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艶ありと艶なしの外壁塗装の特徴とは?艶ありをおすすめする理由をご紹介!

塗り替えコラム 2024.07.17 (Wed) 更新

家の外観を美しく保ちたい、そんな気持ちを持っている方は、外壁塗装のメンテナンスに真剣に取り組んでいることでしょう。
外壁塗装を検討する上で、避けて通れないのが「艶あり」と「艶なし」の選択です。
どちらも魅力的な仕上がりですが、それぞれの特徴やメリット、デメリットを理解した上で、自分の家に最適な方を選ぶことが大切です。

この記事では、外壁塗装における「艶あり」と「艶なし」の違いについて解説していきます。
艶に関する基礎知識から、それぞれのメリット・デメリット、選び方のポイントまで、わかりやすく解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

□外壁塗装における艶ありと艶なしの基礎知識

外壁塗装の艶は、見た目の印象だけでなく、耐久性にも大きく影響します。
艶ありと艶なし、それぞれの特徴を理解することで、より理想の仕上がりを実現できるでしょう。

1:外壁における艶とは

艶とは、物の表面が光を反射する性質のことです。
外壁塗装においては、塗料に含まれる顔料や樹脂の種類によって、艶の度合いが決まります。

2:艶の5段階

外壁塗装の艶は、一般的に5段階に分けられます。

・7分ツヤ:光沢度が高く、鏡面のような輝きを放ちます。
・5分ツヤ:7分ツヤよりも少し控えめな光沢で、上品な印象を与えます。
・3分ツヤ:艶ありと艶なしの中間的な光沢で、落ち着いた印象を与えます。
・つや消し:ほとんど光沢がなく、マットな仕上がりになります。
・フラット:完全な無光沢で、まるで布のような質感になります。

3:グロス値

艶の度合いを表す数値を「グロス値」といいます。
グロス値が高いほど、光沢が強くなります。
外壁塗装の艶を数値で確認したい場合は、塗料メーカーのカタログでグロス値を確認しましょう。

4:艶ありと艶なしの定義

実は、外壁塗装において「艶あり」と「艶なし」の明確な定義は存在しません。
業界では、過去に一度、艶に関する定義を定めようとしたことがありましたが、うまく浸透しなかったようです。
そのため、現在では、一般的に「7分ツヤ」以上を艶あり、「3分ツヤ」以下を艶なしと呼んでいます。

しかし、メーカーや塗料の種類によって、艶の表現は異なる場合もあるため、注意が必要です。

 

□艶あり塗装のメリットと選ぶべき理由

艶あり塗装は、光沢感があり、高級感や清潔感を感じさせる仕上がりになります。
特にこだわりがない場合は、艶あり塗装がおすすめです。

1:汚れが付きにくい

艶あり塗装は、表面が滑らかで、汚れがつきにくいという特徴があります。
そのため、汚れが目立ちにくく、美観を長く保てます。

2:耐久性に優れている

艶あり塗装は、汚れがつきにくいだけでなく、紫外線や雨風にも強いという特徴があります。
そのため、長期間にわたって、美しい状態を保てます。

3:光沢が美しい

艶あり塗装は、光沢感が美しく、高級感や清潔感を感じさせる仕上がりになります。
家の外観を美しくしたいという方には、艶あり塗装がおすすめです。

 

□まとめ

外壁塗装における「艶あり」と「艶なし」の違いについて解説しました。
艶あり塗装は、光沢感が美しく、汚れが付きにくく、耐久性に優れています。
一方、艶なし塗装は、落ち着いた印象で、個性的な外観を実現できます。
どちらの塗料を選ぶかは、好みや家の外観、予算などを考慮して決めることが大切です。

この記事が、あなたの外壁塗装の選択の参考になれば幸いです。