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外壁のひび割れを発見したら?適切な対処法と予防策について解説

塗り替えコラム 2025.06.16 (Mon) 更新

外壁にひび割れを発見した時、不安になりますよね。
小さなひび割れでも、放置すると大きな問題に発展する可能性があります。
早めの対処が、安心安全な住まいを守る第一歩です。
この記事では、外壁のひび割れについて、その原因や種類、そして適切な対処法を分かりやすくご紹介します。
ご自身の家の状況と照らし合わせながら、ぜひ参考にしてください。

 

外壁のひび割れの原因と種類とは

 

経年劣化によるひび割れ

 

外壁は、紫外線や雨風、温度変化など、自然環境の影響を常に受けています。
長年の間に、これらの影響によって塗膜が劣化し、ひび割れが生じる場合があります。
これは経年劣化によるもので、多くの場合、深刻な問題ではありません。
数年おきに塗装メンテナンスを行うことで、ひび割れの発生を抑制できます。

 

施工不良によるひび割れ

 

外壁塗装の施工不良も、ひび割れの原因となります。
例えば、塗料の乾燥不足や、下地との相性が悪い塗料を使用した場合などです。
塗装後すぐにひび割れが発生する場合は、施工不良を疑った方が良いでしょう。

 

地震などによるひび割れ

 

地震などの自然災害によって、外壁に大きな力が加わると、ひび割れが生じることがあります。
この場合、外壁の表面だけでなく、建物の構造自体に影響が及んでいる可能性もあります。

 

ヘアークラックの特徴と対処法

 

ヘアークラックは、髪の毛のように細い、表面的なひび割れです。
幅が0.3mm以下、深さが4mm以下の場合がほとんどです。
経年劣化による場合が多く、建物自体の強度には影響しません。
重ね塗りによる塗装や、フィラーと呼ばれる下地材を使用することで補修できます。
DIYでも可能なスプレー式やチョーク式の補修方法もあります。

 

構造クラックの特徴と対処法

 

構造クラックは、ヘアークラックよりも深く、幅が0.3mm以上、深さが5mm以上のひび割れです。
建物の構造自体に問題がある場合に発生し、放置すると建物全体の強度が低下する危険性があります。
専門会社に依頼し、シーリング剤を充填する「カットシーリング工法」などの適切な補修が必要です。

外壁のひび割れの適切な対処法をご紹介

 

ひび割れの状態の確認方法

 

まず、ひび割れの幅と深さを確認します。
幅が0.3mm未満であれば、ヘアークラックの可能性が高く、比較的軽微な問題です。
一方、幅が1mm以上、または深さが5mm以上ある場合は、構造クラックの可能性があり、専門家への相談が必要です。
ひび割れの形状や位置も確認しましょう。

 

専門会社への相談と依頼

 

ひび割れの状態を確認し、不安な場合は、専門会社に相談しましょう。
特に、2階以上の高所にあるひび割れや、幅が1mm以上のひび割れは、専門家の判断が必要です。

 

補修工事の流れと費用

 

補修工事の流れは、まず現状調査、次に補修方法の決定、そして施工となります。
費用は、ひび割れの大きさや種類、補修方法によって大きく異なります。
事前に会社から詳細な見積もりを受け取り、納得した上で契約しましょう。

 

予防策とメンテナンス

 

ひび割れの予防には、定期的な点検とメンテナンスが重要です。
外壁の塗装は、数年おきに塗り替えを行うことで、ひび割れを抑制できます。
また、雨漏りなどを早期に発見し、適切に対処することで、建物の寿命を延ばすことができます。

まとめ

 

外壁のひび割れは、放置すると雨漏りや建物の劣化、さらには健康被害につながる可能性があります。
ひび割れの状態を正確に確認し、状況に応じて適切な対処法を選択することが大切です。
小さなひび割れでも不安な場合は、専門会社に相談しましょう。
定期的な点検とメンテナンスも、建物を長持ちさせるための重要なポイントです。
早めの対応が、安心して暮らせる住まいを守ることにつながります。
専門家の適切なアドバイスを得ながら、安心安全な住まいづくりを進めていきましょう。

当社では、外壁・屋根塗装に加え、雨漏り診断や補修にも専門的に対応しています。
地域の気候に合った塗料選びや施工方法を熟知しており、見えない部分のトラブルにも迅速・丁寧に対応いたします。
外壁・屋根塗装の劣化や塗り替えでお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。