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【プロが解説!】外壁塗装における値引き交渉のコツ3選!

塗り替えコラム 2023.08.09 (Wed) 更新

【プロが解説!】外壁塗装における値引き交渉のコツ3選!

 

外壁塗装費用

 

外壁塗装には数十万円以上の費用が掛かります。
作業内容や塗装範囲によっては、費用が100万円を超えることも珍しくありません。
もちろん、かけた費用以上のメリットがあることは間違いないのですが、数十万円を超える費用をポンっと支払うのはなかなか難しいですよね。

そこで重要になってくるのが、値引き交渉です。
とはいえ、
「どうやって値引き交渉をすればいいの?」
「値引き交渉のコツは?」
など、様々な疑問が浮かんでくるでしょう。

そこでこの記事では、外壁塗装における値引き交渉のコツについて詳しく解説していきます。

 

 

外壁塗装で値引き交渉はできるの?

外壁塗装を検討している方のほとんどが、
「そもそも値引き交渉ってできるの?」
という疑問をお持ちでしょう。

結論から言ってしまうと、値引き交渉が行えるケースもあります。
上手に交渉を行い、多少なりとも値引きをしてもらえれば、トータル費用を抑えられますので、お得に外壁塗装を行えるようになります。

 

 

外壁塗装における値引き交渉のコツ3選

では次に、外壁塗装における値引き交渉のコツについて詳しく解説していきます。

 

・工事のスケジュールを業者に任せる

外壁塗装の値引き交渉をするときは、工事のスケジュールを業者に任せることが大切です。
春など、外壁塗装に適している時期は業者が繁忙期に入りますので、工事の日程を指定したり、できるだけ早く開始してもらえるようにお願いしたりすると、値引き交渉が成功しにくくなります。

スケジュールを業者に任せることによって、業者の都合に合わせて工事が行えるようになりますので、多少なりとも値引きに応じてもらえる可能性が高くなるのです。
値引き交渉においては、お互いに譲歩することが重要になってきます。
「工事の日程は合わせるから、その分少し値段を調整してほしい」
こう伝えるだけでも、値引き交渉の成功率がぐっと高まります。

・相見積もりであることを伝える

外壁塗装を行う際は、複数の業者から見積もりを取ることが大切です。
複数の業者の見積もりを比較して、依頼する業者を選定することを「相見積もり」と呼びます。
相見積もりを取っていると事前に伝えることによって、業者間で価格競争してもらえるようになりますので、できるだけ安く依頼できる可能性が高くなります。

また、相見積もりをとることによって、外壁塗装の相場観や各業者の独自サービスなども確認できますので一石二鳥です。
ただし、後ほど詳しく解説しますが、他社の見積もりを見せながら交渉をするのはマナー違反となりますので注意しましょう。

 

相見積もり

 

 

・端数の切り捨て交渉をしてみる

 

優良な外壁塗装業者は、相場や経費、利益などを計算し、適切な金額を算出しています。
そのため、大幅な値引きは基本的に不可能です。
優良業者になればなるほど最初からぎりぎりの値段を提示してきますので、過度な値引き交渉は避けるのが無難です。

とはいえ、多少であれば値引きしてもらえる可能性があります。
特に、端数分を値引くというのは基本的にどこの業者でも行っていることですので、大幅な値引きが難しいことは理解していると伝えたうえで、
「端数だけでも切り捨ててもらえませんか?」
と交渉してみましょう。

 

外壁塗装の値引き交渉で注意すべきこと

では次に、外壁塗装の値引き交渉で注意すべきことについて詳しく解説していきます。

・無理な交渉はトラブルの元

先ほども解説したように、優良業者はぎりぎりの値段で見積もりを出してきますので、大幅な値引きは難しいです。
依頼者側からすると、
「できるだけ安くお願いしたい」
と考えるのは普通ですが、あまりにもしつこく交渉したり、無理な要求をしたりすると、業者との関係が悪くなってしまうこともあります。

場合によっては、業者側から依頼を断られてしまうケースもありますので、無理のない範囲で交渉するようにしましょう。
ただし、
「交渉したら嫌がられるかな?」
と後ろめたい気持ちを持つ必要はありません。

無理な交渉、過度な交渉をしない限り、業者も誠心誠意対応してくれるはずですので、勇気を出して相談してみてください。

・大幅値引きをしてくる業者には注意

外壁塗装業者の中には、当初提示した見積もり金額から大幅に値引きをしてくるところもあります。
依頼者側からすると、
「そんなに値引きをしてくれるならお願いしようかな」
と考える方もいると思いますが、この考え方は危険です。

なぜなら、大幅値引きができるということは、それだけ上乗せして見積もりを出していたということになるからです。
繰り返しになりますが、優良業者は最初からぎりぎりの値段を提示していますので、大幅な値引きはできません。
一方、質の低い業者や最初から値引き交渉前提で進めている業者は、相場より高い金額を提示しているケースが多いです。

この場合、依頼者側から交渉をしないと、相場より高い費用で引き受けられてしまう可能性が高くなりますので注意しましょう。

・相場を理解したうえで相談する

外壁塗装に限った話ではありませんが、値引き交渉をする際は相場を事前にリサーチしておくことが大切です。
相場を理解していれば、
「もう少し値引きしてもらえそうだな」
「これ以上は難しいかな」
というように判断ができます。

ただ、相場を理解していない場合、どこまで駆け引きができるかがわからなくなりますし、仮に値引きをしてもらったとしても、その金額が妥当なのかどうか判断できなくなります。
こうなれば、値引き交渉をする意味がなくなってしまいますので、相場観を掴んだうえで交渉するようにしましょう。

・他者の見積書を見せるのはNG

値引き交渉を成功させるためには、相見積もりを取ることが大切です。
ただ、見積書を他社に公開して、
「これより安くなりませんか?」
というやり方は避けるべきと言えます。

というのも、外壁塗装を行っている業者同士は、言ってしまえばライバルです。
見積もりには、
・使用する塗料
・施工単価
など、業者独自のノウハウやサービスが記載されていますので、基本的にはどの業者も見せたくないと考えています。

他社に見積書を見せてしまうと、
「うちの見積書も他社に見せられるかもしれない」
と思われてしまい、業者との信頼関係が築けなくなりますので注意しましょう。

 

 

値引き交渉以外で外壁塗装を安くするコツ

安く外壁塗装を行うためには、値引き交渉を行うことが大切です。
ただ、値引き交渉以外でも外壁塗装にかかる費用を安くできます。
以下、具体的な方法を3つ紹介していきます。

塗料のグレードを下げる

外壁塗装の費用を値引き交渉せずに安くするためには、塗料のグレードを下げるのがおすすめです。
塗料には様々な種類があり、それぞれで特徴や価格が異なります。
グレードの高い塗料は、それだけ機能面や耐久面で優れていますが、それに比例して価格も高くなっていきます。

できるだけ安く外壁塗装を行いたい、予算に合った塗料を選びたいという方は、今気になっている塗料より少しだけグレードを下げてみるのがおすすめです。
そうすることによって、トータル費用をぐっと落とせる可能性が高くなります。

ただし、費用面ばかりに気を取られ、安さだけで塗料を選ぶと後悔する可能性が高くなりますので、様々な要素を総合的に判断しながら選ぶようにしましょう。

閑散期に依頼する

外壁塗装は、天候に左右される工事です。
気候が比較的安定している春や秋は、外壁塗装業者の繁忙期となります。
このタイミングで依頼した場合、通常よりも価格が高くなってしまうことがあります。

逆に、梅雨や冬などは外壁塗装業者の閑散期となりますので、このタイミングで依頼することによって値引き交渉をせずとも安く依頼できる可能性が高くなるのです。

優良業者に依頼する

外壁塗装を安く行うためには、優良業者に依頼することが大切です。
先ほども解説したように、優良業者はそもそもぎりぎりの価格を提示してくることが多いため、値引き交渉をしなくても相場よりも安い金額で依頼できる可能性が高くなります。

また、理想や希望を踏まえたうえで費用を抑える方法をアドバイスしてくれますので、安心して依頼できます。

優良業者は、費用面だけでなく、
・ヒアリング
・提案
・アフターサポート
なども充実していますので、実績や対応の質などを総合的に判断しながら、依頼者に寄り添ってくれる優良業者を探していきましょう。

 

 

まとめ

 

外壁塗装においては、値引き交渉が行える可能性が高いです。
上手に値引き交渉を行うことによって、予算内で満足のいく仕上がりを目指せる可能性が高くなります。
ただし、値引き交渉にはいくつかのコツや注意点があり、今回紹介したことを意識しないと値引き交渉に失敗するどころか、業者との信頼関係が崩れてしまいますので注意しましょう。

また、値引き交渉以外でも外壁塗装の費用を安くすることができますので、これから外壁塗装を行う方はぜひ参考にしてみてください。