塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 現場ブログ

外壁塗装での色の失敗から学ぶ!後悔しないための選び方5選

塗り替えコラム 2024.07.23 (Tue) 更新

外壁塗装は、家の顔を変える一大イベント。
せっかくなら、理想の色で、美しく生まれ変わらせたいですよね。
しかし、いざ色を選ぶとなると、カタログの色見本だけではイメージしづらく、失敗してしまうことも。

「あの時、違う色を選んでいれば」
そんな後悔をしないためにも、この記事では、外壁塗装の色選びでよくある失敗事例と、成功するための5つのポイントを紹介します。

□外壁塗装色失敗事例4選

外壁塗装の色選びで、よくある失敗事例を4つご紹介します。
これらの失敗から、色選びのポイントを学んでいきましょう。

1:イメージと違う色で失敗

カタログの色見本だけで色を決めてしまった結果、実際に塗ってみたらイメージと違ったという経験はありませんか。
色の見え方には、面積によって大きく変わる「面積効果」というものが存在します。
カタログなどの小さい面積の色見本で選んだ色は、実際に広い面積で塗ると、明るさや彩度が違って見えることがあります。

2:ツヤが出すぎて失敗

外壁塗装では、新築時よりも高耐久の塗料を使うため、ツヤが強くなる傾向があります。
ツヤの強さは、塗料の厚みや種類によって異なります。
ツヤを抑えたい場合は、事前に施工業者に相談し、ツヤを抑える塗料を選んでください。

3:まとまりのない配色で失敗

外壁の色だけでなく、屋根や雨どい、窓サッシなど、色の変わらない部分も考慮して色を選ぶことが大切です。
全体をバランス良く見せるために、色の組み合わせを意識しましょう。

4:近隣との調和を考慮していない失敗

自分の家の色が、周りの家と比べて浮いてしまわないように、近隣の家の色も参考にしましょう。
近隣の家と全く同じにする必要はありませんが、似たトーンの色を選ぶことで、街並みに溶け込む自然な仕上がりになります。

□外壁塗装色選び方の5つのポイント

外壁塗装の色選びを成功させるために、ぜひ覚えておきたい5つのポイントをご紹介します。
これらのポイントを参考に、自信を持って理想の色を選びましょう。

1:A4サイズの色板で色を確認する

カタログの色見本だけでは、実際のイメージと異なる場合があります。
色を決める前に、A4サイズの色板など、できるだけ大きい面積で色を確認しましょう。

2:ツヤが気になる人は「ツヤなし塗料」を選ぶ

ツヤを抑えたい場合は、「ツヤなし」の塗料を選びましょう。
ツヤなし塗料には、元からツヤがない塗料と、ツヤあり塗料にツヤ消し材を混ぜてツヤをおさえる塗料があります。
施工会社に相談して、適切な塗料を選びましょう。

3:色が変わらない場所に合わせた配色にする

外壁だけでなく、屋根や雨どい、窓サッシなど、色が変わらない場所も考慮して色を選びましょう。
色の変わらない場所に合わせた配色にすることで、全体にまとまりのある仕上がりになります。

4:使用する色は全体で3色までにする

家の印象をスッキリとまとめるために、使用する色は3色までにしましょう。
色数が多すぎると、ごちゃごちゃとした印象になり、落ち着きのある空間になりません。

5:近隣の家の色合いを確認する

近隣の家と全く同じ色にする必要はありませんが、似た雰囲気の色を選ぶことで、街並みに馴染みやすくなります。
近所を歩いて、どんな色の家が多いのか確認してみましょう。

□まとめ

外壁塗装の色選びは、失敗すると後悔する可能性が高いですが、この記事で紹介した失敗事例とポイントを参考にすれば、自信を持って理想の色を選べます。
失敗事例から学び、5つのポイントを意識することで、後悔のない外壁塗装を実現しましょう。