2024年4月23日 更新!
外壁シーリングの劣化に気づいてますか?対処法とあわせてご紹介!
自宅を所有することは、多くの責任を伴います。 特に外壁のメンテナンスは、家の健康と美観を維持するために重要な役割を果たします。 今回は、外壁のシーリング、一般にコーキングとも呼ばれる部分の劣化に注目し、そのサインと対処法について見ていきましょう。 □外壁コーキング(シーリング)の劣化サインを見逃すな! 外壁コーキングの劣化は見過ごしやすいですが、早期に察知し適切な対策を講じることで、大きな損傷や修理費用の増加を防げます。 ここでは、コーキング劣化の主なサインと、それらが家に与える影響について説明します。 1:肉瘦せ コーキング材の厚みが減少する肉瘦せは、弾力成分の流出により生じます。 見た目で確認でき、他の部分と比較して明らかにコーキング材が薄くなっている場合、早期の対処が求められます。 2:ブリード現象 コーキングから成分が溶け出し、外壁がベタつき始める現象です。 これは外壁の見た目だけでなく、保護機能にも影響を及ぼすため、見過ごさないことが重要です。 3:剥離と断裂 外壁との接着が失われる剥離や、コーキング材が裂ける断裂は、外壁を保護するコーキングの役割が十分に果たされないサインです。 これらは水漏れといった症状の原因となるため、速やかな対応が必要です。 4:欠落 コーキング材が部分的になくなり、外壁に隙間が生じた状態です。 これは直ちに修理が必要な重大な問題を示唆しており、放置すると建物の構造に深刻なダメージを与える可能性があります。 □劣化した外壁コーキング(シーリング)の正しい対処法 コーキングの劣化を見つけたら、適切な補修を行うことが重要です。 ここでは、主に打ち増しと打ち替えの2つの補修方法を紹介します。 1:打ち増し 古いコーキング材を取り除かずに、新しい材料を上から追加する方法です。 効果的で費用も抑えられますが、既存のコーキングがまだ劣化しきっていない状態の必要があります。 2:打ち替え 完全に古いコーキング材を取り除き、新しいもので置き換える方法です。 より根本的な対策であり、特に大きなダメージがある場合に推奨されます。 自己補修でも直せないことはないですが、リスクも理解しておくことが大切です。 専門知識が必要な作業も多いため、適切な方法を選択し、必要に応じてプロの助けを借りることが望ましいです。 □まとめ 外壁のシーリング劣化は、建物の健康を維持するために早期に対処する必要があります。 肉瘦せ、ブリード現象、剥離、断裂、欠落など、さまざまなサインに注意を払い、適切な補修方法を選ぶことが大切です。 時には専門家に相談し、建物を適切に保護しましょう。

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