知っておきたい塗料の種類 塗料に関する基礎知識【前編】
塗料のいろいろな種類
静岡市清水区の皆さん、こんにちは!
いつも外壁・屋根塗装専門店モチエイのブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
ショールーム内の望月です!
本日は、塗り替えを検討中の皆さんに、知っておきたい塗料の種類についてご紹介いたします。
「塗料っていろいろな種類があるみたいだけど、結局何がどういいの?」
「こういう性能がある塗料にしたいんだけど」「艶ってあった方がいいかしら?」など。
いろいろな種類の塗料を、【前編】【後編】2回に分けて、ご紹介してまいります😃
【前編】 目次
1.塗料の種類
2.塗料のグレードと特徴
・アクリル塗料(有機塗料)
・ウレタン塗装(有機塗料)
・シリコン塗料(有機塗料)
・フッ素塗料(有機塗料)
1.塗料の種類
塗料の種類は大きく分けて、2つ‼有機塗料と無機塗料です。
有機塗料はその名の通り、有機物がメインです。
有機塗料には様々な樹脂成分が含まれており、その樹脂成分によって塗料の性能やグレードが決定されます。
ですが、こちらの有機塗料に含まれる樹脂は紫外線によってダメージを負い、分解され劣化していきます。
一方無機塗料は、こちらもその名の通り無機物がメインの塗料です。別名ハイブリッド塗料とも呼ばれています。
こちらは劣化しにくい無機物がメインで作られていますが、なぜ有機物を混ぜる必要があるの?🙄と
思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本来ならば劣化が起きにくい無機物だけで、塗料を作ることができればいいのですが、
無機塗料だけだと塗料が固くなり、塗ることができないのです。なるほど…
ですので少量の有機塗料を混ぜる必要があるわけなんですね‼
2.塗料のグレードと特徴
・アクリル塗料(有機塗料)
《特徴》
「アクリル塗料」は、塗料の主成分がアクリル樹脂の塗料のことを指します。
軽量なので、重ね塗りしやすく、また光沢があり発色しやすいため、調理家電や自動車の上塗りでよく使用されています。
①コスト面では優れるが耐久性はない
②近年はほとんど使用されていない
《耐久年数》
5~8年
《費用》
最も安価
《オススメの方》
費用を安く抑えたい。今後長くは住まない予定だ。家の印象を気軽に変えたい
・ウレタン塗料(有機塗料)
《特徴》
主成分がウレタン樹脂である「ウレタン塗料」は、柔らかい素材なので密着性に優れています。
ゴルフボールの塗装にも使われるほど細かい箇所や曲面にんも対応でき、複雑な形状の外壁にも最適です。
剥がれにくく硬度がありますが、独特の光沢感があるタイプが多いので、仕上がりが気になる方は避けたほうが良いかもしれません。
①柔軟性と密着性あり
②近年使用率が減少している
《耐久年数》
8~10年
《費用》
やや安い
《オススメの方》
費用をは安く抑えたいが、10年くらいはもってほしい
・シリコン塗料(有機塗料)
《特徴》
主成分がシリコン樹脂でできている「シリコン塗料」は、総合的に住宅保存にかかるコストを大きく削減できると言われるほど、
非常にコストパフォーマンス性が高い塗料です。
「塗料に迷ったらシリコンが良い」と勧める塗装業者も多く見られます。
耐久性・耐水性・費用のバランスがよく、透湿性に富んでいるため結露が発生しにくいことも、人気の理由の一つです。
①耐久性・耐水性・透湿性とコストパフォーマンスのバランスがいい
《耐久年数》
10~15年
《費用》
中間くらい
《オススメの方》
費用対効果が高い塗料を選びたい方
・フッ素塗料(有機塗料)
《特徴》
フッ素樹脂を使った「フッ素塗料」は、耐熱性・耐寒性が高いため、あらゆる気候に対応できる上、
耐用年数が非常に長いのが特徴の塗料です。
費用が高いので、一般住宅では外壁よりも施工面積の狭い屋根にのみ採用されるパターンが多いです。
雪が滑り落ちやすいので、積雪地域の屋根の塗装などで使用されています。
また酸性雨や紫外線に強く、汚れが付着しても雨で流れるため、長い期間メンテナンスをしないで済むことから、
陸橋や鉄塔、高層ビルなどの塗装に使われています。
①耐候性・防水性・防汚性などの様々な機能あり
②親水性があるので汚れ落ちがいい
③商業施設など大型の建物で多く採用されている
《耐久年数》
15~20年
《費用》
やや高い
《オススメの方》
痛みが起きやすい屋根に使いたい。やや費用がたかくなってもいいから、外壁塗装の回数を減らしたい方
有機塗料だけでも様々な塗料があります。
迷ってしまうのも当然です!
分からないこと、お悩みごとにも私たちは寄り添います‼
こんなこと聞いていいのかな?どんな些細なことでも構いません。
是非ショールームにいらしてください。ご来店をお待ちしております!