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外壁塗装の下塗りってどんな役目があるの?下塗り塗料と一緒にご紹介!

塗り替えコラム 2024.05.05 (Sun) 更新

家のメンテナンスは、時間が経つにつれて欠かせないものになります。
特に、外壁塗装は家の寿命を延ばし、美観を保つ重要な役割を担っています。
今回は、外壁塗装において非常に重要なプロセスである下塗りの重要性と、下塗り塗料の種類について解説します。

□外壁塗装で下塗りが不可欠な理由

外壁塗装において下塗りは、見えない部分でありながら、最終的な仕上がりと耐久性に大きな影響を与える重要な工程です。

1:品質と耐久性の向上

下塗りは、塗膜の密着を高めることで、塗料本来の性能を発揮させ、塗膜の保護と仕上がりの均一性を向上させます。
塗料の吸い込みを防ぎ、ムラなく綺麗な仕上がりを可能にし、塗膜の剥がれやひび割れを防ぎます。

2:仕上がりの均一性

下塗りを行うことで、塗料の吸い込みを抑え、上塗りの際の色ムラや塗り残しを防ぎます。
これにより、仕上がりの美観が向上し、望ましい色味と質感を実現できます。

3:塗膜の保護

下塗りは、外壁の紫外線や雨風などの外的要因からの保護機能を高めます。
また、下塗りは塗膜の保護層として機能し、直接的な外的ダメージから上塗り塗料を守り、長期的な耐久性を確保します。

□外壁塗装用の下塗り塗料の種類

外壁塗装における下塗りは、その目的に応じて様々な種類の塗料が使われます。
適切な下塗り塗料を選択することで、塗装の品質と耐久性が大きく変わります。

1:シーラー

透明色か白色の塗料で、下地の密着性を高めると共に塗料の吸い込みを防ぎます。
外壁の素材に応じて選ばれ、塗装面の下地強化に効果的です。

2:バインダー

下地の吸い込みがない場合に使われ、上塗り塗料の定着を助けます。
特に平滑な表面に適しており、塗装の密着性を高める役割を果たします。

3:プライマー

金属や鉄部に用いられ、サビの発生を防ぎながら塗料の密着を促進します。
サビ防止効果を持つプライマーもあり、金属部材の保護に重要です。

4:フィラー

外壁に細かい亀裂や凸凹がある場合、上塗りが難しい時はフィラーを使用して塗装面を平らにしてから塗装することがおすすめされます。
特に、モルタル壁では補強効果のあるフィラーを使うことが重要です。
注意点として、ヘアークラックが浅い場合はフィラーで直接塗れますが、深い割れの場合は専用のフィラーを使用するか、割れを補修する工事を行う必要があります。

□まとめ

外壁塗装の下塗りは、見た目だけでなく、建物を守るためにも不可欠な工程です。
適切な下塗りを施すことで、塗装の美観、品質、そして耐久性が高まり、長期的に家を保護できます。
各種下塗り塗料の選定から塗装方法まで、専門的な知識と技術が求められるため、当社のような信頼できる会社に相談することが重要です。
こうした情報を基に、家主として賢いメンテナンス計画を立て、家を長持ちさせましょう。