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外壁塗装は一部だけにしても良いのか?メリット・デメリットを解説

塗り替えコラム 2024.11.27 (Wed) 更新

築年数が経ち、外壁の劣化が気になるけど、予算を抑えたいと考えているあなた。
外壁塗装を一部だけ行う方法があるのはご存知ですか。
部分塗装は、全面塗装と比べて費用を抑えられるメリットがありますが、同時に色ムラや足場代がかかるなど、費用面以外のリスクも存在します。
この記事では、外壁塗装を一部だけ行うメリットとデメリットを解説することで、読者が部分塗装の適切な判断をし、費用を抑えながら外壁を美しく保つことができるようにします。

外壁塗装一部だけ費用は安い?

外壁塗装を一部だけ行うメリットは、なんといっても費用を抑えられることです。
しかし、部分塗装は全面塗装と比べて、いくつかのデメリットも存在します。

1: 費用面でのメリット

部分塗装は、全面塗装に比べて必要な塗料や工数が少なくなるため、費用を抑えることができます。
特に、劣化が激しい部分だけを塗装する場合には、大幅なコストカットが期待できます。

2: 費用面以外のデメリット

部分塗装には、費用面以外にもいくつかのデメリットがあります。

・色ムラが発生しやすい

部分塗装では、全面塗装と比べて色調の差が目立ちやすくなります。
これは、新旧の塗料の色の違いや、塗装の際の気温や湿度などの影響により発生します。

・足場代がかかる

部分塗装の場合でも、足場を組む必要があるケースがあります。
特に、高所にある部分の塗装を行う場合は、足場代が大きな負担になる可能性があります。

・塗装の耐久性が落ちる

部分塗装は、全面塗装に比べて塗装の耐久性が落ちる可能性があります。
これは、塗装されていない部分から雨水が浸入し、外壁の劣化を促進してしまう可能性があるためです。

外壁塗装を一部だけ検討すべきケースとは?

外壁塗装を一部だけ行うべきケースと、全面塗装が推奨されるケースを具体例を交えながら解説していきます。

1: 部分塗装がおすすめなケース

– 劣化が激しい部分だけを補修したい場合
– 塗装が剥がれた部分やひび割れが発生している部分だけを補修したい場合
– 増築やリフォームによって、一部だけ塗装が必要になった場合
– 予算が限られている場合

2: 全面塗装が推奨されるケース

– 全体の外壁に劣化が見られる場合
– 塗装の耐久性を高めたい場合
– 外壁の色をガラリと変えたい場合
– 新築から10年以上経過している場合
例えば、築15年の住宅で、一部の壁にひび割れや色あせが見られる場合、部分塗装で対応できる可能性があります。
しかし、全体的に劣化が見られる場合は、全面塗装の方がおすすめです。
また、外壁の色をガラリと変えたい場合も、全面塗装の方が綺麗に仕上がります。

まとめ

外壁塗装を一部だけ行うメリットは費用を抑えられることですが、色ムラや足場代がかかるなど、費用面以外のリスクもあります。
部分塗装は、劣化が激しい部分だけを補修したい場合や、予算が限られている場合に有効ですが、全体的な劣化が見られる場合は全面塗装の方がおすすめです。
外壁塗装の費用は、塗料の種類や面積、施工業者によって大きく異なります。