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雨漏り修理をすぐにしたい!コーキングでの補修方法をご紹介!

塗り替えコラム 2024.07.09 (Tue) 更新

雨漏りは、住まいの快適性を大きく損なう深刻な問題です。
特に、自分でできる修理を試したいと考えている人にとって、雨漏りの原因や適切な修理方法を理解することは重要です。
コーキング材は、DIYでも扱いやすく、雨漏りに対する効果的な応急処置手段として知られています。

この記事では、コーキングでできる雨漏り修理と、雨漏りの応急処置の手順を解説していきます。

□コーキングで補修できる雨漏りって?

コーキング材は、建物の隙間を埋めるためのシーリング材として広く使用されています。
雨漏りの原因となる箇所は様々ですが、コーキング材で補修できるケースも少なくありません。

1:サイディング外壁やALC外壁の目地

サイディング外壁やALC外壁は、建物の外壁材としてよく使われます。
これらの外壁材は、工場で板状に加工され、現場で貼り合わせられます。
しかし、板と板の間に隙間ができてしまうことがあり、そこから雨水が浸入して雨漏りを引き起こす場合があります。
この隙間を埋めるために、コーキング材が使用されます。

2:モルタル外壁のクラック

モルタル外壁は、セメントと砂を混ぜて作られた外壁材です。
モルタルは、経年劣化や地震などの影響でひび割れ(クラック)が生じることがあります。
このクラックから雨水が浸入し、雨漏りが発生するケースも少なくありません。

3:サッシからの雨漏り

サッシは、窓やドアの枠部分のことです。
サッシと外壁の隙間から雨水が浸入し、雨漏りを引き起こす場合があります。
特に、サッシのコーキング材が劣化したり、ひび割れていたりすると、雨漏りが発生しやすくなります。

これらのケースにおいて、コーキング材による補修は効果的な手段となりえます。
ただし、コーキング材はあくまでも応急処置であり、根本的な解決には至らない場合もあります。
雨漏りがひどい場合は、専門業者に相談することをおすすめします。

 

□コーキング材での応急雨漏り修理手順

雨漏りに対する応急処置として、コーキング材を用いた修理方法を4つの手順に分けて解説します。

1:古いコーキング材の撤去

古いコーキング材は、劣化してひび割れや剥がれが生じている場合があります。
そのため、新しいコーキング材を塗布する前に、古いコーキング材をきれいに取り除く必要があります。

2:対象の保護

コーキング材を塗布する際は、周辺の壁やサッシを汚さないように保護する必要があります。
マスキングテープやビニールシートなどを使い、コーキング材がはみ出さないように注意しましょう。

3:コーキング材の適用

古いコーキング材を撤去し、周辺を保護したら、新しいコーキング材を塗布します。
コーキング材は、チューブに入っているものが一般的です。
チューブの先端をカットし、コーキングガンにセットして、対象の箇所に塗布します。

4:仕上げ

コーキング材を塗布したら、ヘラで表面をきれいに仕上げます。
ヘラで表面をならすことで、コーキング材の仕上がりが美しくなります。
また、ヘラを使うことで、コーキング材が均一に塗布され、雨漏りの防止効果を高められます。

 

□まとめ

この記事では、コーキング材を用いた雨漏り修理について解説しました。
コーキング材は、雨漏りに対する効果的な応急処置手段として知られていますが、状況によっては専門業者に相談する必要があることを理解しておきましょう。
コーキング材を用いた修理を行う際は、この記事で紹介した手順を参考に、安全に作業を行うようにしてください。
DIYで雨漏り修理に挑戦することで、住まいの快適性を保ち、家計にも優しい生活を実現できるはずです。