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外壁塗装でよくあるトラブル11選!対処法や回避するためのコツも紹介!

塗り替えコラム 2023.08.11 (Fri) 更新

外壁塗装でよくあるトラブル11選!対処法や回避するためのコツも紹介!

 

夫婦で相談

 

 

「外壁塗装を依頼したいけど、トラブルに巻き込まれないか不安だな・・・」

そう考えている方はたくさんいるでしょう。
外壁塗装には、決して安くない費用がかかります。
せっかく高額な費用を支払って依頼するのですから、最初から最後までスムーズに進めていきたいですよね。

そこでこの記事では、外壁塗装でよくあるトラブル11選とトラブルへの対処法、それからトラブルを回避するためのコツについて詳しく解説していきます。

 

【業者編】外壁塗装でよくあるトラブルと対処法

まずは、外壁塗装業者との間で起こりやすいトラブルと対処法について見ていきましょう。

・仕上がりがイメージと違う
業者間トラブルで比較的多いのが、
「仕上がりがイメージと違う・・・」
というものです。

外壁塗装を行う際は、色見本を見たり、カラーシミュレーションをしたりして色を決めるのが一般的です。
ただ、色見本と実際の仕上がりでは見え方が変わってきます。

イメージと違う仕上がりになってしまった場合は、塗り直しを行うしか方法がありません。
ただ、依頼主都合での塗り直しにかかる費用は、基本的に全額自己負担となりますので注意が必要です。

イメージとの相違をなくすためにも、できる限り大きな見本を、太陽光に当てて確認したり、実際の施工例を見たりして慎重に検討していきましょう。

 

・色むらや剥がれがある

塗装が完了した後に、色むらや剥がれが見つかるケースもあります。
このような場合は、すぐに指摘して修正を指示してください。
外壁を含む塗装工事では、3回塗りが基本です。
ただ、業者によっては2回塗りしかしていないケースもあり、このような場合は色むらや剥がれが起こりやすくなります。

色むらや剥がれに関するトラブルを防ぐためには、実績豊富かつ信頼できる業者に任せるのが最も効果的な予防策となります。
全国にはたくさんの外壁塗装業者がありますが、安易に業者を選ぶと後悔する可能性が高くなりますので、様々な要素を加味しながら慎重に探していきましょう。

 

・業者と連絡が取れない

全国にはたくさんの外壁塗装業者がありますが、そのほとんどは顧客思いの優良業者です。
そのため、受注した仕事については最後まで責任を持って行ってくれます。
ただ、一部の悪徳業者の中には、工事を後回しにしたり、いつまで経っても連絡を返さなかったりするところもあるのです。
このような場合は、ただ業者からの連絡を待つのではなく、自ら業者に電話を入れたり、事務所に出向いたりして確認をする必要があります。
契約書を交わしてしまっていた場合でも、8日以内であればクーリングオフが行えますので、できるだけ早めに対処しましょう。

連絡が取れない、レスポンスが遅い業者はお世辞にも優良業者とは言えません。
上記のようなトラブルを防ぐためにも、時間をかけて依頼する業者を探していきましょう。

 

・依頼していない部分に塗料がついた

外壁塗装を行う際は、事前に塗装を行う部分と行わない部分について打ち合わせを行います。
この打ち合わせを疎かにしてしまうと、
「依頼していない部分にまで塗装されてしまった」
というトラブルが起こりやすくなりますので注意が必要です。

依頼していない部分に塗料が付いた場合や、業者の勘違いで塗装されてしまっていた場合、これは施工不備となりますので、しっかりと現状復旧を行ってもらいましょう。

このトラブルを防ぐためには、打ち合わせをとにかく丁寧に行うことが大切です。
業者と認識の相違があると、思わぬトラブルに発展しやすくなりますので注意してください。

 

・見積もり額を大幅に上回る費用を請求された

外壁塗装をはじめとする様々な工事でよくあるのが、
「見積もり額を大幅に上回る費用を請求された」
というトラブルです。

場合によっては、やむを得ない事情で追加工事が必要になるケースもありますが、しっかりと打ち合わせを行い、業者が現地調査を徹底的に行っているのであれば、追加工事が発生する可能性はかなり低くなります。

追加工事及び追加費用請求の話が出た場合は、契約書をしっかりと確認しましょう。
あらかじめ契約に明記されていなかった費用については、支払いを拒否できます。

また、契約を結ぶ前に追加費用の有無を確認しておくだけでも、このようなトラブルを未然に防げるようになりますので、打ち合わせや確認作業を疎かにせず、とにかく丁寧に進めていくようにしましょう。

 

・見積もりに記載されている作業を飛ばされた

外壁塗装の見積もりでは、金額だけでなく、どのような作業をどのような順番で進めていくのかを記載するのが一般的です。
ただ、いざ工事が始まってみると、見積もり内容と違った工事が行われるケースもあります。

工事が始まり、
「記載されている作業を行っていないのでは?」
と感じた場合は、すぐに業者に確認を取り、やり直しを依頼しましょう。
工事終了後でも、外壁塗装業者には瑕疵担保責任がありますので、欠陥や手抜き工事があった場合はやり直しを要求できます。

このようなトラブルを防ぐためには、見積もりに記載されている工程ごとに報告してもらうのがおすすめです。
そうすることによって、必要な工程が抜け落ちるというトラブルを回避しやすくなります。

 

・工期が大幅に長引いている

外壁塗装は、天候に左右される工事です。
雨が降っている場合や、気温や湿度が適していない場合、作業自体が行えなくなってしまいます。
そのため、冬や梅雨などに依頼した場合、天候が原因となり作業が長引いてしまう可能性があります。
このような場合、業者側に損害賠償を請求することは基本的にできません。

ただ、正当な理由なく工期が遅れているのは間違いなく業者の責任ですので、すぐに連絡を入れて工事の催促をしてください。

工期の遅延は、天候が安定している時期に依頼することによって防ぎやすくなりますので、依頼時期についても再度検討してみましょう。

 

・業者が倒産した

確率としてはかなり低いトラブルですが、業者が倒産してしまって工事が進まないというトラブルが起こってしまうケースもあります。
料金を支払っていない場合や、工事が始まっていない場合であればまだ何とかできますが、既に前金を支払っている場合や、工事が始まっている場合は早急に対処しなければなりません。

とはいえ、既に業者が倒産している場合や、夜逃げしてしまっている場合などは、トラブルの解決までにかなりの時間がかかります。
このようなリスクを回避するためにも、依頼する業者はとにかく慎重に選び、工事費用の全額前払いは行わないようにしましょう。

 

【近隣編】外壁塗装でよくあるトラブルと対処法

では次に、近隣住民との間でよくあるトラブルと対処法について詳しく解説していきます。

 

 

騒音問題

 

 

工事の音がうるさいとクレームが入った

外壁塗装工事では、足場の組み立てや解体など、音のなる作業を行う必要があります。
また、複数人の職人が声を掛け合いながら、連携をとって作業を進めていきますので、通常よりは騒がしくなってしまうことが想像されます。

場合によっては、近隣住民から「うるさい」とクレームが入ってしまうこともあるでしょう。
そのような場合は、業者と一緒に謝罪をして、工事期間や時間などを丁寧に説明して理解してもらうことが大切です。

また、工事が始まる際は業者が近隣住民に営業もかねて挨拶回りをするのが一般的です。
ただ、挨拶を業者に丸投げするのではなく、自ら直接出向くことによって、トラブルを回避できる可能性が高くなります。

 

隣家に塗料が飛んでしまった

外壁塗装では、隣家に塗料が飛び散らないよう、最善の注意を払って作業を進めます。
ただ、何らかの理由で隣家に塗料が飛んでしまうケースもあり、これが原因でトラブルに発展することもあります。

このような場合、外壁塗装業者が加入している損害保険でカバーができますので、依頼者が費用を負担する必要はありません。
ただし、質の低い業者の中には損害保険に加入していないところもありますので注意が必要です。

 

ニオイがひどいとクレームが入った

外壁塗装では、水性塗料もしくは油性塗料を使用します。
油性塗料は、水性塗料に比べるとニオイがきついため、クレームに繋がってしまうこともあります。
これについてはある程度仕方がないことですので、近隣の方に謝罪と説明をして理解してもらうしかありません。

ニオイをできるだけ防ぎたいという場合、水性塗料を選ぶのがおすすめです。
ただ、油性塗料と水性塗料では特徴が異なりますので、事前にそれぞれの特徴を理解した上で慎重に検討していきましょう。

 

外壁塗装のトラブルを回避するためのコツは?

外壁塗装のトラブルを回避する最も簡単な方法は、優良業者を選ぶことです。
顧客思いの優良業者を選ぶことによって、理想や希望も反映しやすくなりますし、疑問点や不安点を解消したうえで工事を進められるようにもなります。

実績や対応の質などを確認せず、安易に依頼する業者を選んでしまうと後悔する可能性が高くなりますので注意しましょう。

 

 

まとめ

 

外壁塗装におけるトラブルを回避するためには、よくあるトラブル事例と対処法、それからトラブルの回避策について事前に知識をつけておくことが大切です。
今回紹介したトラブルは、全国で比較的頻繁に起こっているトラブルと言えますので、工事を依頼する前にしっかりと確認しておいてください。

トラブルを避け、安心して外壁塗装を依頼するためには、信頼できる優良業者を見つけることが大切です。
後悔しないためにも、時間をかけてじっくりと信頼できる業者を探していきましょう。