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外壁塗装の営業がしつこい・・・上手に断る方法を外壁塗装のプロが徹底解説!

塗り替えコラム 2023.09.09 (Sat) 更新

外壁塗装の営業がしつこい・・・上手に断る方法を外壁塗装のプロが徹底解説!

 

外壁塗装 営業

 

 

外壁塗装のアポなし訪問営業で悩んでいる方はたくさんいるでしょう。
多くの方は、
「断りたいけど、グイグイ来られて中々断れない・・・」
という経験をお持ちだと思います。

そこでこの記事では、外壁塗装のアポなし訪問営業を上手に断る方法を、現役の外壁塗装業者が詳しく解説していきます。
訪問営業に怯えたくない、貴重な時間を奪われたくないという方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

外壁塗装のアポなし訪問営業を断るべき理由

まずは、外壁塗装のアポなし訪問営業を断るべき理由について詳しく解説していきます。

 

・質の低い業者が多いから

アポなしで訪問してくる外壁塗装業者の中には、質の低い業者もいます。
もちろん、全ての業者が悪質ということではありませんが、
・ぼったくり
・高圧的
・工事の質が低い
というような質の低い業者が紛れ込んでいる可能性が高いため、トラブルリスクを軽減するためにもきっぱり断るのがおすすめです。

・とにかくしつこい営業をしてくる可能性が高いから

外壁塗装業者の中には、営業マンに厳しいノルマを課しているところもあります。
このような業者の営業マンは、訪問営業でとにかくしつこい営業をかけてくることが多いです。
こちらが断っても、あの手この手で契約を取ろうとしてきたり、長時間居座ったりするケースもあります。
契約書にサインをしなければ良いだけの話ですが、しつこく営業されると気分も悪くなりますし、自分の大切な時間も奪われることになります。

このような状況を避けるためにも、外壁塗装に限らずアポなしの訪問営業はきっぱりと断るべきと言えるのです。

 

 

よくある外液塗装の訪問営業トーク

外壁塗装のアポなし訪問営業では、とにかく不安を煽ったり、物凄くお得に見せたりするケースが多いです。
突然インターホンを鳴らしてきた外壁塗装の営業マンが、以下のセリフを言ってきた場合は、全て鵜呑みにするのではなく、一旦冷静になって考えるようにしましょう。

・今すぐ工事をした方が良いです

外壁塗装には比較的高額な費用がかかりますので、依頼する側も2つ返事で「契約する」とは言えません。
このことは営業マンもよく理解しています。
そこで、外壁塗装の営業マンは依頼者側の不安を煽るようなセリフで説得しようとします。
よくあるのが、
「こちらのお宅の外壁はかなり劣化していますので、今すぐ塗装をした方が良いです」
というセリフです。

もちろん、中には本当に外壁の劣化が進んでおり、すぐにでも外壁塗装をはじめとする補修工事をしなければならない住宅もありますが、単純に不安を煽って契約させようとしているケースもありますので注意しましょう。

・足場代を無料にします

外壁塗装の費用で比較的大きなウェイトを占めるのが、足場代です。
足場代は一般的な住宅だと20万円〜30万円ほどかかりますので、決してばかにできません。
外壁塗装のアポなし訪問営業では、比較的高額な足場代がかかることを説明したうえで、
「今契約していただければ、足場代を無料にします」
と言って、お得感をアピールするケースが多いです。

ただ、足場代である20万円〜30万円を無料にしてしまうと、外壁塗装業者の利益がかなり少なくなります。
このようなこともあり、中には足場代を他の費用項目に割り振り、あたかも足場代が無料になっているかのように見せる業者もあるのです。

足場代を引き合いに出し、安く見せようとする業者は見積書をじっくり確認されたり、相見積もりを取られたりすることを極端に嫌います。
なぜなら、お得に見せている“だけ”であることがバレてしまうからです。
そのため、
「今契約をしていただければ」
と言ってくることが多いです。

このような営業文句に乗せられてその日のうちに契約してしまうと、後悔したり、業者とトラブルになってしまったりする可能性が高くなりますので注意しましょう。

・大幅値引きをします

外壁塗装のアポなし訪問営業では、ほぼ確実に割引の話を出されます。
「今だけ」
「今日だけ」
「あなただけ」
と言われれば、なんとなくお得な気がしてしまいますが、これは訪問営業の常とう手段ですので鵜呑みにしないようにしましょう。

というのも、優良な外壁塗装業者は工事にかかる諸経費や利益、相場などを加味しながら適正金額を算出していますので、そもそも大幅割引ができません。
大幅割引ができるということは、最初から金額を上乗せしているということです。

「大幅割引をします」
と言われると心が動いてしまいそうになりますが、なぜそこまで割引ができるのかを冷静に考えてから判断するようにしましょう。

 

 

外壁塗装のアポなし訪問営業を断る方法4つ

では次に、外壁塗装のアポなし訪問営業を断る4つの方法について詳しく解説していきます。

 

防犯カメラ インターフォン

 

・インターホン越しに対応する

外壁塗装に限らず、訪問営業においてはインターホン越しに対応するのが鉄則です。
営業マンはこれまでにもたくさんの訪問営業を行ってきており、話術もそうですが、メンタルも非常に強いです。
そのため、断ってもしつこく営業してくることがあります。

インターホン越しに対応することによって、しつこく営業されたり、引き止められたりすることを防げます。
中には、
「玄関先でのご対応をお願いします」
と言ってくる営業マンもいますが、もともと契約をするつもりがないのであれば、その旨をはっきりと伝えて断るようにしましょう。

・対応しない

この記事を見ている方の中には、断るのが苦手な方もいるでしょう。
そのような方は、インターホンが鳴っても対応しないのがベストです。
外壁塗装の営業マンはスーツや作業着を着ていることが多く、手には資料やチラシを持っていますのですぐにわかります。

居留守を使うことによって、営業マンの巧みな話術に惑わされることもなくなりますし、断るタイミングを逃してしまい、貴重な時間を無駄にするということもなくなります。

・はっきりと断る

外壁塗装のアポなし訪問営業を断るためには、はっきりと自分の意思を示すことが大切です。
中には、曖昧な返事をしたり、検討する旨を伝えたりする方もいますが、はっきりと断らないと営業マンはしつこく提案をしてきます。

訪問営業を断るのに理由は必要ありません。
「契約はしません」
「外壁塗装をする予定はありません」
「おかえりください」
など、何でも構いませんのではっきりと意思表示をするようにしましょう。

・次来たら警察に通報すると伝える

訪問営業は、一度断っただけでは安心できません。
場合によっては、既に断っているのに同じ業者が何度も訪問してくるケースもあります。
そんな時は、
「本当に必要ありません。次に来たら警察に通報します。」
と伝えるのがおすすめです。

特定商取引法において、一度断られてからの再勧誘は禁止されているため、警察に通報すると伝えることによって相手に釘をさせる可能性が高くなります。

 

外壁塗装の訪問営業を断るときにやってはいけないこと

では最後に、外壁塗装の訪問営業を断るときにやってはいけないことを2つ紹介していきます。

論破しようとする

営業マンを論破しようとしたり、質問攻めにしたりする方もいますが、これはあまりおすすめできません。
なぜなら、営業マンは営業のプロであり、どのような質問や反論に対しても上手に返答してきます。
場合によっては、逆にうまく言いくるめられてしまい、契約まで持っていかれてしまう可能性もあります。

訪問営業に大切な時間を奪われるとイラっとするかもしれませんが、論破したり、質問攻めにしたりするのは疲れますし、負ける可能性もありますので避けるのが無難です。

怒鳴る

何度も質問されたり、必要ないと言っているのにしつこく迫られたりすると、徐々にイライラしてきますよね。
中には、怒鳴りつけたくなるような対応をしてくる営業マンもいます。
ただ、どれだけイライラしても怒鳴ったり、威圧的な態度を取ったりしてはいけません。
場合によっては、逆恨みされたり、トラブルに発展したりすることもありますので、どのようなことがあっても冷静に対応するようにしましょう。

 

 

まとめ

外壁塗装は、住宅の美観や快適性を維持するためにも重要な工事ですが、アポなしで訪問してくる業者に依頼するのはおすすめできません。
中には、金額を安く見せたり、不安を煽って契約を迫ったりする業者もありますので注意してください。

外壁塗装に限らず、訪問営業はどのお宅にも来る可能性があり、決して他人ごとではありませんので、今回紹介した断り方を頭に入れていざという時のために備えておきましょう。