2023年11月10日 更新!
外壁塗装の塗料は油性がいい?水性がいい?それぞれのメリット、デメリットを紹介!
外壁塗装の塗料は油性がいい?水性がいい?それぞれのメリット、デメリットを紹介! 外壁塗装で使用する塗料には、 ・油性塗料 ・水性塗料 大きく分けると上記2つの種類があります。 外壁塗装を検討している方の中には、 「どっちを選べばいいの?」 という疑問を抱えている方もいるでしょう。 そこでこの記事では、外壁塗装で使用する水性塗料と油性塗料の特徴やメリット、デメリットについて詳しく解説していきます。 外壁塗装で使われる塗料の種類 では早速、外壁塗装で使われる油性塗料と水性塗料の特徴について詳しく見ていきましょう。 ・油性塗料 油性塗料とは、シンナーなどの有機溶剤で希釈した塗料です。 シンナーなどを使うため、水性塗料に比べると強いニオイが出やすいのですが、その分耐久性が高い塗料が多いため、できるだけ長持ちさせたいと考えている方には最適と言えます。 ・水性塗料 水性塗料とは、水で希釈した塗料のことを指します。 水が蒸発し、乾燥する過程で塗膜が形成されますので、塗料独特の強いニオイがありません。 近隣住民にも迷惑をかけず、工事中にストレスを感じることも少ないため、近年人気を集めています。 外壁塗装で使われる油性塗料のメリット では次に、外壁塗装で使われる油性塗料のメリットについて詳しく見ていきましょう。 ・耐久性が高く、ツヤを出しやすい 先ほども解説したように、油性塗料はシンナーなどの有機溶剤で希釈していますので、水性塗料に比べて耐久性が高いです。 紫外線にも負けないほどのパワーがありますので、とにかく耐久性を重視したいと考えている方に最適と言えます。 また、有機溶剤を含んでいることから、独特の綺麗なツヤを出しやすいです。 耐久性も高いため、ツヤを長期間維持することも可能になります。 このようなことから、綺麗なツヤを出すことにこだわっている場合や、ツヤを長期間持続させたいと考えている方にもおすすめです。 ・乾燥が早い 塗装範囲や天候によっても変わりますが、外壁塗装にはある程度時間がかかります。 なぜなら、塗料を乾燥させなければならないからです。 油性塗料は、水性塗料よりも含まれる水分の量が少ないため、乾燥スピードが速いです。 このようなことから、 「できるだけ短期間で仕上げてほしい」 という方に向いていると言えます。 外壁塗装で使われる油性塗料のデメリット では次に、外壁塗装で使われる油性塗料のデメリットについて詳しく解説していきます。 ニオイがきつい こちらも先ほど紹介しましたが、油性塗料はシンナーなどの有機溶剤を使うため、どうしても強いニオイが出てしまいます。 このニオイは、工事期間中ずっと漂ってきますので、近隣に迷惑をかけてしまう可能性もあります。 また、仕上がった後も数日はニオイが残りますので、敏感な方にはあまりおすすめできません。 値段が若干高い 油性塗料は、有機溶剤が含まれている分、水性塗料よりも高価なことが多いです。 とはいえ、価格だけで見ると高く感じてしまうかもしれませんが、その分水性塗料よりも強靭な塗料を作れますので、長期的に考えるとコスパが良いと言えます。 外壁塗装で使われる水性塗料のメリット では次に、外壁塗装で使われる水性塗料のメリットについて詳しく見ていきましょう。 ・ニオイがきつくない 外壁塗装を検討している方の中には、 「ニオイが心配・・・」 と悩んでいる方も多いでしょう。 油性塗料はかなり強いニオイが出てしまうため、ニオイに敏感な方や、赤ちゃんや高齢者と一緒に暮らしている方にはあまり向いていないと言えます。 ただ、水性塗料は水で希釈していますので、強いニオイが出にくいです。 もちろん、完全無臭というわけにはいきませんが、油性塗料に比べると大幅にニオイを軽減できますので、扱いやすさを重視している方に最適と言えます。 ・比較的リーズナブル 外壁塗装には、比較的高額な費用がかかります。 中には、 「できるだけお金をかけずに行いたい」 「削れるところはとことん削りたい」 そう考えている方もいるでしょう。 水性塗料は、シンナーなどを使っていませんので、その分費用を抑えられます。 これにより、全体のコストダウンにも繋げやすくなるのです。 外壁塗装で使われる水性塗料のデメリット では次に、外壁塗装で使われる水性塗料のデメリットについて詳しく見ていきましょう。 油性塗料に比べると寿命が短い 水性塗料には、 ・ニオイがきつくない ・価格が安い など、様々なメリットがあります。 その代わり、油性塗料に比べると寿命が短くなりがちです。 とはいえ、近年では水性塗料の研究や開発が進んでおり、油性塗料と寿命がほとんど変わらない塗料も出てきています。 一般的にみると油性塗料よりも寿命が短くなりがちなのですが、中には油性塗料と同じ、あるいは油性塗料以上の寿命を持つ水性塗料もありますので、しっかりとリサーチしたうえで使用する塗料を選ぶことをおすすめします。 使えない素材がある 水性塗料は非常に魅力的な塗料ですが、あくまでも“水性”ですので、塗布できる素材とできない素材が出てきます。 鉄など、塗料を弾いてしまうような素材への塗布はかなり難しいです。 とはいえ、絶対に使えないというわけではなく、下塗り材を上手に使うことによって塗布できるケースもあります。 ただ、この場合は職人の技術が試されますので、信頼と実績のある業者に依頼しなければなりません。 油性塗料と水性塗料、結局どっちがおすすめなの? 油性塗料と水性塗料にはそれぞれメリットとデメリットがあり、一概に優劣をつけることはできません。 そのため、中には、 「どっちにすればいいか決め切れない・・・」 と悩んでいる方もいるでしょう。 ここからは、油性塗料がおすすめの人と水性塗料がおすすめの人の特徴について詳しく解説していきます。 塗料選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。 ・油性塗料がおすすめの人 油性塗料がおすすめなのは、 ・耐久性を重視している人 ・塗料のニオイが気にならない人 です。 油性塗料は耐久性に強みを持っており、紫外線にも負けないほどのパワーを持っています。 そのため、メンテナンスの頻度を減らしたい方や、紫外線が当たりやすいお家に住んでいる方などにおすすめです。 また、日中外出していることが多く、塗料のニオイが気にならないという方にも油性塗料がおすすめです。 ただし、近隣住民への配慮は忘れないようにしましょう。 ・水性塗料がおすすめの人 水性塗料がおすすめなのは、 ・ニオイが気になる人 ・コストを抑えたい人 です。 水性塗料も完全無臭というわけではありませんが、油性塗料に比べると明らかにニオイが少ないです。 中には、 「多少のニオイなら我慢できる」 と考える方もいると思いますが、耐えられない方は意外とたくさんいますので、心配な方は水性塗料に絞って探していくのがおすすめです。 また、水性塗料は油性塗料に比べるとリーズナブルであることが多いため、外壁塗装にかかるコストを少しでも抑えたいという方にも最適と言えます。 水性塗料と油性塗料で悩んだらどうすればいい? 水性塗料と油性塗料の特徴を正しく理解することによって、どちらを選ぶべきか判断しやすくなります。 とはいえ、外壁塗装が初めての方や、塗料に関する知識がそこまでない方は、塗料選びで悩んでしまうことも多いです。 そんな時は、信頼できる外壁塗装業者に相談しながら使用する塗料を決めるのがおすすめです。 外壁塗装業者は、その道のプロであり、各塗料の特徴やメリット、デメリットについても熟知しています。 その知見を活かしつつ、希望や理想、こだわりを踏まえて提案やアドバイスをしてくれますので、スムーズに塗料を選べる可能性が高くなるのです。 水性塗料を使うか、油性塗料を使うかで悩んでいる方は、一人で何とかしようとするのではなく、実績と信頼のある外壁塗装業者に相談してみましょう。 まとめ 外壁塗装に使われる塗料には、 ・油性塗料 ・水性塗料 大きく分けると上記2つの種類があり、それぞれで特徴やメリット、デメリットが大きく異なります。 中には、 「どっちでも一緒でしょ?」 と考える方もいますが、たくさんの違いがある塗料ですので、それぞれの特徴を正しく理解したうえで慎重に選ぶようにしましょう。 今回紹介した特徴を踏まえて塗料選びを行うことにより、自分に合った塗料を見つけやすくなります。 ただ、塗料や外壁塗装に関する専門的な知識がない場合、どちらの塗料を使うか決め切れなくなってしまうこともあります。 そんな時は、できるだけ早く信頼できる外壁塗装業者に相談し、提案やアドバイスを受けながら決めていくのがおすすめです。
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