなく、汚れや色褪せが目立ちにくい色かどうかということについても考えておかなければなりません。 汚れや色褪せについて考えておかないと、塗装して日が経っていないにもかかわらず、見た目が損なわれてしまう可能性が高くなりますので注意が必要です。 ちなみに、汚れや色褪せが目立ちにくいのは、 ・グレー系 ・グリーン系 ・ベージュ系 となりますので、是非ご参考にしてください。   ・まとまりのない印象になった 外壁塗装を検討している方の中には、 「オシャレに仕上げるためにツートンカラーにしようかな」 と考えている方もいるでしょう。 ツートンカラーの外壁は、イメージチェンジに繋がるということもあり、近年人気を集めています。 ただ、ツートンカラーは若干難易度が高く、しっかり考えながら配色を決めていかないと、まとまりのない印象になってしまう可能性が高くなります。 よくあるのは、 ・派手すぎる外壁になってしまった ・目がチカチカするような色になってしまった というケースです。 色を組み合わせることには、メリットだけでなくデメリットやリスクも存在していますので、業者と相談しながら慎重に検討していきましょう。   外壁塗装の色選びで意識すべき5つのコツ では次に、外壁塗装の色選びで意識すべき5つのコツについて詳しく見ていきましょう。   ・色の見え方、特徴を把握する 色というのは、 ・時間帯 ・天候 などによって見え方が変わります。 例えば、夕日を浴びることによって赤みが増して見えたり、雨天で普段よりも暗いイメージになってしまったりすることがあるのです。 カタログやカラーシミュレーションでは、時間帯や天候による色の変化が分かりにくいため、イメージが掴みにくいかもしれませんが、今見えている色が24時間再現されるというわけではありませんので注意しましょう。   ・面積効果を意識する 色選びを行う時は、面積効果を意識することが大切です。 面積効果というのは、色自体は全く同じなのに、面積が広くなればなるほど薄明るいイメージとなり、面積が狭くなればなるほど暗くて濃く見えることを指します。 外壁塗装では、塗布面積がかなり広いため、カタログやカラーシミュレーションで選んだ色よりも明るい色に変化することが多いです。 極端に薄い色を選んでしまうと、面積効果による影響で白に近い色になってしまうことがありますので、若干濃い目の色を選ぶのがおすすめです。   ・周囲とのバランスも考慮する 先ほども解説したように、イメージ通りの外壁に仕上がるためには、好みだけでなく周囲とのバランスも考慮する必要があります。 「自分の家なのだから、周囲のことは気にしたくない」 と考える方もいると思いますが、悪目立ちしてしまうと時間が経ってから後悔したり、恥ずかしい気持ちになってしまったりすることもあるのです。 このようなトラブルを防ぐためにも、景観や街並みとの調和を考慮しながら選ぶようにしましょう。   ・組み合わせる色は多くても2色まで 近年では、複数の色を組み合わせた外壁も人気を集めています。 色を上手に組み合わせることによって、派手すぎず、地味すぎないオシャレな外壁をデザインしやすくなります。 ただし、色の組み合わせというのはそう簡単なことではありません。 一歩間違えると、テーマパークのような賑やかな外観になってしまいますので注意が必要です。 複数の色を組み合わせること自体は全く問題ありませんが、色の数が多くなればなるほど失敗しやすくなりますので、組み合わせる色は多くても2色までにしましょう。 色に関する知識がある方や、外壁塗装に関する知見がある方の中には、3色で構成する方もいますが、かなり難易度が高いため安易に挑戦するのはおすすめできません。   ・カタログ、カラーシミュレーションはあくまでも参考程度に考える 外壁の色選びを行う際は、カタログやカラーシミュレーションを活用するケースが多いです。 ただ、先ほども解説したように、カタログやカラーシミュレーションで出てくる色は、実際の色と差異が出やすいため、あくまでも参考程度に考えておきましょう。 気になっている色の見え方をできるだけ正確に把握したいという方は、過去の塗装事例を見ながら考えていくのがおすすめです。   ・サッシやドア、屋根の色も考慮する イメージ通りの外壁に仕上げるためには、外壁の色だけでなく、 ・サッシ ・ドア ・屋根 など、外壁と繋がっている部分の色についても考慮する必要があります。 外壁部分の色だけに注目してしまうと、違和感のある外観になる可能性が高くなりますので注意してください。   外壁塗装の人気色、おすすめ色4選 では最後に、外壁塗装の人気色、及びおすすめ色を4つ紹介していきます。     ベージュ系 ベージュ系の色は、外壁塗装における定番色です。 色味が非常にシンプルで柔らかいため、周囲の街並みにもよく馴染み、尚且つオシャレな印象に仕上げられます。 また、先ほども解説したように、ベージュ系の色は汚れや色褪せが目立ちにくい色ですので、長期間美しい色合いを維持したいと考えている方にもおすすめです。   ホワイト系 清潔感を意識したいという方には、ホワイト系の色がおすすめです。 ホワイト系の色を選ぶことによって、スタイリッシュな印象を与えられます。 また、どの色よりも清潔感がありますので、新築のような美しさを手に入れやすいです。 ただし、他の色よりも汚れが目立ちやすい色ですので、慎重に検討していかなければなりません。   グレー系 「いつまでも美しい外観を維持したい」 という方には、グレー系の色がおすすめです。 グレー系は、落ち着いた印象に仕上げられるだけでなく、汚れが目立ちにくいという特徴がありますので、美しい状態を長く維持できます。 また、グレー系の色は濃淡によっても見え方が変わりますので、お気に入りの色合いを見つけやすいです。   ネイビー系 ネイビー系の色は、スタイリッシュ且つモダンな雰囲気を演出できるとして、近年多くの方から注目を集めています。 落ち着きと重厚感もアピールできるため、一石二鳥と言えるでしょう。 ただし、ネイビー系の色はブラウン系のサッシとの相性が悪いため注意が必要です。   まとめ イメージ通りの外壁に仕上げるためには、色選びをとにかく慎重に行う必要があります。 中には、好みだけで選ぼうとしてしまう方もいるのですが、これをやってしまうと周囲とのバランスが取れなくなったり、仕上がりにがっかりしたりする可能性が高くなりますので注意してください。 色選びは意識すべき点、注意すべき点がたくさんありますので、若干難易度が高いのですが、満足のいく仕上がりにするためには欠かせない作業となりますので、業者とよく相談しながら時間をかけて決めていきましょう。

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2023年5月29日 更新!
屋根塗装はDIYできる?メリットやデメリット、注意点を紹介!
屋根塗装はDIYできる?メリットやデメリット、注意点を紹介!     普段あまり注目して見ることがない屋根ですが、時間が経つとどんどん劣化していきます。 屋根が劣化すると、建物自体が古く見えてしまったり、雨漏りの原因になったりと、様々なデメリットが生じます。 かといって、塗装業者に依頼すると高額な費用がかかるため、中には、 「DIYできないかな?」 と考えている方もいるでしょう。 そこでこの記事では、そもそも屋根塗装はDIYでも行えるのか、メリットやデメリット、注意点は何なのかということについて詳しく解説していきます。   屋根塗装をDIYで行うメリットは? では早速、屋根塗装をDIYで行うメリットについて詳しく見ていきましょう。   メリット   ・コストを抑えられる 冒頭でも解説したように、屋根塗装を業者に依頼した場合は、決して安くない費用がかかります。 なぜなら、塗料代や足場代などに加え、業者の利益や人件費が上乗せされるからです。 DIYで行うことによって、材料代や道具代はかかるものの、業者の利益や人件費をカットできるため、安く仕上げられる可能性が高くなるのです。 ・好きなタイミングで塗装を進められる 屋根塗装を業者に依頼した場合、業者と日程を調整したうえで作業を進めていくことになります。 また、各業者が定休日を定めているため、土日などは作業が行われません。 DIYで行うことによって、業者とスケジュール調整をする必要もなくなりますし、自分の好きなタイミングで好きな部分の塗装を行えるようになります。 これも、DIYで屋根塗装を行うメリットの1つと言えるでしょう。   屋根塗装をDIYで行うデメリットは? では次に、屋根塗装をDIYで行うデメリットについて詳しく見ていきましょう。   デメリット   ・クオリティが下がる可能性が高い 屋根塗装には、専門的な知識とスキルが必要です。 屋根塗装の仕事をしていた方など、ある程度知識とスキルレベルが高い方であれば問題ありませんが、そうでない方がDIYで屋根塗装を行うとイメージと違う仕上がりになってしまう可能性が高くなります。 場合によっては、見るに堪えない仕上がりになり、結局業者に依頼しなければならなくなってしまうケースもありますので注意が必要です。 ・物凄く時間がかかる 屋根塗装を業者に依頼した場合、複数人の職人が同時に作業を行ってくれます。 そのため、ある程度面積が広い場合でも短期間で仕上げられます。 ただ、自分一人で塗装を行う場合、想像以上に多くの時間が必要になりますので、完成が大幅に遅れてしまう可能性が高くなるのです。 場合によっては、数か月以上の時間がかかってしまうこともありますので注意しましょう。 ・逆に費用が高額になることもある 先ほども解説したように、DIYで屋根塗装を行うことによって、業者の利益や人件費をカットできますので、費用を抑えやすいです。 ただ、屋根塗装には様々な道具が必要で、これらを1から揃える場合は業者に依頼するよりも費用が高額になってしまうケースがあります。 また、完成した後に、 「イメージと違うな」 「失敗したな」 となってしまった場合、DIYでコストをかけたにもかかわらず、再度業者に依頼しなければならなくなってしまうこともあります。 こうなってしまうと、二度手間になるだけでなく、倍以上のコストがかかってしまうケースもありますので注意が必要です。   ・とにかく危険 DIYでの屋根塗装にはいくつかのメリットもありますが、弊社ではおすすめしていません。 クオリティが下がるというのも理由の1つですが、それ以上にDIYの屋根塗装には多くの危険が伴います。 地面で作業できるのであれば話は別ですが、屋根塗装は屋根に上って作業をしなければなりません。 慣れている職人でさえケガをするリスクがある高所での作業は、初心者にとってかなり危険度が高いと言えるのです。     コストを抑えるためにDIYで屋根塗装を行い、屋根から落下して大きなけがをしてしまっては元も子もありません。 どうしてもDIYで屋根塗装を行いたいという方は、クオリティだけでなく、安全に十分配慮しながら作業を行うようにしましょう。   ・DIYで屋根塗装を行う時の大まかな手順 では次に、DIYで屋根塗装を行う時の大まかな手順について詳しく解説していきます。 1:道具の準備 屋根塗装には様々な道具が必要です。 特に、 ・洗浄用ホースまたは高圧洗浄機 ・刷毛 ・ローラー道具一式 ・作業着、軍手 ・ヘルメット ・安全ベルト ・マスカー ・カワスキ(ケレン用) ・下塗り、中塗り、上塗り用塗料 などは最低でも用意しておかなければなりません。 これらの道具はホームセンターなどでも購入できますので、事前に必要な道具をリストアップしたうえで準備を進めていきましょう。   2:足場の設置 屋根塗装では、屋根に上って作業を行う必要があります。 そのためには、足場を設置しなければなりません。 足場を設置せずとも屋根に上る方法がある場合は、わざわざ足場を設置する必要はありませんが、安全性を維持できない可能性が高いため、基本的には足場を設置するのがおすすめです。 足場の設置については、とてもではありませんが一人では行えませんので、専門の業者に依頼しましょう。   3:高圧洗浄と養生、下地処理 屋根塗装を行う際は、経年劣化によって傷んだ屋根材の古い塗膜や汚れ、ほこりなどを高圧洗浄で綺麗にすることから始めましょう。 洗浄が不十分だと、1年とたたずに塗膜が剥がれてしまいますので、とにかく丁寧に行うことが大切です。 次は、足場とその周辺の養生です。 屋根の一部を塗装する場合や、天窓など塗装できない箇所がある場合は、その部分もマスカーを使って保護しておきましょう。 養生が終わったら、下地処理を行います。 経年劣化が見られる屋根材は、ひび割れや欠けが発生している可能性が高いです。 このような箇所が見つかったら、コーキングを使って補修を行いましょう。 この時に、高圧洗浄で落としきれなかった汚れが見つかった場合は、丁寧にカワスキではがしておくことが大切です。   4:下塗り、中塗り、上塗り 外壁塗装及び屋根塗装は、3回塗りが基本です。 1回目を下塗り、2回目を中塗り、3回目を上塗りと呼びます。 中には、 「面倒くさいから」 という理由で1回しか塗装しなかったり、2回しか塗装しなかったりする方もいますが、3回塗りを行わないとすぐに塗装が剥がれてしまいますので注意しましょう。   5:縁切り、足場の解体 屋根塗装を行うと、屋根の間にある隙間が一時的に塗り潰されてしまいます。 この隙間には、屋根内部に溜まった水を排出する働きがありますので、塗りつぶしたままではいけません。 屋根に本来の働きをしてもらうためにも、塗装が終わったら塗りつぶしてしまった隙間をカッターやカワスキなどで再度作りましょう。 この作業のことを、縁切りと呼びます。 ここまでの作業が終わったら、組んである足場を解体して終了です。   屋根塗装をDIYで行う場合の注意点 DIYで屋根塗装を行う時は、 ・近隣トラブル ・ケガ 上記2つのことに注意する必要があります。 高圧洗浄の水や塗料が隣家に飛び散ると、大きなトラブルに発展してしまいます。 また、DIYで屋根塗装を行う場合は、道具でケガをしたり、落下したりするリスクが常に付きまといますので、とにかく安全重視で行いましょう。   DIYでの屋根塗装が向いている人、 向いていない人 では最後に、DIYでの屋根塗装が向いている人とそうでない人の特徴について詳しく解説していきます。   ・向いている人 DIYでの屋根塗装に向いているのは、 ・ある程度の知識とスキル、経験がある人 ・DIYが好きな人 です。 塗装に関する技術があり、流れややり方が全てわかっている場合は、DIYでの屋根塗装に挑戦してみても良いでしょう。 ただ、DIYでの屋根塗装には思っている以上に手間と時間がかかりますので、DIYが好きな方でないと続きません。   ・向いていない人 DIYでの屋根塗装に向いていないのは、 ・何から始めればいいかわからない人 ・クオリティを重視している人 ・リスクや危険を回避したい人 です。   先ほども解説したように、DIYでの屋根塗装にはケガや事故のリスクが常に付きまといます。 また、初心者が安易に塗装を行うと、満足のいく仕上がりにならなかったり、逆に屋根を傷めてしまったりする可能性もあるのです。 このようなトラブルを避け、安心して屋根塗装を行いたいと考えている方は、知識とスキル、経験を兼ね備えたプロに依頼することをおすすめします。   まとめ 屋根塗装は、やろうと思えばDIYでも行えます。 DIYで屋根塗装を行うことによって、コストの削減に繋げやすくなる、自分のタイミングで作業を進められるなどのメリットを得られます。 ただ、ケガのリスクが高くなる、時間がかかる、クオリティが下がりやすいなど、メリットを上回るデメリットが発生する可能性が高いため、とにかく慎重に検討していかなければなりません。 少しでもDIYでの屋根塗装に不安がある方は、無理をせず、専門の業者に依頼するようにしましょう。

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2023年5月6日 更新!
外壁塗装、屋根塗装のベストタイミングは?注目すべき劣化症状や時期の目安などを紹介!
外壁塗装、屋根塗装のベストタイミングは?注目すべき劣化症状や時期の目安などを紹介!   【外壁塗装】 外壁は日々紫外線や風雨にさらされており、時間の経過とともにどんどん劣化していきます。 外壁の美観や住宅の機能性を維持するためには、定期的に塗装を行う必要があるのですが、 「どのタイミングで塗装すればいいの?」 と悩んでいる方もたくさんいるでしょう。 そこでこの記事では、外壁塗装のメリットやデメリット、塗装を行うべきタイミングについて詳しく解説していきます。     外壁塗装のメリット、デメリット この記事を見ている方の中には、 「そもそも外壁塗装ってやらなきゃダメなの?」 という疑問を抱えている方もいるでしょう。 そのような方に向けて、まずは外壁塗装のメリットとデメリットについてご紹介していきます。   メリット   外壁塗装のメリットは、大きく分けると3つあります。 それは、 ・美観を維持できること ・住宅の価値を維持しやすくなること ・遮熱や防水機能などを付加できること です。 外壁塗装を行うことによって、住宅の外観が一新されますので、新築のような美しい見た目に戻せるようになります。 また、外壁塗装を行うことによって、建物自体を保護できるようになりますので、住宅の価値を維持しやすくなるのです。 さらに、外壁塗装で使用する塗料の中には、 ・遮熱機能 ・防水機能 ・セルフクリーニング機能 などを持っているものもあり、これらの機能を付加することによって、生活の快適性を向上させやすくなります。   デメリット 外壁塗装を行うデメリットはたった1つ。 コストがかかることです。 外壁塗装のコストは、使用する塗料や塗装面積、依頼する業者によって変動するため一概には言えませんが、基本的には数十万円単位の費用がかかります。 外壁塗装の費用相場について詳しく知りたいという方は、こちらの記事をご参考ください。 (費用相場の記事の内部リンク推奨)   外壁塗装ってどのタイミングでやればいい?   外壁塗装は築10年を目安に行うのが良いと言われています。 なぜなら、日本の住宅の約8割には、窯業系サイディングボードと呼ばれるセメントを主成分にした壁在が使われているからです。 この壁在の防水機能は、5年から7年となっています。 防水機能を持続させるためには、再塗装が必要になるのです。 また、窯業系サイディングボード以外の壁在も、5年から7年前後で防水性能が切れてしまうため10年を目安に外壁塗装を行うことをおすすめします。 ただし、築10年というのはあくまでも目安であり、場合によってはこのタイミングを待たずに塗装を行わなければならないケースもありますので注意しましょう。   外壁塗装を検討すべき劣化症状とは?     では次に、外壁塗装を検討すべき劣化症状をいくつか紹介していきます。 これから紹介する劣化症状が現れた場合、築10年が経過していなくても塗装を行った方が良いため、早めに専門業者に相談しましょう。   ・チョーキング チョーキングというのは、塗料の劣化が原因で起こる症状のことです。 外壁を手で触った時に、チョークのような粉が付いた場合、チョーキング現象が起きていると判断できます。 チョーキングを放置していると、 ・塗膜の剥がれ、膨らみ ・外壁のひび割れ ・カビ、シロアリの発生 ・雨漏りの発生 などに繋がりますので、できるだけ早く外壁塗装を行いましょう。   ・色褪せ 外壁の色褪せが目立ってきた場合は、塗り替えを検討した方が良いです。 美観が損なわれるというのも理由の1つですが、外壁の色褪せが起こるということは、塗膜劣化が始まっている証拠でもあります。 「今すぐにやらないとダメ!」 と言うほどの症状ではありませんが、放置しているとどんどん劣化が進んでいきますので、少しずつ外壁塗装の準備を進めていくことをおすすめします。   ・塗膜の膨れや剥離 塗膜の膨れや剥離が起こっている場合、外壁塗膜が劣化しています。 この状態を放置していると、雨水などが外壁内部に侵入して、ひび割れや雨漏りを引き起こす可能性が高くなりますので、早急に外壁塗装を行いましょう。   ・クラック クラックというのは、簡単に言えば外壁のひび割れのことです。 専門用語では、 ・幅3mm以下→ヘアークラック ・幅3mm以上→構造クラック と呼びます。 ヘアークラックの場合、緊急度はそこまで高くありませんが、構造クラックが起こっている場合は雨水の侵入やカビの原因になりますので、早急に対処しなければなりません。   ・シーリング材の剥がれやひび割れ シーリングというのは、サイディング材の継ぎ目のことで、サッシや窓周りに注入されているゴム材を指します。 シーリング材の剥がれやひび割れは、外壁材が劣化する原因となります。 このような症状が見られた場合は、早急に外壁塗装を行わなければなりません。 放置していると、外壁塗装では対処しきれず、大規模な修繕を行わなければならなくなってしまうこともありますので、できるだけ早く専門業者に相談しましょう。   外壁塗装はどの時期にやればいい? では最後に、外壁塗装を行う時期別のメリットやデメリットについて詳しく解説していきます。   ・春に外壁塗装をするメリット、デメリット 春は外壁塗装にピッタリの季節です。 天候が安定しており、湿度も外壁塗装に適していますので、塗料が乾きやすく、作業もスムーズに進みます。 ただし、このシーズンは多くの方が外壁塗装を検討しますので、予約が取りにくくなってしまうケースもあるのです。 「どうしても春に外壁塗装を行いたい」 という方は、余裕をもって3か月前を目安に業者に相談することをおすすめします。   ・夏に外壁塗装をするメリット、デメリット 夏は気温が高いため、外壁塗装に適していると思われがちですが、意外と作業が難航する季節でもあります。 なぜなら、ゲリラ豪雨や台風などが起こりやすいからです。 外壁塗装は雨が降っていると行えず、作業が延期になります。 そうなれば、完成までの期間がどんどん伸びてしまいますので、 「できるだけ早く作業を終わらせてほしい」 と考えている方は、別の時期を選んだ方が良いかもしれません。 とはいえ、他の季節と比べると予約が取りやすい時期になりますので、あえて夏場に依頼するというのも1つの方法と言えます。   ・秋に外壁塗装をするメリット、デメリット 秋は春同様天候が安定していますので、外壁塗装に適したシーズンと言えます。 ただ、秋になると、 「年内に外壁塗装を終わらせて、気持ちよく新年を迎えたい」 という方が増えますので、春よりも依頼件数が増える傾向にあります。 そのため、春よりも少し余裕をもって準備を進めていくことが大切です。 さらに、秋は台風シーズンということもあり、運悪く作業日が台風と重なってしまうと工期が伸びてしまいますので注意してください。   ・冬に外壁塗装をするメリット、デメリット 冬は気温が大幅に低下しますし、雪や霜の影響を受けますので、外壁塗装に最適の季節とは言えません。 また、日が短いため作業が遅れたり、工期が伸びたりするケースもあります。 とはいえ、冬は夏同様閑散期となりますので、比較的予約が取りやすいです。 このようなことから、 「すぐに外壁塗装に取り掛かってほしい」 と考えている方には最適と言えます。 ただし、冬の外壁塗装は難易度が高いため、腕の良い職人が在籍している優良業者を慎重に探していきましょう。   【屋根塗装】 住宅のメンテナンスを検討している方の中には、 「屋根塗装ってどのタイミングで依頼すればいいのかな?」 という疑問を抱えている方もたくさんいるでしょう。   そこでこの記事では、屋根塗装を行うメリットやデメリット、適切なタイミングや時期の目安について詳しく解説していきます。   屋根塗装を行うメリット、デメリットは? では早速、屋根塗装を行うメリットとデメリットから詳しく見ていきましょう。 メリット 屋根塗装を行うメリットは、 ・美しい見た目を維持できること ・防水性能の低下を防げること 上記2つです。 屋根塗装はどちらかというと後回しにされがちですが、外壁よりも紫外線や風雨の影響を受けやすいため定期的に塗装を行わなければなりません。 放置していると、美観が損なわれるだけでなく、住宅の耐久性に影響が出てしまうこともありますので注意しましょう。   デメリット 屋根塗装を行うデメリットは、 ・費用がかかること ・屋根自体が劣化している場合は意味がないこと です。 屋根塗装には数十万円単位の決して安くない費用がかかります。 また、すでに何度も塗装している場合や、何十年もメンテナンスをしていない場合などは、屋根自体が劣化してしまっている可能性があり、その場合は葺き替えや重ね葺きが必要になるケースもあります。 既に劣化が進んでいる屋根に塗装を行ってもあまり効果には期待できませんので、専門家に相談したうえで最適なメンテナンス方法を考えていきましょう。   屋根塗装はどのタイミングでやればいい? 屋根塗装の目安は、築10年が経過したタイミングと言われています。 なぜなら、住宅に使われる塗装が必要な屋根材の耐久年数が大体10年前後だからです。 もちろん、中には20年近く持つ屋根材もありますが、先ほども解説したように、屋根は外壁よりも紫外線や風雨によるダメージを受けているため、基本的には10年が目安と言われているのです。 ただし、築10年というのはあくまでも目安であり、場合によってはもっと早くやらなければならないケースもありますので、臨機応変に対応していきましょう。   ・屋根塗装のベストタイミングとは? では次に、屋根塗装を行うべきタイミングをいくつか紹介していきます。 これから紹介する劣化症状が起こっている場合、10年を待たずに屋根塗装及びメンテナンスが必要になりますので、できるだけ早く専門業者に相談しましょう。   ・屋根のひび割れが起こっている時 屋根のひび割れが起こっている場合、屋根の劣化がかなり進んでいる可能性が高いです。 初期段階であれば、屋根塗装を行いながら部分的な補修を行うことによって、劣化を食い止められるケースもあります。 ひび割れを放置していると、内側に水が侵入してしまい、雨漏りの原因となりますので、できるだけ早く対処しなければなりません。 とはいえ、屋根は人間の視線よりも高い部分にありますので、ひび割れを見つけるのは中々難しいです。 発見しにくい部分のひび割れをいち早く見つけるためにも、信頼できる業者を見つけて定期的に点検してもらうことをおすすめします。   ・雨漏りしているorしそうな時 雨漏りが発生している場合や、しそうな場合は屋根が持つ防水性が失われている可能性があります。 早い段階であれば、屋根塗装で雨漏りを食い止めることも可能です。 雨漏りを放置してしまうと、屋根塗装では対処できず、葺き替えやカバー工法などが必要になるケースもあります。 そうなると、屋根塗装以上に費用がかかってしまいますので、異変があった場合はすぐに専門業者に相談しましょう。   ・コケやカビ、汚れが目立つ時 コケやカビ、汚れが目立つ場合も、屋根塗装をするべきタイミングと言えます。 特に、 ・粘土瓦 ・アスファルト寝具 などの屋根材を使っている場合は注意が必要です。 コケやカビ、汚れというのは美観を損ねるだけでなく、悪臭の原因にもなりますので、これらが目立ってきた場合はできるだけ早く屋根塗装を行いましょう。   ・色褪せや変色がある時 屋根の色褪せや色の変化は、劣化の初期段階です。 屋根は紫外線や風雨の影響をもろに受けますので、基本的にはどの屋根材も色褪せや変色が起こります。 色褪せや変色を放置していると、美観を損なうだけでなく、屋根材が持つ防水性が低下して雨漏りに繋がるケースもあるのです。 特に何の症状も出ていない場合、そこまで緊急度は高くありませんが、心配な方は業者に相談しましょう。   屋根塗装のタイミングを屋根材別に紹介!     では次に、屋根材別のメンテナンス時期目安について詳しく解説していきます。 ・スレート屋根 スレート屋根は、価格が安く、施工性に優れていることから、日本の住宅ではよく使われています。 ただ、汚れが付着しやすく、割れやすいという性質を持っているため、定期的に塗装及びメンテナンスが必要です。 スレート屋根の塗装時期目安は、7年から12年ですが、先ほど紹介した症状が出ている場合は目安時期を待たずに塗装するのがおすすめです。   ・セメント瓦 セメント瓦は、防水性や耐久性が低いため、定期的に塗装を行って機能性を維持していく必要があります。 屋根塗装を一切行わなかった場合、塗膜が剥がれてひび割れなどに繋がります。 セメント瓦のメンテナンス時期は10年前後が目安です。   ・ガルバリウム屋根 近年主流となっているガルバリウム屋根は、軽量且つメンテナンス性に優れている屋根材です。 他の金属系屋根よりも錆びにくく、正しくメンテナンスを行えば耐久性をしっかりと維持できます。 ガルバリウム屋根の塗装目安は10年前後であり、20年が経過したら葺き替えもしくは重ね葺きを行うのがおすすめです。   ・トタン屋根 トタン屋根は、戦後に流行した屋根材となっており、現在の一般住宅にはあまり使われていません。 トタン屋根は価格も安いですが、耐久年数も10年前後とかなり短いため、こまめにメンテナンスを行う必要があります。 時期の目安は5年から10年前後となっていますが、錆びが発生すると急速に広がりますので、異変を感じたらすぐに塗装を行うようにしましょう。   屋根塗装におすすめの時期っていつ? 屋根塗装に限った話ではありませんが「塗装工事」には、天候が物凄く重要です。 雨が降っていると塗料が乾かないため、工事ができません。 また、雨が降っていなくても湿度が高い時や、霜が降りている時などは作業ができませんので注意が必要です。 このようなことから考えると、屋根塗装に適したシーズンは天候が比較的安定する春、もしくは秋と言えます。 ただ、このシーズンや塗装業者の繁忙期でもあり、とにかく予約が混み合います。 場合によっては、予約がかなり先になったり、費用が高くなったりすることもありますので、 「最適シーズンに屋根塗装を行いたい」 という方は、3か月前を目安に相談及び予約をしておくのがおすすめです。   まとめ 外壁塗装を行うことによって、住宅の美観や価値を維持できるようになります。 また、新たな機能を付け加えることも可能ですので、一石二鳥と言えるのです。 外壁塗装の目安は築10年と言われていますが、今回紹介した劣化症状が起こっている場合は、10年を待たずに塗装を行う必要があります。 「これくらい大丈夫」 と言って、外壁の劣化を放置していると、雨漏りやシロアリの発生などに繋がり、生活に支障が出てしまう可能性が高くなりますので注意しましょう。 また、劣化が進むと外壁塗装だけでは対処しきれず、さらに大掛かりなメンテナンスが必要になります。 そうなれば、より高額な費用がかかってしまいますので、できるだけ早めに対処することを強くおすすめします。

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