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外壁ジョリパット塗装のメリット・デメリットとは?費用や種類も解説

塗り替えコラム 2024.12.27 (Fri) 更新

美しいデザインと高い耐久性を両立した外壁材として注目されている「ジョリパット」。
住宅の外観を大きく左右する外壁塗装において、ジョリパットは魅力的な選択肢と言えるでしょう。
今回は、外壁ジョリパット塗装について、その特徴やメリット・デメリット、費用、種類、そして塗装時の注意点などを分かりやすく解説します。
外壁塗装を検討されている住宅オーナーの皆様にとって、役立つ情報となることを願っています。
これからリフォームを検討される方、あるいは既にジョリパットを使用されている方も、ぜひ最後までお読みください。

ジョリパット外壁塗装とは何か?特徴と魅力を徹底解説

ジョリパットの特徴・種類

ジョリパットは、アイカ工業株式会社が製造・販売する壁面仕上げ用の塗材です。
モルタルなどの下地の上に塗布し、コテやローラー、吹き付けなど様々な手法で仕上げることで、多彩なデザインと質感を表現できます。
45年以上の歴史を持つジョリパットは、その高いデザイン性と耐久性から、多くの住宅オーナーに選ばれています。
種類としては、大きく分けて吹き付け、ローラー、コテ仕上げの3種類があり、それぞれに様々なパターンが存在します。
吹き付けは比較的コストを抑えられますが、ローラーやコテ仕上げは職人の技が求められ、より複雑で個性的なデザインを実現できます。
また、素材や機能性も様々で、遮熱性や防汚性、抗菌性などを備えた製品もあります。

ジョリパットを選ぶメリット

1: デザイン性の高さ:100種類以上のデザインパターンと140色以上の豊富なカラーバリエーションから、住宅のスタイルや好みに合わせた自由なデザインが可能です。
和風、洋風、モダンなど、あらゆるデザインに対応できます。

2: 高い耐久性:一般的な外壁塗装と比較して、色褪せしにくく、長期間にわたって美しい外観を保てます。
また、ひび割れにも強いのが特徴です。

3: メンテナンスの容易さ:親水性のあるジョリパットは、雨水で汚れを洗い流す効果があり、メンテナンスの手間を軽減できます。
汚れが気になる場合は、中性洗剤で優しく洗うだけで綺麗になります。

4: 安全性:ホルムアルデヒドの放出量が少なく、人体や環境に優しい素材を使用しています。
小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使用できます。

ジョリパットを選ぶデメリット

1: 施工費用:サイディングなどに比べて施工に手間がかかるため、費用が高くなる傾向があります。
特に、コテ仕上げなど職人の技術を要する仕上げ方法は、費用が高額になります。

2: 施工期間:現場での施工となるため、サイディングなどに比べて施工期間が長くなります。
天候に左右される場合もありますので、余裕を持ったスケジュールが必要です。

3: 職人の技術による仕上がりの差:コテ仕上げなどは、職人の技術によって仕上がりが大きく変わる可能性があります。
実績のある信頼できる業者を選ぶことが重要です。

4: 汚れの付着:凹凸のあるデザインの場合、汚れが溜まりやすいというデメリットがあります。
定期的な清掃が必要です。

外壁ジョリパット塗装の費用と注意点

費用相場と内訳

ジョリパット塗装の費用は、使用する材料の種類、デザイン、施工面積、地域差などによって大きく変動します。
㎡あたり5,000円~12,000円程度が相場ですが、複雑なデザインや特殊な材料を使用する場合は、さらに高額になる可能性があります。
費用内訳としては、材料費、足場設置費用、高圧洗浄費用、下地処理費用、塗装費用などが含まれます。
正確な費用を知るためには、業者に見積もりを依頼することが大切です。

塗装工事における注意点

1: 下地処理の重要性:ジョリパットの耐久性を高めるためには、下地処理が非常に重要です。
既存の塗膜の剥がれやひび割れを丁寧に補修し、下地をしっかりと整えることで、仕上がりの美しさや耐久性が向上します。

2: 天候の影響:ジョリパット塗装は、天候に大きく左右されます。
雨天や強風時は施工が不可能なため、工期が延びる可能性があります。

3: 乾燥時間:ジョリパットは、乾燥に時間がかかるため、施工後も十分な乾燥期間が必要です。
乾燥が不十分なまま次の工程に進めると、塗膜の剥がれやひび割れなどの不具合が発生する可能性があります。

業者選びのポイント

1: 実績と経験:ジョリパット塗装の実績が豊富で、経験豊富な業者を選ぶことが重要です。
施工事例などを確認し、技術力や信頼性を評価しましょう。

2: 施工体制:施工体制がしっかりしている業者を選びましょう。
責任者や担当者が明確で、連絡体制がスムーズな業者を選ぶことが大切です。

3: 保証内容:施工後の保証内容を確認しましょう。
万が一、施工不良が発生した場合でも、責任を持って対応してくれる業者を選びましょう。

まとめ

今回は、外壁ジョリパット塗装の特徴、メリット・デメリット、費用、種類、塗装時の注意点、そして業者選びのポイントなどを解説しました。
ジョリパットはデザイン性と耐久性に優れた外壁材ですが、施工には専門的な知識と技術が必要となります。
そのため、信頼できる業者に依頼することが、美しい仕上がりと長持ちする外壁を実現するための鍵となります。
業者に見積もりを依頼することで、最適な業者を見つけ、理想の外壁を手に入れましょう。
費用や施工期間、デザイン性など、ご自身の状況や要望に合った選択をすることが大切です。
専門業者との綿密な打ち合わせを通じて、安心して外壁塗装を進めてください。
後悔のない選択をするために、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。