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外壁塗装をするなら相見積もりを取るべき?見積書の見方や注意点を紹介!

塗り替えコラム 2023.06.29 (Thu) 更新

外壁塗装をするなら相見積もりを取るべき?見積書の見方や注意点を紹介!

 

見積もり

 

外壁塗装は、住宅の快適性を保つためにも、美しい外観を維持するためにも重要です。
とはいえ、外壁塗装には決して安くない費用がかかりますので、躊躇してしまっている方もたくさんいるでしょう。

外壁塗装を少しでも安く行うためには、複数の業者から相見積もりを取ることが大切です。
この記事では、外壁塗装における相見積もりの重要性や見積書の見方、見積もりを取る時の注意点について詳しく解説していきます。

 

外壁塗装で相見積もりを取るべき理由

では早速、外壁塗装で相見積もりを取るべき理由について詳しく見ていきましょう。

 

・業者によって単価が大きく異なるから

外壁塗装の費用は、依頼する業者によって大きく異なります。
相見積もりを取ることによって、それぞれの業者がどのくらいの金額で対応してくれるのかが一目でわかるようになりますので、できるだけ安く作業を行ってくれる優良業者を見つけやすくなるのです。

 

・見積もりの出し方で業者の質を判断できるから

多くの方は、見積書を「費用をチェックするための書類」として見ています。
ただ、見積書は費用をチェックするだけでなく、その業者の質を判断するためにも使えるのです。

外壁塗装の見積書には、明確なルールやフォーマットは決められておらず、それぞれの業者が独自の見積書を送ってきます。
ほとんどの業者が丁寧な見積もりを送ってきますが、中にはかなり雑な見積書を送っている所もあるのです。

見積書が雑、あるいは適当な業者は、作業の質や対応の質も悪い傾向にありますので、候補から外すことをおすすめします。

外壁塗装の見積もりをチェックする時のポイント

 

では次に、外壁塗装の見積もりをチェックする時のポイントについて詳しく見ていきましょう。

 

・作業内容が記載されているかどうか

外壁塗装の見積書をチェックする時は、作業内容が記載されているかどうかをチェックしましょう。
細かな作業内容が記載されている場合は、
「どのタイミングでどのような作業を行うのか、その作業の単価はどれくらいなのか」
ということを把握できるため、安心して依頼できます。

外壁塗装では様々な工程が必要になりますので、全ての工程を見積書に記載するとなるとかなりの時間がかかります。
そのため、中には作業内容の記載を省いてしまう所もあるのですが、このような業者に依頼すると終始不安な気持ちを抱えることになってしまいますので注意が必要です。

 

・面積や数量が記載されているかどうか

外壁塗装の費用は、塗装面積や数量などによって算出されます。
特に重要なのが、塗装面積です。
面積が少し変わるだけでも費用が大きく上下することになりますので、面積や数量が記載されているかどうかを必ず確認しましょう。

 

また、中には面積や数量をごまかして見積もりを出してくる業者もありますので、記載された数字が正しいのかどうかも含めてチェックしておくことをおすすめします。

 

・工程が記載されているかどうか

一般的な外壁塗装工事は、下記の流れで進んでいきます。
1:着工
2:足場組立
3:養生
4:下地処理
5:下塗り
6:中塗り
7:上塗り
8:養生外し、足場解体
9:清掃

この流れが見積もりに記載されている場合、どのタイミングでどの作業を行うのかを把握できます。
ただ、中には作業工程を省いて見積もりを出してくる業者もありますので注意が必要です。

また、必要な工程が抜け落ちているケース、省かれてしまっているケースもありますので、じっくりと確認しておきましょう。

 

・使用する塗料の品名が記載されているかどうか

外壁塗装で使用する塗料には様々な種類がありますが、それぞれで単価や耐久年数、機能性が大きく異なります。
同じ特徴を持つ塗料でも、メーカーが違うだけで数万円以上も単価に違いが出てしまうこともありますので、必ず塗料の品名が記載されているかどうかを確認しておいてください。

中には、
品名と単価は記載されているが、そもそもその単価が適切なのかわからない
という方もいるでしょう。

このような場合は、記載されている塗料の品名をインターネットで検索してみることをおすすめします。
そうすることによって、単価相場や特徴などを把握できますので、適切な単価設定なのかどうかを判断しやすくなります。

 

外壁塗装業者から相見積もりを取る時の注意点

では次に、外壁塗装業者から相見積もりを取る時の注意点について詳しく解説していきます。

 

 

塗装道具

 

 

・見積依頼をする業者は2〜3社、多くても4社にする

 

外壁塗装を行う際は、複数の業者から相見積もりを取ることが大切ですが、見積もり依頼をする業者は少なすぎても、多すぎてもいけません。
業者が少なすぎると料金を含め、様々な要素を比較できなくなりますし、業者が多すぎると比較に時間がかかってしまいます。

効率良く各要素を比較するためには、2社〜3社、多くても4社に見積もり依頼をするのがおすすめです。
そうすることによって、費用や作業内容、アフターフォローの有無など、様々な要素をじっくり比較できますので、自分に合った業者を見つけやすくなります。

 

・相見積もりであることを伝える

外壁塗装に限らず、複数の業者から相見積もりを取ることに対して抵抗を感じている方はたくさんいるでしょう。

この記事を見ている方の中にも、
「相見積もりと伝えたら断られるのでは?」
「相見積もりと言ったら嫌な顔をされるのでは?」
という不安を抱えている方が多くいるはずです。

 

ただ、相見積もりは決して悪いことではありませんので、はっきりと伝えることをおすすめします。
相見積もりであることを伝えれば、業者同士が競い合ってくれますので、安く外壁塗装を行える可能性が高くなります。

中には、相見積もりと伝えた瞬間に嫌な顔をする業者もありますが、そもそもこのような業者は「他社と比較されたくない」ということです。
このような業者に依頼すると、トラブルに巻き込まれたり、法外な費用を請求されたりする可能性が高くなりますので注意しましょう。

 

・同じ内容で見積もり依頼をする

相見積もりを取る時は、必ず同じ内容で依頼しましょう。
業者ごとに塗装面積や使用する塗料などを変えてしまうと、見積もりを比較できなくなります。
1部分でも内容を変えると、その時点で相見積もりの意味がなくなりますので、全社同じ内容で見積もり依頼をするようにしましょう。

 

・「一式」と記載した見積書を出してきた業者は比較対象から外す

先ほども解説しましたが、業者から送られてくる見積書を見れば、その業者の質を大体把握できます。
優良業者は、かなり細かく、そして丁寧に見積書を作成しますので、外壁塗装を初めて行う方が見ても全体像を理解しやすいです。

ただ、このような細かく、丁寧な見積もりを作るのにはかなりの時間がかかります。
質の低い業者は、手間をできる限り省くために、あえて「一式」という表記にすることがあるのです。

一式というのは「すべてまとめて」というような意味を持ちますが、これだと何にどれくらいの費用がかかっているのかわかりません。

一式と記載した見積もりを送ってきた業者に対して、再度詳細の見積もりを送るよう依頼することもできますが、そもそもこのような業者に依頼しても期待通りの仕上がりにならない可能性が高いため、その時点で依頼を見送ることをおすすめします。

 

・希望や要望をできるだけ具体的に伝える

相見積もりを取る時は、
・予算
・外壁の色
・築年数
・塗装箇所
など、できるだけ具体的な情報を伝えるようにしましょう。

 

そうすることによって、その希望や理想を反映させた見積もりを出してもらえるようになりますので、正確な費用を把握しやすくなります。

 

・足場代が無料になっていないかどうか

外壁塗装を行う際は、足場工事が必須です。
当然、この足場工事にも費用がかかるのですが、中には足場費用を無料に設定しているところもあります。

無料と聞いて、
「それならお願いしようかな」
「タダに越したことはない」
と考える方もいると思いますが、なぜ無料なのかを考えなければなりません。

よくあるのが、足場代を無料に設定して利用者に「安い」という感覚を植え付け、足場費用をその他項目の費用に上乗せするというケースです。
このようなトラップに引っかかると、決して安くないにもかかわらず「安い」と錯覚させられてしまう可能性が高くなりますので注意しましょう。

 

まとめ

外壁塗装を行う際は、複数の業者から相見積もりを取ることが大切です。
そうすることにより、安く工事を行ってくれる業者を見つけられるとともに、丁寧な対応をしてくれる顧客想いの業者も見つけやすくなります。

ただ、外壁塗装の見積もりには記載項目が多いため、
「どこに注目すればいいの?」
という疑問を抱えてしまっている方もたくさんいると思います。

そのような方は、今回紹介したポイントを意識しながら、時間をかけて各社の見積もりを比較していきましょう。