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外壁塗装の乾燥にかかる時間はどれくらい?決まり方や注意点を解説

塗り替えコラム 2024.06.18 (Tue) 更新

自宅を所有している方の中で、品質に敏感で自宅のメンテナンスにこだわりを持つ方にとって、外壁塗装の乾燥時間についての正確な情報は必要ですよね。
外壁塗装の乾燥時間を理解することは、品質の維持と長期的な住宅の保護に不可欠です。

本記事では、塗料の種類ごとの乾燥時間と、塗装作業中の注意点を解説していきます。

□外壁塗装の乾燥にかかる時間とは?塗料ごとの違いと基本的な知識

外壁塗装の乾燥時間は、使用される塗料の種類に大きく依存します。
主に市場に出回っているのは水性塗料と油性塗料で、それぞれ乾燥時間が異なります。

1:水性塗料の特徴と乾燥時間

水性塗料は水を主成分としており、塗装後、水分が蒸発することで硬化します。
一般的に、水性塗料の乾燥時間は短く、環境にも優しいとされています。
指触乾燥までの時間は1~2時間程度ですが、完全に乾燥するまでには数日を要することもあります。

2:油性塗料の特徴と乾燥時間

油性塗料には有機溶剤を含み、顔料と樹脂で構成されています。
油性塗料の乾燥は、有機溶剤が蒸発することによって進行し、塗膜が硬化します。
油性塗料は水性塗料よりも乾燥に時間がかかり、通常は数日から1週間程度が必要です。

□外壁塗装を乾燥させる際の注意点

外壁塗装の乾燥工程は、品質に大きな影響を与えるため、適切な管理が必要です。

1:乾燥時間の重要性

外壁塗装の乾燥時間は、塗膜の品質維持において決定的な役割を果たします。
乾燥時間が不十分な場合、塗膜が正しく固まらず、剥がれや色ムラ、ベタつきといった問題が生じるリスクが高まります。
また、施工後の耐久性にも大きく影響するため、メーカーや塗料の種類による推奨乾燥時間をしっかり守ることが重要です。
適切な乾燥時間を保証する業者を選ぶことも、品質を確保する上で非常に有効な手段と言えるでしょう。

2:天候への配慮

外壁塗装を行う際、気象条件は非常に重要な要素です。
特に雨の予報がある日は、塗装作業を避けるか、しっかりとした養生を施して雨水が塗膜に影響を与えないようにします。
また、湿度が高い日や気温が低すぎる日も、乾燥に必要な時間が大幅に変動するため、気象条件を日々チェックし、最適な状況で塗装ができるよう計画を立てることが望まれます。

3:完全乾燥までは触らない

塗装された外壁は、表面が乾いているように見えても内部まで完全に乾燥しているとは限りません。
塗膜が完全に硬化するまでは、外壁に直接触れることは避けるほか、塗装面に直接水がかからないように注意し、近くでの水まわり作業や植木の手入れも控える必要があります。
乾燥工程の進行を確認しながら、外壁に不要な負担がかからないよう管理することが大切です。

□まとめ

この記事では、外壁塗装の乾燥時間に関する基本知識と、塗装を成功させるための注意点を詳述しました。
水性塗料と油性塗料の違い、それぞれの乾燥時間、そして乾燥工程中の重要なポイントを把握することで、長期にわたり家の美観と機能を保てるようになります。
外壁塗装を計画されている方は、これらの情報を参考に、質の高い塗装作業を行ってください。

外壁塗装をお考えの方は、熟練の技術を誇る職人が多く在籍する当社にお気軽にご相談ください。