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ペンキの3度塗りすべき理由と2度塗りではダメな理由を解説

塗り替えコラム 2024.09.12 (Thu) 更新

DIYで家の外壁塗装や屋根塗装に挑戦しようと思っているみなさんにご報告です。
コストを抑えたい気持ちはよく分かります。
しかし、ペンキの二度塗りで本当に大丈夫でしょうか。
せっかく時間をかけて塗装したのに、すぐに剥がれてしまったら悲しいですよね。
この記事では、ペンキの二度塗りではダメな理由や、三度塗りをすることで得られるメリットを解説します。
DIYで塗装を行う際の適切な塗り回数と、その理由を分かりやすく説明することで、みなさんが安心して安全で高品質な塗装を実現できるようサポートします。

□ペンキの二度塗りではダメな理由|3度塗りをするべき理由とは?

1:耐久性が低くなる

二度塗りでは、塗膜が薄くなるため、塗料本来の性能を発揮できません。
そのため、紫外線や雨風による劣化に弱くなり、塗料が剥がれやすくなってしまいます。

2:塗りムラや塗り残しが発生しやすい

二度塗りでは、一度目の塗りが乾く前に二度目を塗ってしまうと、塗りムラや塗り残しが発生しやすくなります。
特に、凹凸のある面や、細かい部分などは、塗り残しやすいため注意が必要です。

3:雨水などが浸入しやすくなる

塗膜が薄くなると、雨水などが浸入しやすくなってしまいます。
特に、外壁や屋根は、雨風に直接さらされるため、塗膜の厚みが重要です。
雨水が浸入すると、木材腐朽や鉄部の錆が発生し、建物の寿命を縮めてしまう可能性があります。

4:見た目も美しくならない

二度塗りでは、塗膜が薄いため、仕上がりが綺麗になりません。
また、塗りムラや塗り残しが発生すると、見た目が悪くなってしまいます。
このように、二度塗りではさまざまな問題が発生する可能性があります。
せっかく塗装するなら、しっかりと三度塗りをして、塗料本来の性能を発揮させ、美しく長持ちする塗装を実現しましょう。

□外壁塗装・屋根塗装の塗り回数は3回が基本|各塗りの目的を解説

1:下塗り

下塗りは、中塗り・上塗り塗料との密着性を高め、塗装面を整え、塗料の吸い込みを抑えるための工程です。
下塗り塗料は、接着剤のような役割を果たし、塗料の密着力を高めます。
また、素材の凹凸を平滑にすることで、中塗り・上塗りの塗料が均一に塗布できるようになります。

2:中塗り

中塗りは、塗料の性能を発揮させ、上塗りの密着性を高めるための工程です。
中塗り塗料は、下塗り塗料の上に塗布され、外壁や屋根の表面を保護する役割を担います。
また、中塗り塗料は、上塗り塗料との密着性を高める効果もあります。

3:上塗り

上塗りは、塗膜の厚みを出し、耐久性や防水性を高め、ムラのない美しい仕上がりを実現するための工程です。
上塗り塗料は、中塗り塗料の上に塗布され、外壁や屋根の表面を保護する役割を担います。
上塗り塗料には、さまざまな機能が備わっています。
例えば、紫外線カット効果や、防カビ効果、防藻効果などがあります。
上塗りをすることで、外壁や屋根を長期間にわたって保護できます。

□まとめ

ペンキの二度塗りでは、塗膜が薄くなり、耐久性が低くなったり、塗りムラや塗り残しが発生したり、雨水などが浸入しやすくなるなどの問題が発生する可能性があります。
外壁や屋根の塗装は、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りを行うことが基本です。
それぞれの塗りは、密着性を高め、塗装面を整え、塗料の吸い込みを抑え、塗料の性能を発揮させ、塗膜の厚みを出し、耐久性や防水性を高め、ムラのない美しい仕上がりを実現するために重要です。
DIYで塗装を行う際は、二度塗りで済ませずに、しっかりと三度塗りを行い、安全で高品質な塗装を実現しましょう。

当社では、みなさんに適正価格で安心できる最高の外壁塗装、屋根塗装工事をご提供できるよう日々努力しています。
ペンキ塗りについて自分では難しい方はぜひ当社までご相談ください。