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外壁の耐用年数ってどれくらい?メンテナンスのサインもお伝えします!

塗り替えコラム 2024.03.27 (Wed) 更新

自宅を長期的に守りたいと考える多くの方にとって、外壁のメンテナンスは重要な課題です。
外壁の状態を良好に保つことで、美観を維持し、家全体の耐久性を向上させられます。
この記事では、外壁の耐用年数に焦点を当てるとともに、メンテナンスをするべき劣化のサインを見極めるためのポイントを紹介します。

□外壁の耐用年数は?

外壁塗装は家の見た目を美しく保つだけでなく、建物を保護する重要な役割を果たします。
その耐用年数は一般的に10~20年とされていますが、使用する塗料によって大きく変わります。

1:ウレタン塗料

ウレタン塗料は伸縮性に優れ、光沢のある塗膜を形成します。
耐用年数は8~10年と比較的短めですが、コストパフォーマンスに優れており、初期費用を抑えたい場合に適しています。

2:シリコン塗料

耐用年数と価格のバランスが取れたシリコン塗料は、10~15年の耐用年数を持ち、最も人気が高い塗料です。
多くの家主に選ばれる理由はそのコストパフォーマンスの高さにあります。

3:ラジカル塗料

2012年に登場したラジカル塗料は、14~16年の耐用年数を誇り、コストパフォーマンスに非常に優れています。
新しい技術を積極的に取り入れたい家主に適しています。

4:フッ素塗料

フッ素塗料は15~20年の長い耐用年数が魅力で、メンテナンスの手間を省けます。
耐久性を重視する家主に最適な選択肢です。

5:無機塗料

無機塗料は耐用年数が5~25年と幅広く、塗料や無機材の配合によって品質が変わります。
高耐久性を求める塗料の良し悪しを見抜ける方向けの塗料です。

□外壁の劣化サインとメンテナンスのタイミング

外壁の劣化は見た目の問題だけでなく、家全体の耐久性にも関わってきます。
以下は劣化のサインとその対処法です。

1:チョーキング

塗膜が薄くなり、塗料の顔料がむき出しになる状態です。
これが見られたら塗り替えのサインです。

2:塗装面の膨れやはがれ

塗装の密着が離れると見られる現象で、浸水の原因になり得ます。
早めのメンテナンスが必要です。

3:カビやコケ

サイディング表面のカビやコケの発生は、素材の劣化を示します。
健康への影響も考えられるため、速やかな対策が推奨されます。

4:金属部のサビ

金属部分からのサビは、外壁にも悪影響を及ぼします。
サビが広がる前に対処することが重要です。

□まとめ

外壁の耐用年数を延ばし、家を長持ちさせるためには、適切な塗料の選択と定期的なメンテナンスが欠かせません。
劣化のサインを早期に見極め、適切なタイミングでのメンテナンスを行うことで、美観を保ちつつコストを抑えられるでしょう。
外壁メンテナンスは家全体の健康を守るためにも重要な役割を果たします。

当社は1級塗装技能士や外壁診断士が数多く在籍しております。
なにかお困り事がある場合、お気軽にご相談ください。