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屋根のサビから家を守る!正しいメンテナンス方法についてご紹介!

塗り替えコラム 2024.03.14 (Thu) 更新

屋根は私たちの家を雨や風から守る重要な役割を担っています。
しかし、時間の経過と共にサビが発生し、屋根の機能が低下することも。
この記事では、屋根にサビが発生する原因と、その効果的なメンテナンス方法について解説します。
屋根のサビ対策を正しく理解し、適切なメンテナンスを行うことで、長持ちする快適な家を維持しましょう。

□屋根にサビが発生する原因は何?

屋根にサビが発生する主な原因は、以下の3点に大別されます。

*水分の付着

雨や風によって屋根の鉄部に水分が付着し、その水分が空気中の酸素と反応することでサビが発生します。
特に湿度が高い地域や、雨が多い時期にはこの現象が顕著になりやすいです。
屋根材自体の防水機能が低下している場合、サビの進行はさらに速まる可能性があります。

*もらいサビの発生

周囲に金属製の物がある場合、それらから発生するサビや鉄粉が風に乗って屋根に付着することがあります。
例えば、屋根の近くに放置された自転車や脚立からのもらいサビは、屋根の鉄部に直接影響を及ぼします。
このもらいサビは見た目の問題だけでなく、屋根の耐久性を低下させる原因となり得るので、注意しなければなりません。

*施工の問題

屋根の施工時に手抜き工事が行われた場合、サビの発生リスクは高まります。
不十分な塗装やコーティングは、屋根材の防水効果を十分に発揮できず、結果として鉄部に水分が付着しやすくなります。
また、施工時の細かなミスも、長期的には屋根のサビを招くことになりかねません。

□屋根のサビに対するメンテナンス方法!

屋根のサビには、その進行度に応じた異なるメンテナンス方法があります。

1:屋根塗装

サビの初期段階では、屋根塗装が効果的です。
屋根塗装には錆び止め塗料を使用し、サビの発生を予防できます。
すでに発生している軽度のサビであれば、ケレン作業によってサビを削り落とし、塗装することで状態を改善することが可能です。

2:屋根カバー工法

屋根塗装では対応できないほどのサビには、屋根カバー工法が適しています。
既存の屋根の上に新しい屋根材を被せることで、屋根を全面的に新しくすることが可能です。
これにより、屋根の耐久性を高めるとともに、見た目の美しさも回復できます。

3:葺き替え工事

屋根のサビが進行し、下地にまで損傷が及んでいる場合は、葺き替え工事を行う必要があります。
葺き替え工事によって屋根は全面的に新しくなりますが、その分、工事は大規模かつ費用もかかります。
定期的なメンテナンスでサビを早期に発見し、葺き替え工事の必要性を最小限に抑えることが重要です。

□まとめ

この記事では、屋根にサビが発生する原因とその対処法について解説しました。
サビは水分の付着、もらいサビ、施工の問題が原因で発生します。
対処法としては、屋根塗装、屋根カバー工法、葺き替え工事があり、サビの進行度に応じて適切な方法を選択することが大切です。
定期的なチェックと適切なメンテナンスで、屋根の寿命を延ばし、快適な家を維持しましょう。