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ALC外壁の補修時期はいつ?劣化サインと費用相場を解説

塗り替えコラム 2024.09.23 (Mon) 更新

築10年以上経つご自宅、そろそろメンテナンスの時期が気になりませんか。

「いつ、どのくらいの費用で補修すればいいのかわからない…」

そんな悩みをお持ちのみなさんのために、今回はALC外壁の補修時期や費用相場について詳しく解説します。

適切な時期に適切なメンテナンスを行うことで、ALC外壁は長持ちし、家の資産価値も維持できます。

□ALC外壁の補修時期はいつ?

ALC外壁は、軽量で断熱性や遮音性にも優れていることから、近年人気が高まっています。

しかし、どんなに丈夫な素材でも、経年劣化は避けられません。
適切な時期にメンテナンスを行うことで、ALC外壁は長持ちし、家の資産価値も維持できます。

1: ALC外壁の寿命

ALC外壁の寿命は、適切なメンテナンスを行うことで、50年以上はもつと言われています。
しかし、放置すると、雨漏りや外壁の剥がれなど、深刻な問題が発生する可能性があります。

2: ALC外壁の劣化サイン

ALC外壁の劣化サインには、以下の様なものがあります。

・塗膜の白化や剥がれ
・コーキングのひび割れや剥がれ
・パネルのひび割れや爆裂
・目地の黒ずみ
・サイディングの反り

これらのサインを見逃さないように、定期的に外壁の状態をチェックすることが大切です。

3: ALC外壁の補修時期

ALC外壁の補修時期は、劣化の程度によって異なります。

・軽度の劣化
塗膜の白化やコーキングのひび割れなど、軽度の劣化が見られる場合は、塗装やコーキングの補修で済むことが多いです。

・中程度の劣化
パネルのひび割れや爆裂など、中程度の劣化が見られる場合は、パネルの交換が必要になる場合があります。

・重度の劣化
雨漏りや外壁の剥がれなど、重度の劣化が見られる場合は、大規模な改修工事が必要になる場合があります。

□ALC外壁の劣化サインとチェックポイント

ALC外壁の劣化サインを見つけるには、定期的なチェックが重要です。
ここでは、チェックポイントを3つに分けて解説します。

1: 目地のチェック

ALC外壁は、パネルとパネルの間にコーキング材が充填されています。
このコーキング材は、経年劣化によってひび割れや剥がれが生じることがあります。

コーキング材の劣化は、雨漏りの原因となるため、定期的にチェックすることが大切です。

2: 塗膜のチェック

ALC外壁は、塗膜によって保護されています。
塗膜が劣化すると、雨水や紫外線から外壁を守れなくなり、ALC外壁の劣化が加速してしまいます。

塗膜の劣化サインとしては、白化や剥がれ、ひび割れなどがあります。

3: パネルのチェック

ALC外壁のパネルは、経年劣化によってひび割れや爆裂が生じる場合があります。
パネルのひび割れは、放置すると雨漏りの原因となるため、早期に補修することが大切です。

□まとめ

この記事では、ALC外壁の補修時期や費用相場について解説しました。

ALC外壁は耐久性に優れている一方、適切なメンテナンスを行うことが大切です。
定期的に外壁の状態をチェックし、劣化サインを見逃さないようにしましょう。

安心して快適な住まいを長く保つためにも、今回の記事を参考にして、適切なメンテナンス計画を立ててみてください。