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タイル仕上げの外壁の目地コーキングが剥がれている?放置すると危険な理由

塗り替えコラム 2024.08.31 (Sat) 更新

タイル仕上げの外壁の目地コーキングが剥がれていることに気づいたみなさんは、放置しても大丈夫なのか、どうすればよいのかと不安に思っているかもしれません。
本記事では、外壁の目地コーキングの役割、放置すると危険な理由について解説します。

□タイル仕上げの外壁の目地コーキングの役割とは?

1:ヒビ割れ抑制

タイル仕上げの外壁は、モルタルやコンクリートをベースにタイルが貼り付けられています。
モルタルやコンクリートは、時間の経過とともに乾燥収縮を起こし、ヒビ割れが発生しやすい素材です。
目地コーキングは、このヒビ割れを抑制する役割を担っています。
コーキング材は、弾性のある素材で、モルタルやコンクリートの伸縮に追従することで、ヒビ割れを防止し、外壁の強度を保ちます。

2:防水

目地コーキングは、外壁の防水にも重要な役割を果たします。
雨水や湿気が、タイルとタイルの間の目地から浸入すると、モルタルやコンクリートを腐食させ、外壁の劣化につながります。
目地コーキングは、目地を密閉することで、雨水や湿気の浸入を防ぎ、外壁の寿命を延ばします。

3:美観

目地コーキングは、外壁の美観を維持する役割も担っています。
目地コーキングが劣化すると、ひび割れや変色などが発生し、外壁全体の見た目を損ねてしまいます。
目地コーキングを定期的にメンテナンスすることで、外壁の美観を保ち、住宅の価値を維持できます。

□目地コーキングが剥がれるとどうなる?放置すると危険な理由

1:ヒビ割れの拡大

目地コーキングが剥がれると、モルタルやコンクリートのヒビ割れが拡大しやすくなります。
ヒビ割れが拡大すると、タイルが剥がれたり、雨水が浸入して雨漏りが発生する可能性が高まります。

2:外壁の劣化

雨水や湿気が浸入すると、モルタルやコンクリートが腐食し、外壁が劣化していきます。
外壁の劣化は、見た目の悪化だけでなく、建物の強度低下にもつながり、最悪の場合、建物の崩壊に繋がる可能性も考えられます。

3:修理費用の増加

目地コーキングの剥がれを放置すると、外壁の劣化が進行し、修理費用が大幅に増加する可能性があります。
早期に補修することで、修理費用を抑え、住宅の維持費用を削減できます。

4:住居の安全性の低下

外壁の劣化は、住居の安全性を低下させる要因となります。
雨漏りは、室内にカビやダニが発生し、健康被害に繋がる可能性があります。
また、外壁の強度低下は、地震などの災害時における建物の倒壊リスクを高める可能性も考えられます。

□まとめ

タイル仕上げの外壁の目地コーキングは、外壁の耐久性を保つ上で重要な役割を担っており、剥がれや劣化は放置できません。
目地コーキングが剥がれている場合は、放置せずに早急に補修を行うようにしましょう。
早期の補修は、外壁の劣化を抑制し、住宅の寿命を延ばすだけでなく、住居の安全性を確保するためにも重要です。

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