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天井漆喰のデメリットとは?後悔しないための正しい選び方と対処法

塗り替えコラム 2024.09.16 (Mon) 更新

天井に漆喰を採用したいけど、デメリットが気になる方にうれしいお知らせです。
天井の漆喰にはデメリットがありますが、デメリットはを知ることで対処できるかもしれません。
この記事では、天井漆喰のデメリットと、後悔しないための正しい選び方と対処法を詳しく解説します。

□天井漆喰のデメリットとは?知っておきたい5つのポイント

天井に漆喰を採用する際は、その魅力だけでなく、デメリットについても理解しておくことが大切です。
せっかくの理想の住まいを実現するために、事前にしっかりと情報収集を行い、後悔のない選択をしましょう。

1:施工が難しい

漆喰は、現場で粉末を水と混ぜて練り、コテを使って丁寧に塗っていくため、熟練した職人の技術が必要です。
特に、天井は壁よりも施工が難しく、仕上がりに差が出やすい部分です。
そのため、腕の悪い職人が施工してしまうと、コテ跡が目立ったり、ムラができたりする可能性があります。

2:工期が長い

漆喰は、乾燥に時間がかかるため、施工から完成までに時間がかかります。
一般的なビニールクロスと比べると、工期が約2倍ほど長くなる場合もあります。
そのため、時間に余裕を持って計画を立てる必要があるでしょう。

3:費用が高い

漆喰は、ビニールクロスや珪藻土などに比べて、材料費が高価です。
さらに、熟練した職人の技術が必要となるため、施工費も高くなる傾向にあります。

4:柄や色が付けにくい

漆喰は、白が基本で、色を付ける場合は、顔料を混ぜて調整する必要があります。

しかし、顔料の種類によっては、色ムラが出やすく、均一な色を出すのは難しいです。
また、柄を付けることも難しいため、シンプルなデザインになりがちです。

5:ひび割れしやすい

漆喰は、乾燥すると硬化し、伸縮性が低くなります。
そのため、下地が伸縮したり、地震などの揺れが発生したりすると、ひび割れが発生する可能性があります。

□後悔しない!天井漆喰のお手入れ方法

1:擦り傷やちょっとした汚れ

消しゴムやメラミンスポンジで軽く擦ることで、簡単に落とせます。

しかし、築年数が経ち、味が出てきた漆喰の場合、擦った部分だけが綺麗になってしまい、余計に目立ってしまう可能性があるので注意が必要です。

2:コーヒーやお茶などのシミ

飲み物が漆喰に染み込んでしまった場合は、消しゴムやメラミンスポンジでは汚れを落とせません。
目の細かいサンドペーパーで表面を優しくこすり、メンテナンスするようにしましょう。

3:それ以外のしつこい汚れ

消しゴム、メラミンスポンジ、サンドペーパーで落とせないようなしつこい汚れは、重曹や漂白剤を使用してみましょう。
重曹を塗ってしばらく放置した後、拭き取って漂白剤を吹き付けます。
さらに放置した後、水を吹きかけて漂白剤を薄めると、汚れを目立たなくできます。

□まとめ

天井に漆喰を採用する際は、施工の難しさ、工期の長期化、費用のかかりやすさ、柄や色の制限、ひび割れのリスクなど、デメリットを理解しておくことが大切です。
しかし、適切な施工とメンテナンスを行うことで、これらのデメリットを軽減できます。
漆喰の美しさや機能性を最大限に活かすためには、事前にしっかりと情報収集を行い、専門家のアドバイスを参考にしながら、後悔のない選択をするようにしましょう。

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天井漆喰に興味のある方はぜひ当社までご相談ください。